野球部活動報告
第75回徳島県高等学校野球春季大会 組合せについて
皆様、日頃は本校硬式野球部の活動にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
チーム一同、新型コロナウィルス感染拡大に伴う活動時間の制限や、2月前半における全県立学校対象の分散登校期間中における部活動の自粛期間など様々な制約にも負けることなく、感染防止対策ガイドラインを遵守しながら日々の練習に取り組み、自分の能力を高めることを目指し努力しています。
さて、2月19日(土)にオンラインにて第75回徳島県高等学校野球春季大会の組合せ抽選会が開催され、出場全27チームの対戦相手が決定しました。トーナメント表は下のファイルの通りです。
本校の初戦は3月25日(金)の12時30分より、鳴門オロナミンC球場で行われる、つるぎ高校との1回戦です。
準々決勝で敗退した秋季大会の悔しさを胸に、「一球一心 ~心はひとつ~」のチームスローガンのもと厳しく鍛え抜いた冬の成果を発揮するべく、まずは一戦必勝を積み重ね、春の頂点へ駆け上がることができるよう全力で戦います。
皆様、応援よろしくお願いします。
《文責》尾形
2022(令和4)年1月 硬式野球部活動報告(初詣・練習始め)
皆様、新年明けましておめでとうございます。
日頃より、硬式野球部の活動に対する温かい応援並びにご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、城南高校硬式野球部は本日1月4日(火)より、新年の活動を始めました。
13時に集合し、監督による新年挨拶の後、忌部神社へ初詣に行きました。選手はもちろんマネージャー、監督、部長の全員が学校から徒歩で向かい、正月早々チームのスローガンである「一球一心 ~心はひとつ~ 」を体現しました。
野球は投手と打者の勝負といった個人戦の要素を持ちつつ、グラウンドで同時にプレーする9人はもちろん、全員が協力しないと勝てない。そして、どんな困難も一人ひとりが乗り越えなければならない。そして、全員で乗り越えてこそ心の強さが生み出される。忌部神社の長い石段が、そのことを教えてくれたように思います。
参拝を終え、徒歩で登った石段でダッシュをした後はグラウンドへ戻り、新年最初の練習に取り組みました。大きな声を出し、元気いっぱいに練習に取り組む姿からは、正月休みによる鈍りを感じさせず、春に向けての明るい希望の光が見えました。
けが人もなく、選手10名全員が元気に揃い、創部124周年となる今年の活動が幕を開けました。
練習で実力を伸ばし、まずは春季大会で結果を残し、その先に夏の選手権初出場、甲子園での2勝目とつながるよう、高い意識を持って取り組んでいきます。
今年も積極的に、活動に関する情報を更新していきますので、ぜひご覧ください。
《文責》尾形
2021(令和3)年12月 硬式野球部活動報告(練習納め)
2021(令和3)年の練習納め。
厳しい寒さと強風に見舞われたこの数日とは異なり、さわやかな晴天に恵まれた今日は眉山でのトレーニングのあと、スイング練習に取り組み、最後に大掃除をおこないました。
今年は、部員にとっては激動の一年だったと思います。4月に監督、部長が交代し、新体制になっただけでなく、コロナ禍による活動の制限など、これまで当たり前と思っていたことがすべて変化し、その変化にしなやかに対応していくことが求められた一年でした。他校以上に、様々な面において不安もあったはずですが、この状況下においてもしっかり実力を高め、新チーム発足以降、選手10名という少人数で新人ブロック大会優勝、秋季大会ベスト8と結果を出し、練習試合でも相手のレベルに関係なく高い勝率を残す姿は私たちスタッフにとっても誇りに思います。
2022(令和4)年は創部124年目です。徳島県の野球の歴史は、私たち城南高校硬式野球部の歴史であると同義です。これまで歴史を築いてきた先輩方の思いを継ぎ、次世代に伝えていくことが私たちの使命です。
チーム一同、年末年始で今年一年の成果と反省に立ち、課題を明確にした上で、年明けには夢の実現に向けて素晴らしいスタートを切る準備をしていきます。
皆様、今年も硬式野球部の活動にご理解、ご協力いただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
《文責》尾形
2021(令和3)年11月 硬式野球部活動報告(練習試合)
日頃は、本校硬式野球部の活動にご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございます。
さて、11月に行われました練習試合の様子および結果について、報告いたします。
11月6日(土)
城南 ○ 8 ー 0 ● 徳島科学技術
11月7日(日)
城南 ○ 13 - 0 ● 阿波
城南 ● 0 - 7 ○ 川島
11月14日(日)
城南 ○ 3 ー 1 ● 城西
城南・城ノ内 ● 0 - 7 ○ 城西
11月20日(土)
城南 ○ 5 ー 2 ● 池田
城南・城ノ内 ● 2 ー 5 ○ 池田
11月23日(火)
城南・城ノ内 ● 4 - 7 ○ 徳島北
城南 ○ 3 ー 1 ● 徳島北
最終ゲームとなった徳島北高校戦ではエース木内の1失点完投、主砲大西の右越え本塁打、3番西川珠の勝ち越し中越タイムリー2塁打など,攻守にわたり理想的な試合展開で勝利しました。
安定感のある試合展開に成長を感じる一方で、この期間は2試合目になると、どうしても1試合は内容が悪くなり、見せ場もなく負けるという流れが来年に向けての課題となりました。
接戦をモノにする力、さらにビハインドの局面から逆転し勝ち切る力をつけることが今後求められます。
また、この期間は城ノ内中等教育学校・高校の生徒たちと一緒に戦った試合もあります。
本校にとってもよりコミュニケーション能力を高め、実戦で発揮する力をつけることができたとともに、城ノ内の生徒にとっても春に迎える新入生とともに戦うにあたって、普段はあまり交流のない本校の生徒とともにプレーした経験が生きる場面が必ず来ると考えています。11月の終わりには、同じユニフォームを着たら本当に1つのチームではないかと思うほど、交流を深めたようです。
さらに、今月の練習試合ではたくさんの小中学生もグランドを訪れ、練習試合を観戦していただきました。
本校の試合を観戦し、一人でも多くの人が「ぜひ城南高校に入学し、ユニフォームを着て一緒に甲子園に行きたい」と思っていただいたなら、チーム一同この上なくうれしいことはないと思います。私たちは学校で、そんな皆さんを待っています。
この1年、新型コロナウィルス感染拡大に伴い様々な制約がある中、野球ができることへの感謝と喜びを胸に、部独自に制定した感染防止対策ガイドラインを遵守しながら、一戦ごと戦い抜きました。今年も関係者をはじめ、皆様のご支援のおかげで充実した練習試合を行うことができたことを、心より感謝申し上げます。
日本高野連の規定により、全国の野球部において、12月から2月いっぱいまで対外練習試合を組むことができない期間に入ります。
今日もチーム一同、心技体すべてにおいて充実した練習に取り組み、レベルアップを目指して眉山から吹き下ろす寒風に立ち向かいながら、熱く練習に取り組んでおります。今年の成果と反省を踏まえ、自分に厳しく、自分の可能性を信じて真剣に取り組む生徒たちの日々成長する姿を見ていると、来年の春を迎えるのが本当に楽しみです。
徳島市のランドマークとして、私たちに春の訪れを告げる眉山の満開の桜とともに、球場では試合ごとに城南高校の勝利を讃える校歌を響き渡らせることで徳島県に球春到来を告げ、夏には選手権初出場の悲願を達成できるよう努力し続けていきますので、今後とも応援よろしくお願いします。
《文責》尾形
2021(令和3)年10月 硬式野球部活動報告(オータムリーグ)
10月から11月にかけて、徳島科学技術高校第二グラウンドを会場に開催された「オータムリーグ」に参加しました。
オータムリーグとは、特別ルールを用いたリーグ戦で、本校を含めた7チームが参加しました。
特別ルールの一例として
・ 打者は低反発バット(木とカーボンの複合)もしくは木製バットを使用
・ バントは禁止
・ 投手はストレートのみ(変化球の投球は禁止)
・ ストライクの見逃しはアウト
などが挙げられます。
審判やボールボーイなどは試合をしていないチームが行い、生徒が主体となって運営にあたります。
ここからは、本校関係の試合結果について報告いたします。
(リーグ戦)
10月2日(土) 城南 〇 7 - 0 ● 徳島科学技術SCI(7回コールド)
10月3日(日) 城南 〇 3 - 1 ● 城北
城南 〇 5 - 0 ● 徳島科学技術TEC(8回コールド)
10月10日(日) 城南 ● 1 - 2 〇 名西
10月23日(土) 城南 ● 0 - 3 〇 徳島科学技術TEC
10月24日(日) 城南 〇 5 - 2 ● 徳島科学技術TEC
城南 〇 6 - 1 ● つるぎ(7回コールド)
10月30日(土) 城南 〇 7 - 2 ● 小松島西(8回コールド)
計 6勝 2敗(リーグ1位)
(クライマックスシリーズ)11月3日(水)
準決勝 城南 〇 5 - 0 ● 名西(7回コールド)
決 勝 城南 ● 4 ー 7 〇 徳島科学技術SCI
※ 本校は準優勝
日本の高校野球では、大会はトーナメント方式で行われます。勝たなければ次の試合はないため、どうしても偏った選手起用になることが問題点ですが、リーグ戦ではもし負けたとしても、再度勝利を目指すことが可能です。そのため、多くの選手に出場し、プレーする機会を与えることができます。相手は「敵」ではなく、お互いを高め合う「仲間」である。まさにその理念に則った形で、本校は選手10名と非常に厳しい状況ですが、選手4名で単独では大会に出場できない城ノ内中等教育学校・高校の選手と一緒に戦った試合もあり、お互いにとって良い刺激となりました。
オータムリーグは、リーグ戦の長所を生かし、参加チーム全体のレベルアップを図る取り組みとしても効果的かつ先進的であるといえます。
また、本校には大学など次のカテゴリーで野球を続けることを希望している生徒も多くいます。高校より上では木製バットを使用するため、オータムリーグを通じ高校生のうちに低反発バットや木製バットを使用した実戦経験を積むことが、将来の野球人生において必ずプラスに作用します。おそらく、現在の高校生が現役のうちにはならない見込みですが、近い将来、硬式金属バットは飛びすぎないように規格変更する動きがあります。バットを折ったり、ストレートしか来ないとわかっていながらも詰まらされる中で、いかに普段の試合では金属バットの機能に助けられており、芯でとらえることが大切であるかを学んだと思います。
残念ながらクライマックスシリーズで敗れ、完全優勝とはなりませんでしたが、普段は限られたスペースでの活動を余儀なくされている本校にとって、この時期に多くの実戦経験を積むことができたことで意識の向上につながりました。リーグの運営に携わっていただいた事務局をはじめとする皆様への感謝を申し上げるとともに、本校を含めすべてのリーグ参加チームがこの経験を活かし、今後活躍することを期待しております。
《文責》尾形