《家庭クラブ紹介》

    学校家庭クラブは通常の部活動とは異なり、高等学校で
  家庭科を履修している生徒によって組織されています。
  家庭クラブでは、「創造・勤労・愛情・奉仕」の精神に
  基づき、家庭科で学んだ知識や技術をいかして、学校や 
  地域の生活をよりよいものにしようと、様々な実践活動 
  に取り組んでいます。活動は学校単位で行われています 
  が、全国高等学校家庭クラブ連盟や、四国・徳島県の連
  盟も組織され、他校生と一緒の活動も実施しています。

令和4年度活動報告

第43回ホームソーイング小・中・高校生作品コンクール 入賞

「第43回ホームソーイング小・中・高校生作品コンクール」リメイク・デコ作品部門において,202HR  の田中爽妃さんが努力賞をいただきました。

田中さんによると,『セールで買ったズボンが大きすぎたのでこのまま捨てるのはもったいないと思い、上下を逆に使うという発想でジャケットにリメイクしました。工夫した点は、裏地をつけて見栄えよくしたことと、前身頃にカギホックをつけたところです。左右の脇ポケットは奥行きを短くし使いやすくしました。』とのことで,これこそがSDGsを実践した行動です。

みなさんも不要になった洋服をリメイクして活用してみませんか?

   

みんなが健康!県産食材レシピコンクール(フレイル予防部門)二次審査及び表彰式

12月18日(日)徳島グランヴィリオホテルで、「みんなが健康!県産食材レシピコンクール(フレイル予防部門)」の二次審査及び表彰式がありました。

今年度から始まった「フレイル予防部門」に105HRの下林莉奈さんのレシピが一次審査を通過し、出席しました。応募総数は1,407通もあったそうで、「野菜たっぷり部門」「フレイル予防部門」それぞれから5作品ずつ選ばれました。下林さんのレシピは「豆腐のふわふわナゲット」。子どもの頃肉が嫌いだったのでお母さんが工夫して作ってくれていたものに、にんじんや紅ショウガを加えてアレンジしたそうです。飯泉知事や教育長の前で作品の説明をし、質疑に答えました。審査の結果、優秀賞をいただきました。

   

防災炊き出し訓練

12月9日(金)期末考査最終日の放課後、調理室で防災炊き出し訓練を行いました。

今回は夏に地産地消すだち料理講習会で教えていただいた、料理研究家の武岡泰子先生考案レシピです。ハイゼックス袋を使用した「トマトカレーリゾット」と「和っチャイ」。リゾットは、無洗米やサバ水煮缶・トマトジュースなどをハイゼックス袋に入れ、空気を抜いて輪ゴムで留め、沸騰した湯で30分、後10分蒸らすとできあがり。「和っチャイ」は、水(1カップ)・マシュマロ(中3つくらい)・スキムミルク(大さじ2)・粉末緑茶(小さじ2)をハイゼックス袋に入れて10分ゆでるだけで、ほっこり温まるチャイのできあがり。

 

   

非常食選びのポイントは、自分や家族の好む味・アレルギーや体質に配慮・調理が簡単・ゴミが少ない・賞味期限が長い材料・ローリングストックも併用するなどがあげられ、今回はスキムミルクや粉末抹茶・缶詰などを使ってみました。調理器具をほとんど使わず、計量もアバウトで簡単でした。これからもいろいろな味でチャレンジしてみたいです。

    

早寝早起き朝ごはん呼びかけPOP表彰式

12月5日(月)県庁のすだちくんテラスで、「早寝早起き朝ごはん」呼びかけPOPの表彰式が行われました。

       

知事賞  104HR 橋本 陽茉梨           教育長賞 102HR 柴山 鈴音

       

       特別賞  106HR 亀井 陽花

 

 

 

健祥会学園 出前授業(介護)

11月21~30日の5日間、専門学校 健祥会学園の出前授業が行われました。テーマは「介護の視点から2040年の日本社会と未来の自分を想像してみよう」。

1年生8クラスすべてにおいて、1回目は講義と電動ポータブルトイレ・次世代型電動車いすのデモンストレーション、2回目はクラス全員が認知症のVR体験と高齢者疑似体験を行いました。

今後ますます超高齢社会が進み、介護の専門職不足となるため、地域の人々の支援が必要となる地域包括ケアシステムの話や福祉用具が進化しているなど新しい考え方を知ることができました。

認知症や身体障害の体験は想像以上のものであり、洗濯を干したり買い物をしたりという日常生活も大変苦しいものであることがわかりました。今後は体の不自由な人や高齢者など困っている人を見かけたら声をかけたり、自分たちのできることをさがして行動していきたいと感じました。

   

フードドライブ活動

10月5日の放課後、校内で集まった食品をフードバンクとくしまへ届けてきました。お米やカップラーメン、お菓子など各家庭では不要でもまだまだ賞味期間のある食品がたくさん集まりました。「もったいない」から「ありがとう」の精神で、少しでも食品ロスが減ることを期待します。今後も家庭で余る食品は早めに整理し、スーパーマーケットなどでもフードドライブ活動を実施していますので、ぜひ有効活用できるように心がけていきましょう!

 

城南祭 家庭クラブ展

9月4日(日)久しぶりの通常開催の城南祭が行われました。家庭クラブ展として、各種コンクール出品作品やホームプロジェクトや普段の活動報告を展示発表しました。

「早寝早起き朝ごはん呼びかけPOP」や「みんなが健康!県産食材レシピコンクール」・「シーフード料理コンクール」「FHJ全国高校生料理コンクール」などの工夫された料理のレシピや家庭での生活改善を実施しまとめたホームプロジェクトなど参考になるものが多くありました。

また、8月から始めた「おたすけ傘」9月に行う「フードドライブ活動」などについても案内しました。

  

 

 

フードドライブ活動

昨年に引き続き、フードロス削減のため自宅等で不要な食品を寄贈していただく『フードドライブ』を実施することになりました。提供いただきたい食品は、品質に問題がない食品(賞味期限が明記され2か月以上あるもの)とさせていただきます。

 〇穀物(お米・麺類・小麦等)   〇飲料(ジュース・コーヒー・お茶)※アルコール類は✕

 〇インスタント食品・レトルト食品 〇乾物(のり・豆など)

 〇調味料各種・食用油       〇ギフトパック(お歳暮・お中元)など

持ってきていただいた食品は、昭和町にある「フードバンクとくしま」へ持って行き、必要とされている団体や福祉施設などへ届けていただきます。

フードドライブ実施期間の締切を9月30日(金)とし、事務室または2階家庭科室前の回収箱までお願いします。「もったいない」から「ありがとう」への取組に参加しませんか?

第73回祖父母の会

家庭クラブのメイン行事で、松柏会家庭教育研修部と共催のイベントである『祖父母の会』も73回目となりました。今年度の企画をどうしようかとクラブ員で相談し、今年も新型コロナ感染症の影響から全校生徒の祖父母の方にプレゼントを作成し贈ろうということになりました。

今年も脱プラを目指し、コルクコースターにそれぞれイラストを描いたり消しゴムはんこで飾りをつけたりしてオリジナルのコースターを制作しました。これを昨年の写真入れの際にくりぬいた色画用紙を台紙としてカラーの新聞紙で包んでみました。

   

地産地消すだち料理講習会

8月24日(水)昨年に引き続き『地産地消すだち料理講習会』を行いました。

講師は 料理教室 和ーMeshiのススメ 主宰  

    すだちSUムリエ(すだち&すだち果汁料理研究家)

    食育インストラクター・薬膳マイスター の 武岡泰子 先生(保護者の方でもあります)

実習内容は、「すだちを使って爽やかSUイーツ」

    ★キャロットケーキ ~美人に変身にんじんケーキ すだち添え~

    ★ヘルシーカッサラータ ~あなたの脂肪をカッサラータ なると金時とすだち入り~

参加者は6名でしたが、旬のすだちの香りの中でおいしいスイーツができあがりました。

残念ながら講師の武岡先生は、都合によりオンラインでの講習となってしまいましたが、今風の新しいカタチかなとも思いました。