2月7日(土)午後、徳島大学総合科学部3号館において、「第2回 徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会」が開催されました。
本研修会は、第1回研修会で学んだ課題研究のテーマ設定や研究方法を踏まえ、各校で検討・決定した課題研究のテーマおよび検証方法について、ポスターセッション形式で発表・議論を行うものです。大学教員や高校教員から専門的な助言を受けるとともに、生徒同士が互いの研究内容を紹介し合い、視点を広げることを目的としています。
今回は、本校を含む3校(城南高等学校、富岡西高等学校、海部高等学校)が参加し、24グループの生徒が発表しました。発表は3交代制で計3回行われ、1回あたり発表4分、質疑9分と、対話と議論を重視した構成で実施しました。会場では、大学教員6名、高校教員10名が各ポスターを巡回し、専門的な助言が行われる一方で、生徒同士が学校の枠を越えて質問し合い、高校生同士の活発な交流が随所に見られました。


大学の先生から専門的意見をもらいます 高校教員・生徒も積極的に質疑を行います
講評では、「着眼点の面白いテーマが多い」という評価とともに、より質の高い研究にするためには、先行研究の丁寧な調査と、それを踏まえた実験計画の立案、検証と考察を粘り強く行うことの重要性が示されました。


大学の先生方から講評をいただきました。
研修会終了後には、大学教員への相談の時間を設けました。多くの生徒が大学教員や高校教員に積極的に質問しており、積極的に研究活動に取り組もうとする姿勢が見られました。また他校の生徒・教員同士で研究内容について話をするなど、課題研究を「一人で進めるもの」から「仲間と高め合うもの」へと広がっていく雰囲気が感じられました。こうした取組が各校のカリキュラムにも反映されつつあり、本研修会が着実に定着し、成果を上げていることがうかがえます。


多くの生徒が大学の先生方に質問に行き、積極的に意見交換をしていました
生徒たちは、今回得られた貴重な意見を生かし、研究テーマを再考する者や、次の実験・調査に向けて実際に動き出す者など、課題研究を進めていく様子を見せ始めています。これから研究が継続的に深化していくよう、探究を止めない仕組みづくりを今後も大切にしていきたいと考えています。
今後も大学や他校との連携を重視しながら、徳島県全体で課題研究を育てていく取組に貢献していきたいと考えています。
2月8日(日)13:00より徳島県立総合教育センターで開催された「令和7年度 とくしま生徒まんなか探究活動推進事業等 成果発表会」において、本校代表として、応用数理科2年生の研究グループが発表を行いました。発表題目は「ヒト腸内由来放線菌の生育とその代謝物について~食品パウダーの効果~」です。
本校では、SSH活動における「課題研究について知る」「課題研究を行う」「課題研究を発表する」という一連の学習過程の一部を、「令和7年度 とくしま生徒まんなか探究活動推進事業」からの助成を受け、実施しています。
今回の発表を聞いて、応用数理科の生徒は、研究内容が整理され、伝え方が上手くなっており、発表の質が着実に向上していると感じました。


研究内容が整理され、発表が上手くなってきました。成長しています。
本発表会では、県内多くの高校における探究活動の取組が紹介され、非常に有意義な機会となりました。降雪の影響により日程が短縮され、相互意見交流会が実施されなかったことは残念でしたが、講評の中で「巻き込まれ上手になろう」という言葉があり、探究活動を広げていく上で大変印象に残るものでした。
今後も、生徒が主体的に他者と関わりながら学びを深める探究活動を一層推進していきたいと考えています。
2月1日(日)9:00~12:30、城南高等学校生物室において、徳島県内の高校生が集まり、発展的な実験を行う「Jonan Science Lab」を実施しました。本事業は前年度に引き続き、かずさDNA研究所と連携して行いました。
実験内容は、分子生物学の代表的な実験手法である「PCR法」および「電気泳動法」を活用した「ALDH2遺伝子の多型解析~お酒に強い遺伝子を持つか調べよう~」でした。お酒に対する体質の違いが、DNAの1つの塩基の違い、すなわち一塩基多型(SNP)によって生じることを題材に、遺伝子解析への理解を深める内容です。
参加者は、城ノ内中等教育学校9名、富岡東高等学校8名、城北高等学校2名、城南高等学校8名の計27名で、県内複数校の生徒に参加していただきました。
実験は、①口内上皮細胞の採取、②細胞分解溶液によるDNA抽出、③2種類のプライマーを用いたPCR反応、④電気泳動による解析、⑤トランスイルミネーターによる結果確認、という流れで実施しました。


①口腔内の細胞を分解し、DNA以外のタンパク質を小さなビーズに吸着させます。
②PCRを自動で行ってくれるサーマルサイクラーでDNAを増幅させます。


③PCRで増幅したDNAを電気泳動にて分析します。
PCRや電気泳動の待ち時間には、PCR反応の仕組みや今後のゲノム解析の活用例について解説していただきました。遺伝子組換えやゲノム編集、将来の医療への応用など、社会実装に取り組まれているかずさDNA研究所の先生方だからこそお話しいただける内容であり、参加者にとって非常に興味深いものでした。

事後アンケートでは、などの意見が多く見られ、本実験教室が参加者の理解や興味関心の向上につながったことがうかがえました。
今後もこのような実験教室を継続的に実施し、多くの生徒に参加してもらうことで、科学の面白さや研究の魅力を伝えていきたいと考えています。
2026年1月16日(金)午後、徳島大学蔵本キャンパスにて、応用数理科1年生(107HR)を対象とした高大連携授業「骨学実習」が開催されました 。
講師紹介
本実習の講師は、徳島大学 医歯薬学研究部 教授 寺井 健太 先生に務めていただきました。寺井先生はポストフォトニクス研究所にも所属されており、特殊なレーザーを用いた二光子顕微鏡による脳神経科学や癌研究など、最先端の病態生理解明に取り組まれています。
実習内容と学び
1. 医療倫理と献体への感謝
実習の冒頭では、御遺骨を用いて学習する際の「医療倫理」について学びました 。生徒たちが手にするのは、かつて人生を歩まれていた方々の身体そのものです 。「自分の体で未来の医療を支えてほしい」という献体者の方々の尊いご厚意に感謝し 、全員が真摯な姿勢で実習に臨みました。
2. 骨の役割と生命の神秘
骨の大きな役割である「体の支持」や「造血」について学習しました 。実際の骨を観察しながら、骨髄の場所や骨髄移植に関する専門的な解説もしていただきました 。
3. 全身骨格の観察と組み立て
全身の各部位の名称、配置、左右や正面の見分け方について丁寧に指導を受けました 。バラバラの状態から全身骨格を組み上げていくプロセスを通じ、骨の複雑な組成と構造を立体的に理解することができました。
4. 興味深い骨のトピックス
専門的な知見から、骨にまつわる多様なトピックをご紹介いただきました。
進化と構造:ネコには鎖骨がほとんどないため前足で頭をかけないことや、キリンの頸椎の数もヒトと同じ「7個」であるといった比較解剖学的な視点を学びました 。
臨床とスポーツ:肘の靭帯再建である「トミージョン手術」を例とした靭帯の役割解説がありました 。
成長のサイン:赤ちゃんの頭蓋骨にある「大泉門・小泉門」という隙間が、脳の成長に合わせてどのように変化するかを学習しました 。
実習を終えて
大学ならではの貴重な資料や寺井先生の豊富な知見に触れ、生徒たちにとって人体への理解を深める特別な1日となりました。本校では今後もサイエンスの多様な分野における学習機会を提供し、幅広い興味と知識を持つ人材の育成を目指してまいります。


献体者から提供されたご遺骨を用い、体の構造を学びます
以下生徒の感想です
「普段見ることのできないご遺骨を見ることができて非常に良かった」
「徳島大学医学部でしか、実施することができない授業を受講することができ、非常に刺激になった。今後も、大学でしか実施できない様な授業に参加したい」
1月22日(木)放課後に階段教室で、留学支援制度トビタテ!留学JAPAN「拠点形成支援事業」「徳島の未来を拓くグローカルリーダー育成事業」の申請説明会を実施しました。この事業は官民合同で実施される留学支援事業で、徳島県内の高校生を対象とした留学支援制度であり、徳島県にゆかりのある企業が次代を担う人材のグローバルスケールで物事を考えつつ、地域に根差した行動や活動を育むプログラムとして海外留学を支援するプログラムです。始業式の際に「これから求められる資質能力と留学の意義」を説明しました。今回の説明は、始業式の説明を受けて、実際申請を出したい生徒が集まりました。
申請希望者はなんと35名!さすが城南高生、「未来を切り開くイノベーター」たちの集団です。この制度は、海外で行う「探究活動」について支援するものであり、自分が持つ問いを解決するための活動に支援されるものです。またその活動は、徳島県にどう還元されるのかも大きなポイントとなります。説明会後には、多くの生徒が個別に相談し、海外でチャレンジしたい、活動を行い成長したいとの思いが感じられました。申請から採択、そして事前研修や留学、事後研修に至るまで、生徒のチャレンジを応援できる体制を築いていきたいです。


12月25日(木)、冬休みを利用して、応用数理科107HRの生徒が「J-LINKツアー in 関西」として、SPring-8・SACLAおよびバンドー青少年科学館を訪れました。本研修は、「とくしま生徒まんなか探究活動推進事業」の一環として、「課題研究を始める」フェーズに位置づけて実施しました。
最初の研修先は、SPring-8・SACLAです。はじめに、施設の概要について説明をしていただきました。生徒たちはX線について断片的な知識は持っていましたが、X線がどのように発生し、どのように利用されているのかについては十分に理解できていませんでした。今回の説明では、X線の発生方法や、X線を利用することで物質の分子構造や原子の種類が明らかになることを分かりやすく解説していただき、生徒たちはその仕組みや応用の広さに驚いていました。
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| 最初に記念写真 |
X線での分析で多くの製品開発がなされています |
電気自動車もX線分析により作成されています |
その後、SPring-8・SACLAの施設見学を行いました。強力な磁場を生み出すアンジュレーターや、電子を放出する電子銃、電子を高速まで加速させる加速装置などを、説明を受けながら見学することで、X線が生み出される過程について理解を深めることができました。
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| SAKURAで電子を加速させていきます |
加速した電子から、X線だけ取り出し、分析に用います |
SAKURAで得られた加速した電子はSPring-8に送られ、こちらでも分析を行います |
最後に、SPring-8・SACLAで研究員を務めておられる犬伏先生から、研究者の仕事やご自身の研究内容についてお話を伺いました。犬伏先生は、X線を測定する装置の開発などを行っておられ、生徒たちは、これまでの見学内容の総まとめとして、非常に興味深くお話を聞いていました。質疑応答の時間には多くの質問が出され、研究者の仕事やX線の利用についての理解をさらに深めることができました。また、犬伏先生が徳島県ご出身であることから、生徒たちは親近感を抱き、最後まで熱心にお話を聞いていました。
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| 犬伏先生は阿波市のご出身です |
研究についてお話しいただきました |
研究者への道筋についてご説明いただきました |
午後からは、ポートアイランドに移動し、バンドー青少年科学館を訪問しました。バンドー青少年科学館では、科学に関する体験型展示や実験を通して、身近な現象を科学的に考える機会を得ることができました。生徒たちは、展示物を実際に操作しながら、科学の原理や仕組みについて理解を深め、今後の課題研究に向けた着想を得ていました。
本研修を通して、生徒たちは最先端の研究施設や科学技術に直接触れることで、教科書だけでは得られない実践的な学びを得ることができました。特に、SPring-8・SACLAにおける最先端の研究や研究者の姿に触れたことは、科学への興味関心を高めるとともに、研究活動を身近なものとして捉えるきっかけとなりました。
また、午後に訪問したバンドー青少年科学館での体験型学習を通して、科学的な視点で物事を考える重要性を再認識することができました。これらの経験は、今後取り組む課題研究において、テーマ設定や研究手法を考える上で大きなヒントになると期待されます。
今回の見学研修で得た学びや気づきを生かし、生徒一人一人が主体的に課題研究に取り組み、探究を深めていくことを期待しています。
以下生徒の感想です。
・「最先端の技術」と聞いても、これまでは具体的なイメージを持つことができていませんでしたが、実際に見学することで、そのスケールや役割を実感することができました。
また、現在授業で学んでいる物理の知識が、最先端の科学研究や医薬品の開発などを支えていることを強く感じ、自分たちの学びが社会と直接つながっているのだと実感しました。
・最後にお話しいただいた犬伏博士のスピーチがとても印象に残りました。
放射線や研究の現場について直接お話を伺う機会は滅多になく、貴重で非常に興味深い経験となりました。研究者の視点から語られる言葉を通して、科学の奥深さや面白さを改めて感じることができました。
中学生と高校生を対象とした科学コンクールである「第69回日本学生科学賞」の徳島県審査表彰式が、12月24日(水)に教育会館で行われました。
最優秀賞(知事賞)を受賞した「アオサノリの生育と河川水の成分の関係について」を行った本校応用数理科3年の池原 菜桜さん、兒玉 祐愛さん、田木 遥さんが、代表して表彰を受けました。
表彰式では、総合教育センター指導主事 飯山葉子先生から研究についてのコメントをいただきました。
「アオサノリの養殖が衰退している現状の中、新たに完全陸上養殖が始まったことを知り、県内河川の水におけるアオサノリの生育について研究し、養殖の発展に貢献したいという思いから、本研究を始められています。徳島県内の4つの河川の水を採取し、それぞれの水でアオサノリを生育し、養生体の面積を比較しています。さらに、各河川水の成分分析も行っています。本研究では、養殖に適する河川について、さらには養殖の成功に関与する仮根形成について詳しくまとめられています。いずれも養殖の現場で応用できる貴重な研究結果となっており、これからも地域貢献につながる研究を進めていってほしい。」
アオサノリの研究については、テーマ設定から詳細な実験の計画を行い、根気強く実験を行ったことを評価していただきました。今後も生徒の興味関心を大切にしながら、可能性と価値のある研究を進めていこうと感じました。


以下受賞内容です。
🏆 最優秀賞(知事賞)
「アオサノリの生育と河川水の成分との関係について」 池原菜桜、児玉祐愛、田木遥
🥈 優秀賞(教育長賞)
「オオカナダモの紅葉」長尾夏希、前川璃乃
「環境要因による枯草菌の芽胞形成への影響」 坂本陽光、高麗渚央、徳元優樹
「ハロゲン置換インジルビンを用いた新規化合物の合成」 工藤大河、岩本秋貴、佐中大雅、吉本訊
🏅 入賞
「ドミノの転倒とエネルギーの関係」 高橋悠愛、江本結、根來和芳
「ゆこう非可食部の有効利用とその効果」 米田光里、和田愛椛
12月20日(土)、徳島大学理工学部の共通講義棟にて行われた金属学会の発表会に参加してきました。これは日本金属学会が将来を担う若者の育成のため、年に数回実施している催しです。13時に集合して簡単なスケジュール説明の後、各校または個人が持ち寄った研究成果をポスターで発表します。
本校からは2つのグループが出場しました。発表順は決まっていなかったのですが、その場で本校が一番に発表することになり少し慌てました。まず、「各地の日本刀の成分を調べる」研究成果を発表しました。これまでに日本各地の砂鉄・玉鋼・刀剣のサンプル収集とその分析を行ってきましたが、今回は刀剣を中心に研究しました。砂鉄の成分は産地ごとに異なり、分析結果から奥出雲の船通山の砂鉄と岡山の備前長船の刀剣の成分比が似ていることがわかりました。
二番目として、「にし阿波傾斜地の土壌と野菜に含まれる金属分布」を発表しました。これは今年度から始めた新しい研究で、主に亜鉛の分布を調べています。亜鉛を適切に摂取すると身長が伸びやすいということが知られています。そこで、亜鉛を多く含む野菜は何か、それを栽培している土壌にも亜鉛が多いのか、様々な観点から調べることにしました。その結果、一部の地域では亜鉛の含有量が多く、また野菜ではこんにゃくいもや切り干しダイコンに多いこともわかりました。
他校や徳島大学の研究室の発表が一通り終わるとフリータイムになり、各自が思い思いのブースを訪ねて質問したり、話を伺ったりしていました。短い時間ではありましたが、初めて本校以外の人から話しかけられたり、自分から質問していったりして、貴重な体験ができました。
本日はSSH台湾海外研修5日目、最終日となりました。全日程を無事にやり遂げ、帰路につくことができました。早朝7時に宿舎を出発し、バスで桃園国際空港へ移動しました。早朝便での移動でしたが、道路の渋滞等もなく、スムーズに空港へ到着し、出国手続きも無事に終えることができました。その後、日本へ帰国し、高松空港に到着しました。
最後は屋島により、食事をとりました。食後は解団式を行い、それぞれの言葉で研修を振り返ってもらいました。「海外では自分でコミュニケーションをとらなければいけない場面ばかりで、コミュニケーションをとることの勇気を得ることができた」や「英語を使ったコミュニケーションの重要性を知り、英語学習に励もうと思った」などの意見を述べてくれました。
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| 屋島に到着し、昼食です |
みんなで日本食を食べました |
解団式では一人一人、振り返りをしてもらいました |
今回の研修を通して、生徒たちは文化や言語が異なった人たちとの交流を経験しました。文化や言語の異なる人々と直接関わることで、異なる価値観や考え方を受け入れる力、そして自ら考え、伝えようとするコミュニケーション力が大きく向上したのではないかと感じています。また、最先端の研究や海外で学ぶ先輩の姿に触れることで、今後の学習や進路に対するモチベーションの向上にもつながったと考えます。
本研修は今回で3回目となる台湾での海外研修であり、ホームステイを取り入れるなど、前回よりもさらに充実したプログラムを実施することができました。今後も生徒の成長につながる研修となるよう、内容や運営の改善を重ね、より質の高い海外研修へと発展させていきたいと考えています。
以下生徒の感想の一部です。
「海外研修で最初に感じたことは、文化の違いと言語の壁でした。しかし、台湾の人々はとても明るく親切で、挨拶をすると笑顔で返してくれる方が多く、その温かさに安心しました。
今回の海外研修を通して、特に必要だと感じたのは『積極性』と『挑戦する気持ち』です。英語でうまく話せなくても、ボディランゲージを使って伝えようとすることや、食文化の違いに対して最初から拒絶するのではなく、まずは一度食べてみて自分に合うかどうかを確かめる姿勢が大切だと感じました。
また、これらのことを実践する中で、『郷に入っては郷に従え』という言葉を海外に来て改めて深く考えるようになりました。」
「私は友達を作ることが好きで、海外の友達も作りたいと以前から思っていました。これまで海外へは旅行で何度か行ったことがあり、留学やホームステイに強い興味を持っていました。そんな中、城南高校でこの海外研修が実施されることを知り、ぜひ参加したいと思い応募しました。初めは応用数理科の生徒が多く不安もありましたが、最終的には全員と打ち解けることができ、友達の輪を広げることができました
今回の研修で、私が一番楽しみにしていたのはホームステイでした。初めは英語がうまく伝わらず、翻訳アプリに頼る場面も多くありましたが、一日中たくさん会話をする中で次第に慣れ、聞き取る力も少しずつ身につき、簡単な会話であれば自分の言葉でやり取りができるようになりました。
日本から国立陽明交通大学に進学した森下さんからの『勇気を出して一歩踏み出すことが大切だ』という言葉が特に印象に残り、今回参加して本当に良かったと感じました。
この経験を通して、大学生になったらより長期間の留学にも挑戦し、さらに多くの海外の人々と交流したいと考えるようになりました。将来は医療系の進路を希望しています。医療分野においても、国際的な経験は必ず役に立つと思います。これからも英語の学習を続け、海外でも多くの人を助けることができる職業に就きたいと強く思っています。」
「今回の海外研修では、言葉が十分に通じなくてもジェスチャーを使って交流することで、楽しい思い出を作ることができました。ホームステイ先では地元の料理を紹介してもらい、台湾独自の香辛料を使った日本とは異なる味を楽しみました。特に臭豆腐は匂いが強く驚きましたが、日本人にも親しみやすい味で印象に残っています。
夜市では大学生の方と一緒に回り、日本人だと分かると日本語や簡単な英語で話しかけてくれたことがとても嬉しく、安心して過ごすことができました。初めての海外で不安もありましたが、現地の人々の優しさに触れ、海外への興味がさらに深まりました。
ホームステイや学校交流を通して、また台湾の人たちに会いたい、そして今度は日本に招いて交流したいという気持ちが芽生えました。そのためにも英語力を高め、将来は英語だけで会話ができるようになりたいと思います。また、今回少し学んだ中国語も、次に訪れる際にはもっと話せるようになりたいです。」
本日は台湾海外研修4日目を迎えました。午前中は国立故宮博物院にて研修を行い、午後からは致理科技大学の先生・生徒の皆さんと共に野柳地質公園を見学しました。
国立故宮博物院には、中国四千年の歴史を物語る歴代皇帝の至宝が数多く収蔵されています。展示品を通して歴史を体感するとともに、象牙や翡翠を用いて精巧な加工が施された作品からは、ものづくりにおける高度な技術力を強く感じることができました。また、青銅器や釉薬によって装飾された陶磁器の美しさにも深く感動しました。音声ガイドによる解説を受けた後は、生徒それぞれが興味のある分野を中心に自由見学を行い、理解を深めました。
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| 正面で集合写真です |
説明を受けながら見学します |
象牙の彫刻です |
午後からは場所を移し、野柳地質公園を訪れました。野柳地質公園では、強い季節風や波の浸食作用により形成された奇岩群を見ることができ、自然の力が生み出す多様な地形を間近に感じることができました。見学は致理科技大学の先生・生徒の皆さんと共に、ガイドの説明を受けながら進めました。日本語学科の学生の皆さんは、日本語学習とエコツーリズムの学習を兼ねて参加されており、交流しながらの見学は非常に有意義なものとなりました。
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| 地質で記念写真 |
ウニの化石も足下にあります |
最後は絶景のもと記念写真 |
その後、九份周辺で夕食をとり、幻想的な夜の街並みを楽しみながら本日の研修を締めくくりました。最後に訪れたレストランの食事も非常に美味しく、生徒たちにとって印象に残る一日となりました。
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| 夜も暮れてきて良い雰囲気です |
高台にあるので見晴らしが綺麗 |
階段と提灯が幻想的です |
以下生徒の振り返りです。
「野柳では風化や侵食によって生み出された不思議な地形について学び、すべてが自然の力によるものだと知ってその偉大さに感動した。九份では買い物や写真撮影を楽しみ、日本語を話せる店員も多く、美しい景観の中で充実した観光を行うことができた。」
「野柳ではウニの化石や独特な岩が見られました。初めて見るものがほとんどで、見ていて面白かったです。 九份は町並みが綺麗で、活気あふれる場所でした。」
「野柳ではさまざまな種類の化石や面白い形の岩を見ることができ、九份ではライトアップされる瞬間の美しさが特に印象に残り、自然と文化の魅力を同時に感じる貴重な体験となった。」
参加生徒32名教員2名で、12月15日から19日まで、4泊5日の台湾海外研修に出発しました。これまで事前学習や事前交流を重ね、実りある研修となるよう準備を進めてきました。いよいよ本研修のスタートです。
今年度は「Tokushima海外体験体験推進事業」として、資金援助を受け実施できることとなりました。


理科実験(ScienceFair)の準備です。全部で5つのブースを設置し、英語での理科実験を行います
当日は7時00分に本校大会議室に集合し、結団式を行いました。はじめに佐山校長先生より、「多様な価値観を持つ人々と協働できる力を育んでほしい。何より研修を楽しんできてほしい」との激励の言葉をいただきました。続いて、207HRの大屋さんが生徒代表として、「積極的に学ぶ姿勢を持ち、交流や実習に主体的に取り組んできます」と力強く決意を述べてくれました。
結団式後はバスで高松空港へ移動し、無事に出国、予定通り桃園国際空港に到着しました。苗栗市のホテルに到着したのは現地時間16時00分(日本時間17時00分)でした。少し早い時間での出発でしたが、渋滞等一切なくスムーズに移動でき、生徒たちは皆元気な様子です。


台湾桃園国際空港に到着しました 近くのレストランで食事をとりました
明日は竹南高級中学校との交流が予定されており、英語による課題研究発表や理科実験に取り組みます。また、明日からはホームステイも始まります。これまで準備してきた成果を十分に発揮できるよう、充実した研修にしていきたいと思います。