最先端の遺伝子解析に挑戦! 「Jonan Science Lab」実験教室を実施しました
2026年2月8日 16時29分2月1日(日)9:00~12:30、城南高等学校生物室において、徳島県内の高校生が集まり、発展的な実験を行う「Jonan Science Lab」を実施しました。本事業は前年度に引き続き、かずさDNA研究所と連携して行いました。
実験内容は、分子生物学の代表的な実験手法である「PCR法」および「電気泳動法」を活用した「ALDH2遺伝子の多型解析~お酒に強い遺伝子を持つか調べよう~」でした。お酒に対する体質の違いが、DNAの1つの塩基の違い、すなわち一塩基多型(SNP)によって生じることを題材に、遺伝子解析への理解を深める内容です。
参加者は、城ノ内中等教育学校9名、富岡東高等学校8名、城北高等学校2名、城南高等学校8名の計27名で、県内複数校の生徒に参加していただきました。
実験は、①口内上皮細胞の採取、②細胞分解溶液によるDNA抽出、③2種類のプライマーを用いたPCR反応、④電気泳動による解析、⑤トランスイルミネーターによる結果確認、という流れで実施しました。
①口腔内の細胞を分解し、DNA以外のタンパク質を小さなビーズに吸着させます。
②PCRを自動で行ってくれるサーマルサイクラーでDNAを増幅させます。
③PCRで増幅したDNAを電気泳動にて分析します。
PCRや電気泳動の待ち時間には、PCR反応の仕組みや今後のゲノム解析の活用例について解説していただきました。遺伝子組換えやゲノム編集、将来の医療への応用など、社会実装に取り組まれているかずさDNA研究所の先生方だからこそお話しいただける内容であり、参加者にとって非常に興味深いものでした。
事後アンケートでは、などの意見が多く見られ、本実験教室が参加者の理解や興味関心の向上につながったことがうかがえました。
今後もこのような実験教室を継続的に実施し、多くの生徒に参加してもらうことで、科学の面白さや研究の魅力を伝えていきたいと考えています。