高校と大学がつながり、テーマを磨く ― 高大連携で進める徳島県SSH課題研究研修会 ―
2026年2月8日 17時30分2月7日(土)午後、徳島大学総合科学部3号館において、「第2回 徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会」が開催されました。
本研修会は、第1回研修会で学んだ課題研究のテーマ設定や研究方法を踏まえ、各校で検討・決定した課題研究のテーマおよび検証方法について、ポスターセッション形式で発表・議論を行うものです。大学教員や高校教員から専門的な助言を受けるとともに、生徒同士が互いの研究内容を紹介し合い、視点を広げることを目的としています。
今回は、本校を含む3校(城南高等学校、富岡西高等学校、海部高等学校)が参加し、24グループの生徒が発表しました。発表は3交代制で計3回行われ、1回あたり発表4分、質疑9分と、対話と議論を重視した構成で実施しました。会場では、大学教員6名、高校教員10名が各ポスターを巡回し、専門的な助言が行われる一方で、生徒同士が学校の枠を越えて質問し合い、高校生同士の活発な交流が随所に見られました。
大学の先生から専門的意見をもらいます 高校教員・生徒も積極的に質疑を行います
講評では、「着眼点の面白いテーマが多い」という評価とともに、より質の高い研究にするためには、先行研究の丁寧な調査と、それを踏まえた実験計画の立案、検証と考察を粘り強く行うことの重要性が示されました。
大学の先生方から講評をいただきました。
研修会終了後には、大学教員への相談の時間を設けました。多くの生徒が大学教員や高校教員に積極的に質問しており、積極的に研究活動に取り組もうとする姿勢が見られました。また他校の生徒・教員同士で研究内容について話をするなど、課題研究を「一人で進めるもの」から「仲間と高め合うもの」へと広がっていく雰囲気が感じられました。こうした取組が各校のカリキュラムにも反映されつつあり、本研修会が着実に定着し、成果を上げていることがうかがえます。
多くの生徒が大学の先生方に質問に行き、積極的に意見交換をしていました
生徒たちは、今回得られた貴重な意見を生かし、研究テーマを再考する者や、次の実験・調査に向けて実際に動き出す者など、課題研究を進めていく様子を見せ始めています。これから研究が継続的に深化していくよう、探究を止めない仕組みづくりを今後も大切にしていきたいと考えています。
今後も大学や他校との連携を重視しながら、徳島県全体で課題研究を育てていく取組に貢献していきたいと考えています。