令和7年度活動一覧

応用数理科1年 ScienceIntroduction 高大連携授業

2025年5月23日 15時18分

5月23日(金)午後から徳島文理大学薬学部を訪問し、ScienceIntroductionとして高大連携授業を行いました。担当していただく先生は、放射薬学研究室 の 張功幸 先生です。テーマは「蛍光物質を合成しよう」です。内容はフルオロセインなどの蛍光物質を化学反応にて合成し、合成した蛍光物質を紫外線に当て、励起状態とし、蛍光するさせる実験です。とても分かりやすい説明と実験手順でした。

実際の実験では濃硫酸を使用したり、オイルバスを利用したりし、生徒たちは「硫酸は何%かな?」や「温度の設定は?」など興味を持ちながら実験していました。最後に、紫外線を当て、蛍光を確認すると、とても美しい蛍光。生徒たちは、合成を行った化学物質が美しく発光する様子に感動していました。

実際に、体感すると現象の理解が進みます。まだ化学は未履修ですが、ぜひ興味関心を高め、化学の学習に繋げる機会にしてほしいと思いました。

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   本時の内容を確認します           蛍光物質を合成します         

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       合成した蛍光物質に紫外線を当て、蛍光させます

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  最後に今日の実験内容を確認しました

姉妹校国立竹南高級中学 本校訪問

2025年5月22日 14時32分

5月22日(木)姉妹校である国立竹南高級中学 先生3名、生徒30名が海外研修として本校を訪問し、本校生徒と交流を行いました。

まず始めに全校生徒で歓迎会を行いました。

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日本語・英語・中国語で     150周年の記念お土産をいただきました  両校の紹介を英語で

本校生徒が司会を行いました                       行いました

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本校ダンス部パフォーマンス    お花のプレゼント     全員で記念写真

その後教室と実験室を実験室に移し、応用数理科2年生が英語での理科実験と知育菓子を使った交流を行いました。

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酵素の実験です。胃腸薬でのデンプン分解と         知育菓子を使った交流です

カタラーゼの実験、ルミノール発光を観察しました。

午後からは、応用数理科3年生が交流し、英語で課題研究の発表を相互に行いました。

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1年間取り組んできた課題研究の英語発表です            お見送りしました

海外の同世代と交流することで生徒たちは非常に良い刺激になったと感じました。柔軟な高校生の時期に、多くの人と交流し、多様な感性を身に付けてほしいです。

なお、これらの交流は徳島新聞朝刊に掲載されました。

無題

第1回地域フィールドワークin高越山

2025年5月13日 14時35分

 5月3日(土)9時から12時にかけて、毎年恒例のフィールドワークをしました。場所はいつもの吉野川市山川町高越山ふもとの川田川です。このイベントは城南高校主催で、県内の小・中学生とその保護者・家族を対象に、川原での鉱物採集を楽しむことを目的に実施しています。募集をかけたところ、締め切りを待たずに定員がいっぱいとなりました。ありがとうございます。

 今年は天候が穏やかで、河川の増水もなく川原が広くなっていました。資料を配付してここで見つかる鉱物について説明し、荷物を背負ってポイントまで移動しました。この産地では30種類以上の鉱物や岩石が見つかっており、徳島県下では有数の鉱物産地です。特に人気なのが酸化チタンからなる金紅石(ルチル)やマントル起源のエクロジャイト、銅を多く含み青光りする斑銅鉱、石にはさまっているようなチタン石などです。参加者にはぜひ見つけて欲しいことを伝えました。

 川が流れていた跡などがポイントです。ある小学生が青紫色の藍閃石片岩(青色片岩)をひっくり返すと、赤っぽい柱状結晶が現れました。ルチルです。これは珍しい。貴重な鉱物なので大事に持って帰るように伝えました。また、エクロジャイトもそれらしい石が見つかりました。他にもざくろ石やキースラーガー、緑レン石などがありました。成果としては充分です。

 採集を終えてみんなで車座になって、石に鉱物名を書き込んでいきました。うちの高校生スタッフが大いに活躍しました。お疲れ様でした。次回は秋から冬にかけて計画中です。みなさんもまたぜひお越しください。

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姉妹校国立竹南高級中学とのオンライン交流

2025年4月24日 13時50分

4月24日(木)日本時間11:00~12:00、本校応用数理科207HRと昨年度姉妹校提携を行った台湾国立竹南高級中学の生徒とオンライン交流を行いました。国立竹南高級中学は地域の進学校であり、理科教育に力を入れています。

Googlemeetを使い数グループでの交流を行いました。初めは、本校生徒と竹南高級中学の生徒がお互いに、自己紹介を行い、その後、課題研究のIntroductionパートのみ発表を行いました。発表内容は、今までのScienceIntroductionで、興味を惹くような質問を入れること、例えの話を入れることなど、相手に分かりやすく伝えるために必要なことを教えてくれ、面白いスライドが作成できていました。

発表や質疑はすべて英語で行いました。本校生徒は竹南高級中学の生徒達の英語力の高さに驚きながらも、しっかりと発表できたと思います。発表後にはインスタグラム等DMを交換し、早速交流を行っていました。

国立竹南高級中学は5月22日(木)に来校予定、12月の海外研修で訪問予定です。竹南高級中学の生徒はコミュニケーション能力が高く、生徒にとっては非常に良い体験になると感じています。

柔軟性のある高校時代に海を越えた同世代の生徒同士交流することでダイバーシティへの理解はもちろん、勉強や英語学習にお互い頑張っている姿を知ることで、学習意欲の向上につながる機会としたいと思います。

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     徳島県立城南高等学校にて        台湾国立竹南高級中学にて(竹南高級中学 先生から提供)

応用数理科2年生(207HR)「理数探究」オリエンテーション

2025年4月23日 18時27分

4月23日(水)207HRにて、理数探究のオリエンテーションを行いました。1年生の11月の課題研究研修会からテーマを磨いてきました。いよいよ本格的に課題研究の始まりです。

初めに、城南版実験ノートとポートフォリオの書き方と研究倫理、課題研究により身につく力について説明し、その後発表会等のスケジュールを確認しました。説明の後は、実験計画を担当と話したり、実際に実験開始したりしました。

今年度は、徳島文理大学と課題研究に関わる連携協定を結んでおり、大学と連携した発展的な課題研究が実施できるよう、取り組んでいきたいです。

城南高校の校風である自主自立の精神を生かした生徒の主体的なアイディアからの課題研究をモチベーション高く行うことで、多くの力を身に付けてほしいです。よい研究に導けるよう、我々も一緒に取り組んでいきます。

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寒谷の赤い石と根尾谷のさくら石の分析結果

2025年4月23日 10時45分

 岐阜県西部の根尾谷は、菊花石という鑑賞石を産出することで有名です。黒い石の表面に放射状に伸びた白い結晶が浮かび上がり、それが菊の花のように見えることからそう呼ばれるようになりました。白い結晶を調べると主成分は炭酸カルシウムであり、結晶構造からそれは方解石の同質異像である霰(あられ)石とわかりました。

 根尾谷では最近になって「さくら石」という鑑賞石が話題になりました。黄土色の母岩に赤色の桜または梅の花のような結晶が浮かんでいるものです。ちょうど阿南市の水井水銀鉱山の鉱石を分析するところだったので、これらをSEMで元素分析してみました。

 結果は以下のとおりです。黄色がカルシウム、赤色が酸素、橙色がアルミニウムでした。岩石が赤いと酸化鉄をイメージするため、鉄が含まれていると考えてしまいます。しかし、このさくら石には鉄がほとんどなくアルミニウムが多いことがわかりました。確かにアルミニウム原料のボーキサイトも赤い石や土です。水井の赤い石も同様の結果となり、こちらにも水銀が含まれていませんでした。

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 一般の化学実験では分析できませんが、機器を選んでそれを利用すると短時間で正確に測定することができます。生徒たちに感想を尋ねると「分析が楽しくなってきた」、「高価な機器を使わせてもらい感動している」、「操作が思ったより簡単だった」、「この機器が欲しい」など好意的な返事が返ってきました。今後も続けていきたいです。

応用数理科1年生(107HR)「Science Introduction」オリエンテーション

2025年4月18日 13時38分

4月18日(金)5限目応用数理科1年生(107HR)で、Science Introductionのオリエンテーションを実施しました。 

ScienceIntroductionでは、基礎実験高大連携授業課題研究のアプローチを行っていきます。これから始まる「実際に見て、触れて、体感して得られる学び」を体験してもらいたいです。

後半は、探究活動として、コインを重ねて落とした時に裏返る現象ついて、どのほうな法則なのか分析してもらいました。

一生懸命考え、法則を見つけたため、授業後には多くの生徒が質問に来たり、ディカッションをしたりしていました。考えたり、議論する面白さを知ってほしいです。

身近な現象をよく観察し、法則や原理を見つけ、考察を得る。主体的で深い学びは本当に面白いものであることを、少しでも理解してもらったらと思います。応用数理科での学びにより、探究する喜びを見いだし、思考力や想像力を高められるよう教材開発とサポートに取り組んでいきたいです。

隕石の分析結果

2025年4月14日 08時22分

 私たちは大学や専門学校、その他様々な研究機関と連携して、高校では実施できないような研究にも取り組んでいます。その一つが物質の元素分析です。化学実験を行って炎色反応や沈殿反応を調べれば、その物質に何が含まれているかある程度はわかりますが、それらがどのくらいの量なのかまではわかりません。そこで、研究機関に赴いて分析機器を用いて詳しく調べることにしました。

 昨年度に入手した隕石の破片を分析しました。使用した機器は走査型電子顕微鏡(SEM)です。一般的な顕微鏡は対象物に可視光線を反射させて、レンズを通して見ることができますが、倍率は400~600倍くらいです。しかし、電子顕微鏡は対象物に電子線を当てて、反射してくる二次電子線を検出器で捉えることで解像度が高くなり、倍率は数千倍から数万倍になります。また、同時に発生するX線を検出することで、どのような元素が含まれているかがわかります。

 主に鉄などからなる隕石、すなわち隕鉄の分析結果は次のようになりました。黄色が鉄、赤色が酸素、橙色がケイ素で、少ししかない黄緑色がニッケルです。原始惑星のコアに含まれていた部分とのことで、ずっしりとした重量感がありました。なお、サンプルのサイズは1cmくらいです。

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 今後もこのような分析を続けていきます。岩石だけでなく土壌や水質、野菜や果実などの有機物も対象です。地道な活動が新しい発見につながるのです。