令和7年度活動一覧

金属学会若手フォーラムに参加して

2026年1月6日 08時20分

 12月20日(土)、徳島大学理工学部の共通講義棟にて行われた金属学会の発表会に参加してきました。これは日本金属学会が将来を担う若者の育成のため、年に数回実施している催しです。13時に集合して簡単なスケジュール説明の後、各校または個人が持ち寄った研究成果をポスターで発表します。

 本校からは2つのグループが出場しました。発表順は決まっていなかったのですが、その場で本校が一番に発表することになり少し慌てました。まず、「各地の日本刀の成分を調べる」研究成果を発表しました。これまでに日本各地の砂鉄・玉鋼・刀剣のサンプル収集とその分析を行ってきましたが、今回は刀剣を中心に研究しました。砂鉄の成分は産地ごとに異なり、分析結果から奥出雲の船通山の砂鉄と岡山の備前長船の刀剣の成分比が似ていることがわかりました。

 二番目として、「にし阿波傾斜地の土壌と野菜に含まれる金属分布」を発表しました。これは今年度から始めた新しい研究で、主に亜鉛の分布を調べています。亜鉛を適切に摂取すると身長が伸びやすいということが知られています。そこで、亜鉛を多く含む野菜は何か、それを栽培している土壌にも亜鉛が多いのか、様々な観点から調べることにしました。その結果、一部の地域では亜鉛の含有量が多く、また野菜ではこんにゃくいもや切り干しダイコンに多いこともわかりました。

 他校や徳島大学の研究室の発表が一通り終わるとフリータイムになり、各自が思い思いのブースを訪ねて質問したり、話を伺ったりしていました。短い時間ではありましたが、初めて本校以外の人から話しかけられたり、自分から質問していったりして、貴重な体験ができました。

IMG_1852 IMG_1853 IMG_1857