令和6年11月29日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生をお招きし、応用数理科1年生107HRを対象に、課題研究に関する高大連携授業を実施しました。授業の導入では、理科の授業と探究活動の違いについて考え、証拠を示すことの重要性や論理的思考、実験計画の立て方について理解を深めました。また、「変数(variable)」を意識することで、探究活動がより進めやすくなることについて説明していただきました。


探究活動とは何か、イギリスの授業を例に教えてくれました
その後、「変数とは何か」という問いをもとに、さまざまな種類の本から変数を見つける活動や、図形の中に含まれる変数とその値を考える活動を行いました。さらに、複数の変数の間にある関連性についても考察しました。


変数についての考え方を深めます 「音の高さは何によって決まるのか」実験計画を立てます
続いて、「音の高さは何によって決まるのか」というテーマについて、変数の考え方を用いた検証実験を行いました。生徒たちは、基本的な実験手法を身に付けることができたと考えられます。
今後は、対照実験(アクティブコントロールやネガティブコントロール)についても学び、課題研究を進める上で重要な力をさらに養っていきます。本授業はアクティブラーニング型の授業であり、課題研究で求められる「ゆっくりと考える力(スローシンキング)」を重視した内容でした。生徒には、じっくり考えることでより深い思考を体験し、将来の科学技術人材に必要な思考力を高めていってほしいと考えています。
11月25日(金)、英語コミュニケーションの授業において、普通科201HRが台湾国立竹南高級中学とオンライン発表を行いました。
現在、応用数理科で行っている国際交流活動を普通科にも広げるため、英語コミュニケーションの授業を活用し、TED-Edの授業を専攻している台湾国立竹南高級中学の生徒との相互発表を実施しました。TED-Edとは、動画を用いて英語の聞き取りや内容理解、意見交換を行う授業で、多くの台湾の学校で取り入れられています。字幕を活用しながら、思考力やプレゼンテーション能力を高めることを目的としています。
本校の生徒は「自分が好きな場所」について発表し、台湾国立竹南高級中学の生徒は「文化や宗教」をテーマに発表を行いました。


緊張からやり取りが円滑に進まない場面も見られましたが、英語が世界とつながる大切なツールであることを実感する貴重な機会となりました。今後も多くの機会を提供したいです。
11月21日(金)、Science Englishの授業において、本校応用数理科1年生107HRと台湾・国立羅東高級中學1年生とのオンライン相互発表を実施しました。
本校応用数理科1年生は、2学期に「行きたい場所とその理由」をテーマにプレゼンテーションを行ってきました。今回は、その成果に加え、英語コミュニケーションの授業での発表内容も取り入れ、台湾の生徒との相互発表を行いました。
当日は、はじめに自己紹介を行い、その後、それぞれが英語でプレゼンテーションを発表しました。発表後には、質疑応答や自由交流の時間を設け、互いに交流を深めました。
107HRの生徒にとって、海外の高校生とのオンライン発表・交流は今回が初めての経験でした。開始当初は緊張した様子も見られましたが、交流の時間になると、英語を用いて積極的にコミュニケーションを取る姿が多く見られました。


GoogleMeatを使って、相互発表を行いました。伝えることの工夫を学んで欲しいです。
今後は、本格的に課題研究が始まります。来年度は、課題研究の成果を英語で相互発表することを予定しています。生徒が主体的に英語での研究発表に挑戦できるよう、引き続きサポートしていきたいと考えています。
令和7年11月22日(土)・23日(日)に、米子市淀江文化センター「さなめホール」で開催された第45回近畿高等学校総合文化祭鳥取大会(自然科学部門)において、本校応用数理科の生徒2名が発表を行いました。
ポスター発表部門では、理数探究の授業で取り組んできた研究「ヒト腸内由来放線菌の生育とその代謝物について~食品パウダーの効果~」を、松尾 理佐さんが発表しました。また、口頭発表部門では、中学校から継続して取り組んできた研究で、サイエンスメンタープログラムや徳島文理大学との連携を活用して進めている「植物の創傷時に見られる蛍光物質の定性分析」**について、松尾 紗花さんが発表し、優秀賞を受賞しました。
22日(土)には口頭発表が行われました。どの発表も非常にレベルが高く、検証によって得られた結果から新たな仮説を設定し、さらに探究を深めていく内容が多く見られました。松尾 紗花さんの発表は、植物損傷時に見られる蛍光物質に着目し、その正体を特定する段階まで研究を進めており、高く評価されました。大学の先生方からは「この物質の生態的意義は何か」といった質問が多く寄せられ、今後の研究の方向性について多くの示唆を得ることができました。


会場に到着しました 松尾 紗花さんの口頭発表の様子です
口頭発表後には生徒交流会が行われ、紙を加工してどの県が最も遠くまで飛ばせるかを競う活動を通して、参加生徒同士の交流が深まり、大変盛り上がりました。


斜方投射グランプリとして紙を加工し飛ばしました 司会も上手く大盛り上がりでした
23日(日)はポスター発表が行われ、大学教員からの助言や生徒同士の意見交換など、活発な質疑応答がなされました。発表を終えた松尾 理佐さんからは、「発表を通して、自分の研究内容への理解がより深まった」という感想が聞かれ、発表会への参加が研究への意欲向上につながることを改めて実感しました。


聴衆のレベルが高く、活発な質疑応答がなされました
午後の閉会式では表彰が行われ、口頭発表部門で松尾 紗花さんが優秀賞を受賞しました。中学校から継続して研究に取り組み、内容を深めてきた成果が高く評価された結果です。


ポスター発表は表彰がありませんでしたが、口頭発表で松尾 紗花さんが優秀賞を受賞しました
今後も、生徒の主体的な活動である課題研究について生徒達としっかり議論し、一緒に進めていくことで、研究活動を通して物事を深く考える力を育成していきたいと考えています。
11月22日(土)18時から21時の予定で、本校にて天体観測会を行いました。夏季と違ってこの時期は日没が早いので、すぐに空が暗くなり始めます。また、天候に恵まれて早くも一番星が見えていました。今夜は期待できそうです。
18時には参加者が集まりました。まず、大会議室でレクチャーです。今日のテーマは「天王星」でした。天王星は太陽系第7惑星で、太陽からかなり遠いところを公転しています。色調は緑色が強く表れ、土星のようなリングや複数の衛星(お月さん)を持っています。もっとも注目すべきは、その自転軸がほぼ横倒しになっていることでしょう。この惑星が地球からもっとも近い場所にあり、肉眼で見える6等星ギリギリの明るさになっています。参加者はそれらを聞きながら観測の準備が整うのを待っていました。
19時近くになり、空がすっかり暗くなりました。手持ちの望遠鏡や双眼鏡をすべて運び出し、生徒スタッフがついて望遠鏡を操作したり、視野に入れた星の説明を行いました。小さいお子さんが多かったので、見やすいように望遠鏡のレンズを下げるのに苦労しました。それでも「よく見えた!」と感動したように話しかけられると、私たちも大変うれしく思いました。今後もこうした活動を続けていきます。
11月22日(土)13時から16時の日程で、徳島大学理工学部共通講義棟にて研修会が行われました。これは本校の応用数理科や県内高等学校科学部を対象に、今後の研究テーマを決めるための研修です。本校を含めた4つの高校の生徒80名余りが参加しました。また、講師として徳島大学の教授・准教授をはじめとする多くの先生方に協力していただきました。
まず、全体説明としてテーマの選び方・考え方についてのレクチャーがありました。興味関心だけでなく実際にその研究を進められるのか、それは社会にどれくらい貢献できるのか、様々な要素を考慮しながらテーマ決めを進めていくことが大切です。続いてグループごとに分かれて、各自が自分の考えを付箋紙に記入したものを大きな模造紙に貼り付けていきました。そうしてある程度時間をおいてから、記入した内容のうちよく似たものをまとめていきました。
また、その間に先生方からアドバイスをいただいたり、自分たちでネットから調べたりして、グループの研究方針が決まってきました。こうしてほとんどのグループにおいて今後の研究テーマが決まりました。しかし、これはまだ最初の取っ掛かりに過ぎません。研究を推進する方法や手段など計画の策定が重要です。各校に持ち帰って次のステップに移るべく、さらなる協議が必要です。1年後にはどれくらい研究が進められているのか期待と不安でいっぱいですが、ここから研究活動がスタートしました。
11月19日(水)5・6限目、応用数理科207HRを対象に Science Dialogue を実施しました。Science Dialogue は、文部科学省および日本学術振興機構(JSPS)が推進する国際科学交流プログラムで、外国人研究者による英語での科学講義や交流を行う取り組みです。
今回は、徳島大学生物資源産業学部より、バングラデシュ出身で博士課程を修了された Md Hanif ALI(ハニフ・アリ)氏さんをお招きし、「脱髄モデル細胞系を用いたペルオキシソーム病の病理解明と創薬」についてご講演いただきました。また、指導教授の 田中保先生 にもご同席いただき、大学院での学びや研究内容についてご説明いただきました。
事前学習
前日には、提供いただいたスライドを使って事前学習を行い、講義で使用される英語キーワードの確認や研究内容の基礎知識を身につけました。
当日の様子
第1部(交流)
アリさんの自己紹介に続き、バングラデシュの文化、日本に来た経緯、日本での生活などをお話しいただきました。生徒からは「日本とバングラデシュの大学の違いは?」「日本で好きな食べ物は?」などの質問が英語で行われ、積極的な交流が見られました。田中先生からは、修士課程・博士課程を経て研究者を目指す道のりについてご説明いただき、大学で学ぶ魅力を知る機会となりました。


アリさんの徳島の生活について説明してくれました 皆さん興味深く聞いています。
第2部(研究講義)
後半は、アリさんによる研究発表を英語で聞きながら、区切りごとに田中先生が日本語で補足説明を行う形式で進められました。ペルオキシソーム病は神経細胞がうまく形成されず、中枢神経の働きが失われていく進行性の難病です。アリさんの研究では、超長鎖脂肪酸を細胞に取り込ませ、ペルオキシソーム病モデル細胞を作成に成功したこと、その細胞を用いた検証の結果、病気の原因は「超長鎖脂肪酸の増加」ではなく、やや短い長鎖脂肪酸の減少であることが紹介されました。
難しい内容でしたが、事前学習の効果もあり、生徒からは日本語・英語の両方で多くの質問が寄せられ、理解が深まった様子が見られました。


アリさんに英語で発表していただきました 指導教官 田中先生に詳しく日本語で説明していただきました
事後アンケート結果(N=29)
講義全体についてどうでしたか「非常に良かった」55%「良かった」31%
外国人研究者の講義を再び聞きたいか「ぜひ聞きたい」41%、「機会があれば聞きたい」55%
生徒から高い満足度が示され、国際的な科学交流の意義を実感する機会となりました。
生徒の感想
「英語学習のモチベーションが上がりました。海外で研究するのも面白そうだと思いました。」
「英語と日本語で説明していただき、とても分かりやすかったです。」
「質問の時間が多く、疑問をしっかり解決できました。」
今回のScience Dialogueを通して、生徒たちは英語による科学コミュニケーションの重要性を実感し、将来のキャリアや進路を考える貴重な経験となりました。
11月5日(水)、本校応用数理科2年生(207HR)が、姉妹校である台湾竹南高級中学校(206HR)との オンライン交流を行いました。
交流は、両校の校長挨拶で始まり、その後ミーティングルームに分かれて自己紹介を行った後、課題研究の相互発表が行われました。
2学期のScience English IIでは、生徒たちは自身の研究について 実験方法(Method) と 結果(Result) を英語で発表する方法を学び、発表内容を準備してきました。今回のオンライン交流は3回目で、PC操作にも慣れた生徒たちは、学んだ内容を英語で互いに発表しました。
竹南高級中学校でも課題研究が行われており、海外の同世代が探究的な学びをしていることを知ることで、生徒たちにとって大きな刺激となっています。
12月16日(火)には、海外研修として台湾の竹南高級中学校を訪問し、対面での相互発表を行う予定です。実際に会って交流する日を、生徒たちは楽しみにしています。


竹南高校の生徒はプレゼンが上手く、刺激になっています オンライン発表にも慣れてきました
中学生と高校生を対象とした科学コンクールである「第69回日本学生科学賞」の徳島県審査が、11月5日(水)に板野町の県立総合教育センターで行われました。
本校応用数理科3年の池原 菜桜さん、兒玉 祐愛さん、田木 遥さんによる研究「アオサノリの生育と河川水の成分の関係について」が、見事最優秀賞(知事賞)を受賞し、県代表として11月15日・16日に東京で開催される中央予備審査に進むこととなりました。
また、本校応用数理科3年生による出品では、合計6グループが入賞し、出品している高校の中で最も多い入賞数となりました。これからも、課題研究のリーディング校として、生徒の探究的な学びをさらに発展させていきたいと思います。以下入賞内容です。
🏆 最優秀賞(知事賞)
「アオサノリの生育と河川水の成分との関係について」 池原菜桜、児玉祐愛、田木遥
🥈 優秀賞(教育長賞)
「オオカナダモの紅葉」長尾夏希、前川璃乃
「環境要因による枯草菌の芽胞形成への影響」 坂本陽光、高麗渚央、徳元優樹
「ハロゲン置換インジルビンを用いた新規化合物の合成」 工藤大河、岩本秋貴、佐中大雅、吉本訊
🏅 入賞
「ドミノの転倒とエネルギーの関係」 高橋悠愛、江本結、根來和芳
「ゆこう非可食部の有効利用とその効果」 米田光里、和田愛椛
なお、この結果は11月6日(木)の読売新聞朝刊に掲載されました。

https://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/news/20251105-OYTNT50161/
11月1日(土)、教育会館にて開催された「科学経験発表会」に、本校応用数理科2年生の2グループが参加しました。発表テーマは「放線菌の生育と代謝物について~食品パウダーの効果~」および「アオサノリの生育と金属元素の関係について」です。
近年、各校でSSH校や理数科を中心に課題研究が活発に行われており、本発表会には各校から最大2グループという制限の中で、校内発表の上位グループが出場しました。
生徒たちは前日までスライドを練り直し、論理的で分かりやすい発表となるよう工夫を重ねて臨みました。その結果、両グループとも最高賞である「特選」を受賞しました。
研究はまだ始まったばかりですが、今後さらに内容を深め、最終発表につなげてほしいと思います。


緊張感もありながらしっかり発表しています 2チームとも特選を受賞しました
10月29日(水)の午後、階段教室にて応用数理科課題研究中間発表Ⅱを実施しました。
本校応用数理科の課題研究は、探究的な学びを継続的に深めていくことを目的として、次のような3段階のサイクルで進めています。
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1年生3学期:テーマ設定と基礎的な探究活動
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2年生6月 中間発表Ⅰ:「とりあえずやってみて、探究する内容を見つけよう」
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2年生10月 中間発表Ⅱ:「探究する内容を実験にて検証しよう」
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2年生2月 最終発表:「前回の結果をもとに研究をさらに深め、新たな発見をしよう」
今回の中間発表Ⅱでは、各グループが自ら設定したテーマに基づき、検証実験や分析に取り組みました。これまでの成果を踏まえ、最終発表に向けた新たな課題や展望も見え始めています。
生徒たちには、探究の流れを止めることなく、自分たちの問いに向き合い続けてほしいと思います。教員一同、今後も全力でサポートしていきます。


応用数理科の課題研究2点、普通科の探究活動における活動1点、R7年度徳島県統計グラフコンクールに出品した結果、統計協会長賞2点、入賞1点の結果となりました。特に普通科は1年生での理数探究基礎で理科的数学的見方考え方を生かしたミニ課題研究を実施した結果、データを基とした探究活動を実施できた結果かと思います。これからも普通科においてデータを生かした教科横断的な探究活動を展開したいと思います。
統計協会長賞 応用数理科3年「アオサノリの生育と河川水の成分との関係について」
普通科3年「社会参加が鍵!高齢者ロコモ対策と健康維持」

入賞 応用数理科3年「枯草菌の芽胞形成に及ぼす環境要因について」

なお、城南高校は統計グラフコンクール優秀校の受賞を受けました。これからも取り組みを発展させていきます。
9月27日(土)、小学生を対象とした理科実験教室が行われました。
当日は、本校の応用数理科1・2年生を中心に、生徒たちが“教員役”として実験の指導や説明を担当しました。1年生の応用数理科では、「Science Introduction」の時間を活用して、事前に準備を重ねてきました。実験内容の検討やプレゼンテーション方法、体験してもらう活動の構成、まとめ方など、一連の流れを自分たちで計画し、本番に臨みました。当日は、多くの小学生が理科への興味を深める様子が見られ、生徒たちにとっても「教えることの難しさ」と「伝えることの楽しさ」を実感できる貴重な体験となりました。



事前準備として、実験内容・手法・プレゼン方法など考えます
当日は、多くの小学生並びにその保護者に来ていただき、非常に満足していただきました。以下事後アンケートの自由回答の一部です。
「城南高校に進学する可能性が高いので、子供を連れて来ました。子供は楽しかったみたいで、高校への関心ができたようです。」
「生徒たちが教えてくれるので、子どもたちも聞きやすかったみたいで、楽しんで学ぶことができたと思います。また参加したいようなので、これからも活動を継続していただきたいと思いました。」
「去年と違う実験があり親もテンション上がりました(^^)高校生さんが丁寧で優しくてしっかりしていて驚きました。質問したら分かりやすく教えてくれて、ありがとうございました。いろんなブースを回っていて先生と生徒さんの距離が近い感じで雰囲気がとてもよかったです。」
保護者も子供さんも楽しんでいただき、理科への興味関心が高まったのではないでしょうか。今後も地域における理科教育の中核校としての取り組みを進めていきたいです。


多くの小学生並びにその保護者においでていただきました


物理・化学・生物・地学の各分野で創意工夫を凝らした実験を体験してもらいました
以下、参加生徒の感想の一部です。
「私は、将来教師になりたいので、子供たちを喜ばせたり、ワクワクさせることができて本当に嬉しかったし、良い経験になりました。 これからも、こういう行事に参加して将来のことに活かせていきたいです!!」
「高校生同士で実験教室を主催して、とても楽しかったし、保護者も小学生も楽しんでいるように見えたので、とてもいい機会だと思った。 楽しかったので次もこのような機会があればぜひ参加したいと思った。」
9月12日(木)、1年生応用数理科107HRにおいて、夏休みの課題としていた自由研究の発表会を実施しました。事前研修では、テーマ設定や変数を意識したリサーチクエスチョンの立て方、実験手法や結果の表現方法、分析の進め方などを指導しており、その成果がしっかりと表れた発表会となりました。どの研究も内容が充実しており、聞いていても非常に興味深いものでした。今後は、探究的な学びの手法をさらに磨き、2年次から本格的に始まる課題研究に向けてステップアップしていってほしいと思います。
また、文化祭では、2・3年生の課題研究とあわせて1年生の自由研究も掲示し、多くの来場者から「テーマ設定が面白い」との高い評価をいただきました。本校のスクールポリシーである「未来を切り開くイノベーターの育成」の実現に向け、柔軟な発想力を生かした研究活動を通して、自らのイメージを形にする力を育んでいきます。
以下生徒のテーマになります。
・フィボナッチ数列と黄金比の 身の回りの利用・身近なものからのDNAの抽出・身のまわりにある化学発光・微生物電池の作成・見えるかな?身近な野菜や果物からDNAを取りだそう!・〜タンパク質と媒染液が繊維に与える影響〜・シャンプーとボディーソープ の見分け方"・コーヒーのリング化現象(コーヒーステイン)・糖度計で探る果物の甘い部分・リブレを使用した血糖値変動研究・水と食塩水が繰り出す不可思議・飲み物が与える影響について・サイコロの形状よって出る目の確立が変化するのか・光の通り道は角度で決まる?・水の過冷却・日焼け止めの塗付量と紫外線カット効果の関係・ビタミンCの量を調べる・自由落下の運動について・バナナのDNA抽出実験・生成AIによる嘘・十円玉をピカピカにするには?・犬の毛の役割・温度と洗剤が⽔の表⾯張⼒に与える影響・塩や砂糖の濃度による氷の融解速度の違い・浸透圧で変わる野菜の姿・氷の溶け方の性質・MINECRAFTを使用したデータのバックアップ・毛細管現象を使って自動で水やり・タンパク質の性質について・溶液による過冷却現象の違い


論理的に発表する力を身に付けてほしいです 多くの人に見ていただきました
8月22日(金)午後6時半から8時半まで、本校において小中学生とその家族を対象に天体観測会を実施しました。夏にはこのイベントを2回実施していますが、前回に引き続いてわずか3日で定員を大幅に上回る申し込みがありました。特に、募集開始と共に多くの方に閲覧頂きまして誠にありがとうございます。
本日はやや雲が多いものの全体的に晴れていました。これなら星が見えそうです。受付時刻は6時半からですが、6時過ぎには早くも小学生と保護者が来られていたのでご案内しました。7時から始まった講義では、みずがめ座デルタ星の南流星群について説明しました。ピークを過ぎていますが、今でもたまに流れているからです。他にも星座早見盤の工作や天体に関する話などを行いました。
外はすっかり暗くなり、天頂付近に一番星が見えました。織り姫、こと座のベガです。夏の大三角のうちで最も明るい0等星で、とても輝いています。今日は彦星、わし座のアルタイルや、はくちょう座のデネブやアルビレオも見えました。北斗七星や北極星もよく見えます。望遠鏡にそれらの星を入れて観察しました。
次に、校舎を横切ってグラウンド側に移動しました。体育館の上にさそり座が鎮座しています。ひときわ赤いアンタレスが光っていました。また、その東側にいて座があり、有名な南斗六星も観測できました。今後の課題として、望遠鏡の性能の限界やスタッフの手際が今ひとつだったので、満足するには少し足りませんでした。次回は各自が技量を向上させて、来校者のみなさんにもっと満足して頂こうと思います。今回のご来校ありがとうございました。次回は12月を予定しています。