平成30年度
徳島県SSH生徒研究合同発表会の開催
3月21日(木)に徳島県教育会館にて平成30年度徳島県SSH生徒研究合同発表会が開催されました。今回会場が変更され,初めてSGH校の参加もありました。本校からは応用数理科1,2年生及び普通科希望者が参加し,2年生は12の研究班全てが課題研究発表に臨みました。また,今回は本校が幹事校であり,受付や司会などの運営にも携わりました。今年の発表数は県内7校から47作品です。
午前中に1F大ホールにて開会行事と口頭発表,午後に小ホールにてポスター発表,その後大ホールにて講演会,表彰式と閉会行事が行われました。審査委員には徳島科学技術高校,脇町高校,本校の各SSH運営指導委員の先生方,徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会の先生方,徳島県高等学校教育研究会理科学会・徳島県教育委員会・徳島県立総合教育センターの先生方の合計27名です。また,徳島大学大学院社会産業理工学研究部教授村田明広様からは「中央構造線断層帯と南海トラフ地震」という演題でご講演をいただきました。
参加生徒は,他校の発表に触れ,審査の先生方からアドバイスをいただき,大いに刺激を受けたようです。いただいたアドバイスは研究の最終的なまとめに生かしていきます。
さて今回発表で使用した課題研究ポスターは,修正や追加実験を経て,4月6日(土)に高知県立小津高等学校で開催される四国地区SSH生徒研究発表会に持参して研究発表を行います。
本校審査結果は以下のとおりです。
【口頭発表】
最優秀賞 「紫外可視分光光度計の改良と可搬性を持った分析機器製作」
【ポスター発表】
優秀賞「プラナリアの粘液について」
優良賞「グラスハープの振動数の変化について」
奨励賞「弓矢発射装置の作製と矢所の安定化を目指して」
奨励賞「文化の森総合公園における地表性甲虫の種類と分布」
京都大学サイエンスフェスティバル2018
3月16日(土),京都大学サイエンスフェスティバル2018に参加しました。
本年度,城南高校からは聴講のみということで,応用数理科1年生5名が参加しました。どの発表校においても,その内容は検証がしっかりとなされているとともに,要旨やスライドが分かりやすく,丁寧にまとめられていました。そして,質疑応答の時間では,本校の生徒も積極的に質問し,議論の花を咲かすことができていました。
平成30年度 第2回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会
2月16日(土)の午後,昨年11月に行われた第1回に続き,第2回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会が,徳島大学を会場にして開かれました。
第1回の研修で得た要領をもとに,各校で研究グループを編成し,ポスターセッション形式の発表を行いました。城南・城北・徳島市立の3校から全部で35グループが参加するいう比較的規模の大きい会となり,生徒たちも緊張の面持ちの中で発表が始まりました。徳島大学の先生方も二組に分かれ,各グループの発表を順番にご覧になり,その場でたくさんのご指導やご助言をしてくださいました。グループによっては,10分以上にわたる熱心なご指導をいただいていました。閉会行事の講評でも,予想よりもよくできていたという評価をおっしゃっていただきました。ただし,よい研究をまとめるには,関連する研究について過去の論文等をきちんと検証し,自らでしっかりと実験を行い,徹底的に議論することが大切であると,重要なご助言をいただき,第2回研修会は締め括られた。
なお,第1回に引き続き,研修会全般にわたってご指導や会場等のご準備をしていただいた徳島大学の先生方と,ご参加いただいた県教育委員会ならびに県立総合教育センターの先生方,生徒さんを引率していただいた各高校の先生方,そして当日参加された高校生の皆さん,お疲れ様でした,そして,ありがとうございました。そして,充実した研究活動を実践していきましょう。
平成30年度高大連携地学県外研修
11月30日(金)の午後、応用数理科1年生40名と引率教員3名で、淡路島の北淡町震災記念公園へ行きました。生徒たちは事前に徳島大学の村田明広先生の講義を受けており、今回は実地での研修となりました。
まず、車窓から線状地形(リニアメント)を観察しました。徳島ICから高速に乗りしばらく進むと、左右に鳴門市の田畑が広がっています。この辺りに断層が走っていて、北側がほんの少しだけ高くなっています。断層より北側では住宅やサツマイモ畑が多く、南側ではレンコン畑がよく見られるとのことです。淡路島に入ると西側に風力発電の風車が見えました。発電には適した風速が必要で、ときには強風によって破損することもあるそうです。
バスに揺られて50分くらいで記念公園に到着しました。ここには1995年に発生した阪神淡路大震災で動いた野島断層が保存されています。記念館の方と村田先生から断層の説明があり、生徒たちは熱心に聞きながらメモを取っていました。圧巻は断層の断面を見られるようにした場所で、地中に隠されて見えない断層を間近で観察できました。また、断層の真上にあったメモリアルハウスを見学したり、起震装置に乗って大地震の揺れを体験しました。当時の様子を流している映像には誰もが食い入るように見つめていました。
そこからバスで15分走って明石海峡大橋の南詰に行きました。村田先生の説明を受けながら、橋を支える主塔やアンカレッジなどを遠くから見学しました。23年前のあの日、橋の下でも断層が横滑りして主塔の距離が1m伸びました。そのときすでにケーブルが張られていたので、いくらか負荷がかかっているように思われます。また、7年前の東北大震災や3年前の熊本の震災、今年も北海道で大震災が起こったばかりで記憶に新しいです。防災には地学の専門知識が欠かせないことがわかりました。
最後に、徳島大学の村田先生には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。
平成30年度 第1回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会
11月23日(金・祝)午後,本年度の第1回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会が,徳島大学を会場にして開かれました。本校からは,応用数理科1年生38名が参加しました。他にも城北,徳島市立の2校からも参加があり,3校合わせて81名の高校生が集まりました。
まず,高校生は13の班に分かれて席に着き,この日の日程等の説明を受けた後,各班ごとのグループ活動を行いました。各班には,徳島大学の学生さんにティーチングアシスタント(TA)として輪に交じっていただきました。そして,話し合いや作業がスムーズに進められるようにお手伝いをしていただきました。
最初のテーマは「自己紹介」。他校生と班を組んでいるということで,たがいに自己紹介を行い,和やかな雰囲気づくりをしました。続いて「(数学や理科などで)興味のあることは何か?」という質問に対して,自分の意見を思いつくままに付箋紙に綴り,一定の時間内に多くの意見をたがいに出し合いました(ここまでの活動が,「ブレーンストーミング」とよばれます)。こうして提示された多くの意見について,関連性を見いだしながら,いくつかのグループに分類し,共通性などを班員どうしで検討して,最終的に班で1つの内容に絞り込み,各班ごとに発表していきました(この多くの意見を集約する手法は,「KJ法」とよばれています)。以後,「先に挙げた事柄に関して,分かっていない,あるいは解明されていないと思われるものは何か?」,「その解明されていないことをどのようにしたら明らかにできると考えるか?」という質問が順番に掲げられ,同じようにブレーンストーミングとKJ法を活用して,班で意見を集約していきました。数時間ではあったものの,生徒たちはこれらの活動を通して,研究対象の設定と現状として存在する問題点を見つけ,さまざまな情報を調査・収集・集約し,それを解決に導くための方法について検討し,的確な研究手法を選択するという一連の研究の進めていく流れを会得しました。これから生徒たちは,2月に行われる第2回研修会までに,自分たちで考えたテーマに基づいて,事前レポートや発表用資料をまとめていく作業を進めていくこととなります。
なお,会場等のご準備や研修会全般にわたってご指導いただいた徳島大学の8名の先生方とTAとしてご協力いただいた13名の学生の皆さん,サポートとしてご参加いただいた県教育委員会ならびに県立総合教育センター5名の先生方,生徒さんを引率していただいた各高校の先生方,そして当日参加された高校生の皆さん,お疲れ様でした,そして,ありがとうございました。では,しっかりしたレポート等を携え,2月にまたお目にかかり,「大変だったけど楽しかった」と言えるような時間を一緒に過ごしましょう。
サイエンスダイアログ
平成30年度城南高校サイエンスダイアログを実施しました。
この事業は世界各国より日本の大学・研究機関へ滞在している優秀な若手外国人研究者に,自身の研究や出身国に関する講義を英語で受けることで世界で活躍するための科学力や視点を養う目的で毎年おこなわれています。
今年度は地元徳島大学大学院医歯薬学研究部よりMahadi Mohammad HASAN先生を招いて講演をおこないました。出身のバングラデシュの文化や歴史,著名人の紹介やご自身が研究されている薬学のお話を写真や図を用いてご紹介いただきました。趣味の写真では徳島の各地の風景や滞在されていた京都の紹介もしてくださり,生徒たちも熱心に講演に聴き入っていました。
こちらの手違いで講演時間が余る一幕もありましたが講義補助としてお越しいただいていた徳島大学大学院医師薬学研究部の木暮先生が丁寧に補足の説明をしてくださいました。講演後は生徒たちから多数の質問(バングラデシュのことや研究内容など)がありHASAN先生や木暮先生が温かく対応してくださり大変充実した研修になりました。HASAN先生,木暮先生大変ありがとうございました。
第38回近畿総文祭自然科学部門参加
第38回近畿高等学校総合文化祭徳島大会が、11月10日(土)~25日(日)の日程で「藍色の空へ羽ばたけ文化の翼」をテーマに開催されます。自然科学部門は11日(日)に文化の森総合公園(徳島県立21世紀館)に於いて、近畿1府4県で自然科学に関する研究・観察に取り組んでいる高校生20グループが研究成果を発表しました。本校からは、吉野川市鴨島町にある「江川湧水」の「異常水温」に関する先行研究から、現在の江川湧水の水温・湧水量・水位を記録し、吉野川水温に対する位相の遅れがどのようになっているのかを調査しているクループが参加し、奨励賞をいただきました。また、生徒実行委員長をはじめとして本校応用数理科2年生が、開・閉会行事および、発表の運営に携わりました。各府県で熱心に自然科学部等の活動に関わっている生徒の発表を聞き、本校参加者も大きな刺激を受け、今後の探究活動がさらに充実するものと期待しています。生徒の皆さんは、前日準備も含め2日間お疲れ様でした
107HR高大連携講座(香川大学・笠先生 第2回)
応用数理科1年生は6月に引き続き、11月2日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生をお招きして、課題研究に関する高大連携授業を行いました。
はじめに「証拠の信頼性と妥当性」についての講義があり、信頼性のある証拠、妥当性のある証拠とは何かについて、聴き手に信用してもらう証拠を示すことの重要性についてお話いただきました。
次に、「溶けていく氷」についての演示実験を行いました。アルミ・アクリルの上に氷を置いた場合どちらが先に溶けるか仮説を立て、実験結果について考察しました。ちなみに生徒の仮説は、アルミ17・アクリル21・同時1でした。また、日常的に使用する「冷気」「冷たさ」が伝わるは科学的な用語でないことも学びました。
最後に「あなたはよい科学者か」をテーマに科学者の倫理について考えるアクティビティを行いました。今後課題研究を進めるに当たっての意識付けができました。
応用数理科1年生は、笠先生の高大連携講座、そして本校と徳島大学が共同開催する、課題研究のテーマ設定を主要な目的とする徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会で学んだことを活用し、自分たちで研究班を形成し課題研究テーマや実験計画などを決めていき、3学期から課題研究を本格的にスタートさせます。
「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山
10月31日(水)~11月1日(木)に和歌山県和歌山ビッグホエールにて「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山が開催され,応用数理科の2年生3名が参加しました。今年で3回目の開催であり,本校は2度目の参加となりました。今回は海外48か国,国内49校の参加があり,約400名の高校生が活発に議論を行いました。このサミットは,11月5日の「世界津波の日」に合わせ,日本を含む世界各国の高校生を招き,防災分野における将来のリーダーを育成するとともに,災害から世界中の人々の命を守ることを目的に開催されています。
※11月5日の「世界津波の日」は,津波の脅威と対策について理解と関心を深めることを目的に,2015年12月の国連総会において,日本が提唱し,我が国をはじめ142か国が共同提案を行い,全会一致で採択されたものです。この日が「世界津波の日」とされたのは,安政元年(1854年)11月5日,安政南海地震による津波が現在の和歌山県広川町を襲った際,和歌山県の先人である濱口梧陵が稲むらに火をつけ,津波から逃げ遅れた村人を高台へ導いて,多くの命を救った故事にちなんだものです。
10月31日(水)
午前:分科ブリーフィング 午後:開会式・記念植樹・分科会・レセプション
分科会ではICチップなどを活用し,大切な物を津波による流出から守るアイデアを発表しました。開催前から,生徒が考えたアイデアを海外4か国国内4校で形成された分科会(グループJ)で堂々と英語で発表を行いました。他校も様々なアイデアや防災に関する取り組みについて発表を行っていました。
11月1日(木)
午前:分科会 午後:津波防災講演会・総会・閉会式
分科会では昨日の発表についてディスカッションを行い,グループとしての意見をまとめました。午後からは,津波防災に関する講演会の後,分科会で出された意見をグループごとに発表を行い,その意見をまとめた,「稲むらの火 継承宣言」が採択され,閉会しました。
世界各国から集まった高校生と交流ができ,津波防災について考える事が出来たこの2日間は大変貴重な時間となりました。本校においても,防災に関する意識を高めていけるように頑張りたいと思います。最後に,開催をしていただいた関係者の皆様,この場をお借りし御礼申し上げます。
第62回日本学生科学賞徳島県審査の結果について
10月23日(火)徳島県立総合教育センターにて第62回日本学生科学賞徳島県審査(読売新聞社主催)が行われました。本校の「和三盆の製法に学ぶ技術と応用」が最優秀賞(知事賞)を受賞し、中央予備審査に出展します。また、その他8つの研究も受賞し、本校の課題研究の広がりと深まりを感じる結果となりました。
全体の結果は以下のとおりです。
◇最優秀賞(知事賞) 1点 →中央予備審査へ
「和三盆の製法に学ぶ技術と応用」
応用数理科3年 炭田悠貴・稲垣颯太・植田初香・山西百音・吉田茜
◇優秀賞(教育長賞) 6点
「牛乳パックの廃棄時に有効な折り目の研究」
応用数理科3年 沖野悠太朗・松尾優吾
「破壊されにくい防波堤の研究」
応用数理科3年 善本悠介・一宮正歩・佐竹康平・島原一翠・早瀬亮祐・土橋未優奈
「レチノイン酸がプラナリアの頭部再生に与える影響について」
応用数理科3年 山城梢・森菜々美・森岡莉彩・吉原莉菜
「バドミントンのシャトルの回転が運動に及ぼす影響について」
応用数理科3年 三浦徹太・北川拓夢・日出汐音・林勇希・福井翔輝
「レーザー雨量計~MarkⅢ~による雨量計測」
応用数理科3年 林里沙・藤井寧音・真木野李奈
「ギター弦の基本振動と含まれる倍音の関係」
応用数理科3年 才見僚・大塚航平・岡田健汰・坂田暖彦
◇入賞 2点
「波高観測機の製作」
応用数理科3年 四宮樹・小林円来・多田萌香・西村日那
「光色がホウネンエビの孵化に与える影響」
応用数理科3年 満壽利毅・藤田航輔・山口俊樹
第75回科学経験発表会報告
10月28日(日)、徳島県教育会館にて開催された第75回科学経験発表会・高等学校の部に、現在課題研究に取り組んでいる本校の応用数理科2年生から4つの研究班が参加しました。どの班も校外での発表会は初めてでしたが、現在までの研究の成果をうまくプレゼンすることができました。今回の発表で貴重な発表経験を積むことができ、審査委員や引率の先生方から様々な質疑やアドバイスをいただくことができました。最後に鳴門教育大学の早藤先生から講評をいただきました。ご指摘いただいたのは次の4点です。
○新規研究は先行研究の内容がどこまで明らかになっているのか?
○研究の動機と自ら取り組む仮説の設定は妥当か?(実施期間内に解決可能か?)
○目的(課題)を達成するための妥当な方法が設定されているか?
○グラフ及び表の表現に仕方が適切か?
最後に「結論を急がないで、現状の事実から言い切れる内容を大事に研究を進めて欲しい。結果から新たに導き出される仮説の妥当性を高めながら、研究を進めて欲しい。」とエールをいただきました。ぜひ今後の研究や発表会に生かしていきたいと思います。
【発表会の結果】
特選/最優秀賞 「紫外可視分光光度計の改良と可搬性を持った分光機器製作」
特選 「江川湧水について」
「グラスハープの振動数の変化」
入選 「文化の森総合公園における地表性甲虫の種類と分布」
小学生対象理科実験教室の報告
10月8日(月)体育の日,13時~16時30分に本校3~4F理科棟及び目的ホール,エレベータホールにて,今年で6回目となる「小学生対象理科実験教室」を開催しました。
今年度は,3連休の最終日に実施したところ、徳島市内とその周辺から過去最高の参加者数となる小学校333名を含む674名がご来校され,保護者や幼児の皆さんも含めて実験教室にご参加くださいました。
応用数理科1年生全員で13のブースを展開し,来校してくださった小学生(と弟や妹さんの幼児)の皆さんに様々なテーマで理科に親しんでいただきました。今年で3年目となるラリーポイントもおこない,楽しんでいただけたと思います。また,運営した生徒も楽しんでブース運営ができ、大変忙しい3時間で疲れも出ましたが、来年もやってみたいと言っておりました。
予想以上の方が来校され,多くの待ち時間を要したブースもでき,終了時間を延長するなど,ご迷惑をおかけしましたが,来年もお越しいただいた皆さんにもっと楽しんでいただけるよう、工夫していきたいと思います。ご来校いただいた皆様、本当にありがとうございました。
SSH研究成果発表会開催
9月22日(土)12:20~16:30、本校大会議室および多目的ホールにて、本校応用数理科120名を含む約200名が参加のもとSSH研究成果発表会が開催されました。主な内容は以下のとおりです。
(1)実践及び成果報告(SSH事務局)
SSHアメリカ研修報告(口頭:参加生徒代表)
(2)生徒課題研究口頭発表(3年生:物化生地分野計4件)
(3)2年生課題研究ショートショートプレゼンテーション(13件)
(4)生徒課題研究ポスター発表(3年生:11件)
生徒課題研究ポスター中間発表(2年生:13件)
SSHアメリカ研修ポスター発表(参加生徒代表2グループ)
(5)指導講評(参加者による協議・意見交換など)
SSH研究成果発表会では、応用数理科3年生が課題研究の最終発表、2年生が課題研究の中間発表をおこない、1年生は今後の研究に生かすため参加しました。また本校SSH運営指導委員の先生方、徳島県教育委員会や徳島県立総合教育センターの方々、県内中学高校教育関係者、県内中学生・高校生、応用数理科生徒保護者、本校普通科の参加希望生徒および保護者も対象として幅広く案内し、生徒の司会・運営でSSHの取り組みについて発表しました。今年度は特に中学生の参加が多く、本日の発表会が進路選択の参考になったことと思います。
本校応用数理科の生徒にとっては、研究発表の方法や、発表会運営について貴重な経験となりました。保護者の方々や中学生の皆さんに自分たちの取組を紹介する好機ともなりました。3年生は高校での口頭・ポスター発表を行うのはこれが最後となります。この経験が今後に活かされることを期待します。
また、ご指導の先生方や参加された方々からは、生徒の課題研究(特に2年生の中間発表に対して)や本校のSSH事業全般について、様々なご質問、ご意見やご助言を賜りました。いただいたご意見・ご助言は今後の課題研究やSSH事業にぜひ活かしていきたいと思います。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
107HR自由研究発表会の開催
9月14日(金)午後の3時間を使って、夏期休業中の課題であった自由研究の発表会が開催されました。今年度は、研究を物理・地学分野、化学・生物分野に分け、2教室での発表4分・質疑2分の口頭発表をおこないました。ほとんどの生徒がパワーポイントを用いての発表が初めてであり、スライドの作り方もまだまだの点が見受けられましたが、各自趣向を凝らした研究がされており、生徒からも活発な質疑があり、今後の課題研究に発展できそうな研究もありました。探究活動のスキル向上につながる第一歩になったと思います。
J-Linkツアーin関西(応用数理科2年生)
応用数理科2年生は8月10日(金)に、午前中は高輝度光科学研究センター、午後は神戸大学で研修を行いました。
高輝度光科学研究センター(SPring-8&SACLA)では、はじめにX線自由電子レーザー施設であるSACLA(SPring-8 Angstrom Compact free electron LAser)の実験研究棟で、技術者の方から施設の概要をDVDと講義で学び、実験ブースを見学しながらレクチャーを受けました。その後、この日は施設が休止中だったため、普段は入れない放射線管理区域内の実験ホールを見学させていただきました。今回初めてSAKURAの加速器棟に入ることができ、400mのビームラインに沿って歩くことができました。次にSPring-8(Super Photon ring 8 GeV)に移動し、一周1400m超の実験ホールを約1/4周しました。光合成触媒タンパク質構造を世界で初めて解析したビームライン(BL)、小惑星イトカワの微粒子分析を行ったBL、和歌山毒物カレー事件のヒ素解析が行われたBLなど最先端の研究の一端を体感することができました。
神戸大学では、生徒各自の進路志望等により、工学部・農学部・法学部のオープンキャンパスに参加したり、各研究室の催し物を見学しました。
J-Linkツアーin関西(応用数理科1年生)
応用数理科1年生は8月6日(月)に神戸ポートアイランドでの県外研修を行いました。
☆理化学研究所生命機能科学研究センター(BDR)
生命機能科学センターは、生命システム研究センター・多細胞システム形成研究センター・ライフサイエンス技術基盤研究センターを前進とする今年4月に発足した理研の新しいセンターです。生命科学に関する最先端研究を行っており、様々な研究分野の研究者が国内外から集まっています。
事前に「セントラルドグマ」及び「幹細胞」についてのレポートと2つ以上の質問の事前提出が義務付けられており、参加者は事前研修をし見学に臨みました。最初にBDRサイエンス・コミュニケーターの高橋さんから、「CBDについて」、事前学習してきた「セントラルドグマ」と「幹細胞」についてのお話があり、それから「iPS細胞」に関するお話やCBDの最近の研究成果、事前にお送りした質問内容へのお答えをいただきました。その後、展示室と模擬実験室を2つの班に分かれて見学させていただきました。生命科学や医学に興味関心をかき立てられる研修ができました
☆理化学研究所 計算科学研究機構(スーパーコンピュータ京)
有名なスーパーコンピュータ「京」を運用している施設です。こちらも今年初めて訪問しました。「京」のある計算機棟に、L字型に接する研究棟の5,6階の間にある階段状の見学者ホールで、建物の耐震構造、計算科学研究機構の役割、スーパーコンピュータとは、「京」の特徴、スパコンが何に利用されるのか、スパコンの進歩とポスト「京」について、「京」でどんな研究が行われているか、といったお話がありました。ご説明の後、正面スクリーンが上がると、筐体がずらっと並んだ「京」本体が姿を現しました。有名な施設を目の当たりにして、みんな興奮気味でした。そして「京」の本体やステータスを示すモニター画面を見ながら質疑応答が行われました。熱心な生徒は出発ぎりぎりの時間まで質問をしていました。
☆甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科
甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科では、西方敬人教授より前半は講義、後半は演習(実験)をしていただきました。前半は、「細胞とは?細胞を調べてヒトを健康にする!」をテーマに、免疫を関係するマクロファージを中心にご教授いただきました。後半は「見てみよう・持って帰ろう自分の細胞」をテーマに、5人の院生・学部生TAの皆さんのご指導の下、口腔粘膜上皮細胞を染色し、固定する実験を体験させていただきました。ご指導くださった藤井先生を初め、お世話をいただいた学生や事務室の皆さんに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
第20回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会参加
8月16日(木)・17日(金)、佐賀市文化会館で実施された第20回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会に,本校から「ギター弦の基本振動と含まれる倍音の関係」を研究した3年生4名が参加しました。
初日は,ステージ発表のリハーサルと審査を含む67グループのポスター発表(物理分野13グループ・化学分野19グループ・生物分野10グループ・地学分野6グループ・数学分野9グループ)がありました。審査については発表4分・質疑4分とかなり短く,研究を要点をまとめ,質疑にも簡潔に答えました。また発表は2交代制であったため,発表をおこなっていない時には他校の独創性の高い研究や実験・考察を聞いて質疑をおこない,アドバイスシートを提出するなど有意義なひとときを過ごしました。その後佐賀県教育会館に会場を移し,生徒交流会に参加しました。趣向もこらされており,生徒も楽しめたようです。
2日目は各県を代表する16グループのステージ発表があり,それぞれ発表10分・質疑5分で実施されました。講評でもありましたが,会場の高校生から活発な質疑があり,今後の大学生活や探究活動に大きな指針をいただきました。
残念ながら,ポスター発表・ステージ発表で受賞することはできませんでしたが,参加生徒にとっては非常に貴重な経験ができました。現2年生は次期山口大会に向け研究を進めていきます
全国総合文化祭参加
8月6~9日まで長野県で開かれた第42回全国高等学校総合文化祭に参加しました。
研究発表(4部門)とポスター(パネル)発表に分かれて,全国から集まった高校生達が自分達の研究を発表しました。熱心に研究に取り組んできたことがよくわかる発表ばかりで,非常に聞き応えがありました。
本校はポスター発表の徳島県代表として,「レチノイン酸がプラナリアの頭部再生に与える影響について」というテーマで,2日間にかけて発表を行いました。ポスターでは37の発表があり,青森県から沖縄県まで出展し,地域に根ざしたユニークなものも多く,大いに盛り上がりました。本校の発表にも,多くの高校生・先生方が興味をもって聞きに来て下さり,数々の質問を頂き大変勉強になりました。
2日目の巡検研修では八島湿原の木道を歩き,高山植物の観察を行いました。台風が近づいてきたせいで,あいにくの天気だったため,本来のコースを短縮した研修となってしまいました。シシウドの花が雨に打たれて瑞々しく咲いており,天気であればさぞ美しい光景だったろうと思いました。
3日目は信州大学理学部理学科物質循環学コースの鈴木啓助教授による「北アルプスの雪氷から考える地球環境」と題した講演の後,生徒交流会が行われました。他県の生徒とチームを作り,地元に関するクイズで競いあい,交流を深めることができました。次年度開催の佐賀県のスタッフからのPRもあり,会場は笑いに包まれました。今回の大会では,残念ながら入選は果たせませんでしたが,他県の高校生との親睦も図れ,非常に思い出に残る大会となりました。
この場をお借りして,研究のご指導をして下さいました徳島大学の渡部稔先生,長野県のスタッフの皆様方にお礼を申し上げます。大変ありがとうございました。
平成30年度SSH生徒研究発表会
8月8日(水曜日)9日(木曜日)神戸国際展示場にて平成30年度SSH生徒研究発表会が開催され、本校から応用数理科3年5名が参加しました。8月7日の前日準備からポスター発表のブースに、和三盆に関する研究の展示を行いました。発表だけでなく、他校の発表を見て評価したり、外国からの参加者のブースで国際交流もしたりできました。また、秋山仁先生の講演や代表6校による口頭発表も参考になりました。
夢化学21参加
7/28(土曜日)に徳島大学常三島キャンパスで、日本化学会中四国支部の行事である「夢化学21」の実験講座に、科学部化学班と応用数理科・普通科の希望者が参加しました。開会行事の後、牛乳の中のカルシウムの定量(キレート滴定)・牛乳からチーズを作り生分解性プラスチックにする・髪の毛の鉛の濃度を原子吸光分析で測定するといった3つのテーマの班に分かれました。実験室や研究室で、先生方や学生の皆様と楽しく会話しながらも、分析実験の前処理などについても丁寧に指導していただけました。応用理数コースを中心とした理工学部の説明もあり進路の勉強にもなりました。
科学への誘い参加
7月21日(土)、徳島県立総合教育センターで開催された「科学への誘い~光の性質を体験してみよう~」に応用数理科2年生4名が参加しました。講師は徳島大学理工学部久田旭彦先生です。はじめにプリズムで光の分散(7色に分かれる)を観察し、色による分散の角度を調べました。続いて簡易分光器を製作し、蛍光灯や白熱電球などのいろいろな光にどのような色が含まれるかを観察しました。また、色が波長の違いによることも理解しました。次に光の屈折について学び、水の中で透明な物体が見える理由や全反射の現象を確認しました。最後に偏光(1方向の振動面をもつ光)について学習し、偏光板を通して光の観察をおこないました。偏光は奥が深く、生徒は課題を与えられた形で講義を終了しました。参加生徒も非常に高い興味を示し、今後の探究活動に生かせるものと実感したようです。半日大変お世話になりました。
応用数理科3年高大連携講座(徳島大学社会基盤デザインコース)
6月26日(火)の午後より,3年生AS(アドバンス サイエンス)の授業で高大連携講座を実施しました。徳島大学理工学部社会基盤デザインコースを生徒16名が訪問しました。
最初に実験施設見学として地盤系実験室(上野勝利准教授),水理実験室(武藤裕則教授),コンクリート実験室(渡邉健准教授)の順に実験施設の見学・説明を受けました。生徒たちは初めて見る実験施設に興味を持ち,研究内容について質問しました。
施設見学の後は建設棟に移動して小川宏樹教授による体験授業を受けました。「社会基盤としての建設のあり方」として現在の建設業界の環境やこれからの世の中に求められる社会基盤についてわかりやすく説明されました。地域社会の建築物を活かす内容には多くの示唆がありました。
最後に武藤教授と広報委員で案内してくださった滑川達准教授も交えて懇談会がありました。社会基盤デザインコースや研究について多くの質問が出て,各教授が丁寧に質問に答えてくださいました。生徒たちの今後の進路選択に活かしていきたいと思います。先生方ありがとうございました。
107HR高大連携授業(笠先生・香川大学)
応用数理科1年生は、6月22日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生をお招きして、課題研究に関する高大連携授業を行いました。
前半は「探求活動とは何か~高校で科学する~」をテーマに、探求活動と普通の授業の違いから始まり、「聴き手」に対して「証拠」を示す、そのために研究の全過程でいつも研究の見直しを心がけることが大切であるとを学びました。
後半は「変数とは何か」をテーマに、「変数(variable)」と「値(value)」について具体例を示しながらお教えいただき、生徒にとっても、参加していた教員にとっても大いに参考となる内容でした。
笠先生の講義の続きは年度後半にも予定されております。応用数理科1年生は、笠先生に教わったことを参考に、夏休みの自由研究、3学期から2年次にかけて課題研究に取り組んでいくことになります。
208HR課題研究中間発表Ⅰ
6月13日(水)5~7限の3コマ通しで、応用数理科2年生の課題研究中間発表Ⅰが行われました。現時点での研究成果を14の研究班が発表し、お互いの研究についての情報共有や先生やクラスメートからのアドバイスを受け今後の研究を深化させることが目的です。教頭先生・理科教員の他、数学科・英語科の先生、ALTのMatt先生やTravis先生にもご参加いただきました。生徒も最初は緊張がありましたが、徐々に雰囲気にも慣れ、後半は生徒同士でも大変活発な意見交換ができました。テーマ決めに苦慮し、実験データが得られていない研究班もありますが、今回いただいた質問やアドバイスを今後の糧とし、研究が進み成果が得られることを期待します。
H30_化学グランプリ講習会
6月23日に徳島大学常三島キャンパスで化学グランプリ講習会があり、科学部化学班の1年生から3年生18名が参加しました。午前中は高校化学の範囲を徳島県総合教育センターの平田先生が担当してくださいました。単分子膜の測定からアボガドロ数を求める実験を交えながら物質量の理解を深めたり、医薬品に関する有機化学の分野を確認したりと短時間に盛りだくさんの内容をこなしました。午後は化学グランプリの概要説明と昨年度の問題から物理化学分野を鳴門教育大の武田先生、有機化学分野を徳島大学の三好先生が解説してくださいました。化学の知識の乏しい1,2年生にも挑戦しやすいように要点を絞り込んでお話くださいました。今年度は、鳴門教育大学の早藤先生が、ジュニアサイエンスドクターの受講生も引率してくださっていたので、高校生も小学生に負けないようにと頑張っていました。片付けの後、先生方が残って個別の質疑応答の時間もとっていただけました。
応用数理科3年高大連携化学分野
6/19(火曜日)14:15から徳島文理大学薬学部で文理大学薬学部
薬学部長の福山 愛保 先生を中心とした研究室による ~「ノーベル化学賞の化学反応」を見てみよう~と題して、「鈴木・宮浦カップリング」について学ぶ実験講座を開催していただきました。
久保美和先生・原田研一先生による実験機構や実験上の注意事項などの説明のプレゼンの後、実験室に移動して、生徒2人に指導者1名という贅沢な構成で実験を進めて行きました。先生方の丁寧な説明と見やすい実験書・実験室のよく使われている雰囲気・学生の皆さんとの親しい会話などで、高度な内容を楽しんで実習することができました。数分の攪拌の後に紫外線を当てて光ったときには笑顔があふれていました。内容が理解しやすかったためか、実施後のレポートも内容が詰まっていました。実験後は、会議を終えて合流してくださった福山先生を交えて集合写真を撮ったり、追加情報のお話をしていただたりと終始和やかな雰囲気で終えることができました。薬学部で学ぶことなどについても詳細な説明があり生徒も実感が持てたとのことでした。
有機ELを用いた実験授業
6/12(火曜日)にノーベル賞受賞者の白川先生プロデュースの有機ELに関する実験講座を行いました。3年の応用数理科のアドバンスサイエンスと2年応用数理科の理数化学をドッキングさせ、あすたむらんどの久米竜一先生を講師に迎え、さらに、前年度有機ELの講座を受講した2年生10名ははTAとして参加し、実験の受講者と指導者の両方を体験するという授業を試みてみました。昨年度受講者は、1テーブルを受け持ち、器具の配布や電源装置などの操作補助の他に、それぞれが体験に基づいて細かい注意を行ったり質問に答えるなどを行いました。授業担当者はできるだけ指示を減らし、テーブル毎で工夫する余地を持たせました。当然段取りの善し悪しが生まれ、進行具合に少し差が出ましたが概ね時間内にこなせました。また、下級生が上級生を指導する班もあり、生徒は新鮮な気持ちで取り組みました。巧く光った班は実験者の生徒も指導者の生徒も喜ぶことができました。
応用数理科3年 高大連携講座(徳島大学理工学部情報光システム)
理工学研究部 教授 陶山史朗 先生
6/19(火)午後、応用数理科3年生は物理・化学・生物の各分野に分かれて高大連携講座に参加しました。物理分野を選択した17名の生徒は徳島大学理工学部情報光システムの陶山先生の研究室で研修を行いました。
研修前半では、陶山先生から情報光システムでの研究内容についてお話いただいた後、2名ごとの9班に分かれて、各5分間ではありますが、研究室の学生の皆さんから、各自が行っている3D技術に関する研究内容について、わかりやすく熱心に説明していただきました。本校生徒も、自らの課題研究を思い起こしながら集中して説明に耳を傾けていました。
後半は再び陶山先生のご説明の後、「アーク3D(光の散乱を利用して立体画像を浮かび上がらせるもの)」作成の実習を行いました。参加した生徒は各々「月と星」「ハート」「ピカチュー」などの画像について立体画像を作成観測し、楽しみながら体験的に学ぶことができました。
熱心にご指導いただいた陶山先生、研究室の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
応用数理科1年 高大連携講座(徳島文理大学薬学部)
有機化学実験~けい光と化学発光~
徳島文理大学薬学部教授 張 功幸 先生 と 放射薬品学教室のみなさん
5/18(金)午後,応用数理科1年生40名が標記の講座に参加しました。講座の概要説明と,お世話くださるスタッフの皆さんに自己紹介をしていただいた後,操作を進めていきました。
本校に入学して,最初の高大連携講座への参加ということで,ドキドキとワクワクの両方の思いを胸に抱きつつ,生徒たちはこの日の講座に臨みました。
途中に休憩をはさみながら,おおよそ2時間の講座を体験させていただきました。まだまだ各種操作には不慣れな高校1年生が実験を行うということで,円滑に,かつ安全に実験が進められるように,多くの工夫と配慮をしていただきました。そのおかげで,生徒たちも終始楽しい気持ちで操作を進めていき,合成実験の基本や化学発光の原理,日常生活への応用について,多くのことを学ぶことができました。
改めまして,張先生をはじめ,放射薬品学研究室のみなさんには,今回の講座のために,貴重なお時間をいただきまして,誠にありがとうございました。
お礼の言葉とともに,城南高校のSSH事業に対しまして,今後もますますのご支援,ご協力賜りますよう,どうぞよろしくお願いいたします。
第6回四国地区SSH生徒研究発表会開催
4月8日(日)の午後、本校を会場に第6回四国地区SSH生徒研究発表会が500名を超える参加者のもと開催されました。本校からは応用数理科3年生がポスター発表、2年生が運営および見学で参加しました。今回の発表会は、四国地区のSSH指定校8校が一堂に会し、互いの課題研究を発表し、生徒同士の意見交換・交流を促進するとともに、大学や企業関係者、徳島県教育委員会、各校引率教員からアドバイスをいただき、参加生徒が今後の課題研究に生かすという趣旨で行われました。3時間のポスター発表で、今後の研究論文のまとめや、夏の発表会に向けて有益なアドバイスをいただきました。また他校生との交流は本校生徒にとって良い刺激となりました。
【参加校】 高松市立高松第一高校,香川県立観音寺第一高校,高知県立高知小津高校,徳島県立徳島科学技術高校,徳島県立脇町高校,愛媛県立松山南高校,愛媛県立宇和島東高校,徳島県立城南高校(幹事校)