野球部活動報告

第105回全国高等学校野球選手権徳島大会 日程変更について

~ 日程が変わろうと 一球一心 一戦必勝へ向けて 心はひとつ ~

7月13日(木)に行われる予定だった試合が中止になったことに伴い、今後の大会日程は以下のように変更となりました。

第105回全国高等学校野球選手権徳島大会やぐら(0713変更1)-1.pdf

本校の初戦は7月15日(土)の8時30分から行われる、第一試合に変更となりました。時間帯や試合順が当初の予定と変更されていますので、応援に来られる際にはご注意ください。なお、今大会の会場はすべて鳴門オロナミンC球場です。

なお、この日程変更によって残念ながら応援に来ることができなくなった方には、ケーブルテレビでの中継・再放送、「バーチャル高校野球」サイト内でのライブ配信もあります。

球技大会でケガ人が出ることもなく、連日の中止・順延となりましたが、連日の猛暑による体力が消耗しやすい状況下においてコンディションを万全に整えるには十分な期間となりました。

私たちは、初戦を待たされているとは思っていません。何日かかっても、勝てば良いのです。そして、土曜日に変更されたことによってより多くの皆様に応援していただけると思えば、この雨は絶対に城南を後押ししてくれています。様々なイレギュラーにもしなやかに対応し、一戦必勝で戦い抜きます。皆様、それぞれの場所から応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形

第105回全国高等学校野球選手権徳島大会開会式

~ 最高の仲間と共に戦う、熱い夏の始まり ~

7月8日(土)、鳴門市の鳴門オロナミンC球場で第105回全国高等学校野球選手権徳島大会の開会式が行われました。新型コロナウィルス感染拡大の影響で、開会式の開催は4年ぶりとなりますが、入場行進を見ると本当に球児たちの夏が帰ってきたんだな、という非常に感慨深いものがあります。

鳴門オロナミンC球場は大規模リニューアル工事のためこの秋に解体され、現在の姿で夏の選手権を行うのは今年が最後となりますが、徳島県の野球関係者としてこの姿の最後に開会式を行うことができ、本当に良かったと心から思います。選手入場では前年度優勝校の鳴門高校を先頭に、抽選番号順の逆から各校が入場し、城南高校は岡楓マネージャー、大村豪主将を先頭に勇ましい入場行進を披露しました。

学校へ帰着後、保護者会主催の壮行式が行われました。冒頭に流したマネージャー作成の応援動画は硬式野球部員以外の生徒や卒業生による激励のメッセージが集められたものであり、部員はもちろん私たちスタッフや保護者の皆様にとってもいかに城南高校硬式野球部は愛されるチームであるかを実感することができ、一緒に見たすべての者が感動する、非常に素晴らしい作品でした。

続いて保護者会の皆様が作成した二千羽鶴が、マネージャーからは千羽鶴とお守りが贈呈されました。それぞれにこの夏に懸ける思いが詰まっており、グラウンドに立っている者だけでなく支えてくれている人も一緒に戦っているということを知った私たちは、この3学年で一日でも長く戦おう、という思いを全員で共有できました。 

関係者の皆様におかれましては、本日は非常に暑い中、ご協力いただき誠にありがとうございました。

私たち城南高校硬式野球部は、125年目の躍進を目指し「一球一心 ~心はひとつ~ 」のチームスローガンのもと、一戦必勝で戦い抜き頂点を目指します。皆様、この夏も応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形

硬式野球部OB会による激励品贈呈式

~ 先輩方の思いを乗せた豪打連発を、応援する誰もが待っている!! ~

6月30日(金)、硬式野球部OB会の立石剛会長、海出雄市事務局長が激励のために来校され、第105回全国高等学校野球選手権徳島大会を前にOB会からバット5本とスポーツドリンクが贈呈されました。

新しいバットに少しでも早く慣れてほしいというOB会の皆様による温かい配慮から、昨年度同様にバットは先行して贈呈されており、すでに試合でも使用させていただいております。

応援してくださる皆様の熱い思いに応えることができるよう、一戦必勝で戦い頂点を目指します。OB会の皆様、ありがとうございました。あとは選手たちが先輩方の思いを乗せて、このバットを振り抜くのみです。全力で戦い勝利を積み重ねますので、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形

2023(令和5)年6・7月 硬式野球部活動報告(練習試合)

「雨降って地固まる」のごとく ~ イレギュラーへの対応力を高めよ! ~

日頃は本校硬式野球部の活動にご理解・ご協力いただき誠にありがとうございます。

6月は総体協賛ブロック大会からのスタートですが、以前に書いた記事の通り、課題の残る敗戦となりました。練習試合ではその課題克服に向けて取り組んでいます。

今回は梅雨入りした天候同様に不安定なチーム状況の中で苦しみながらも最後まで戦い抜いて勝つ、イレギュラーな状況には必ず対応することで選手権につながるという強い意識を持って戦ってきた、6月と7月の練習試合の結果と概要について、報告します。

6月4日(日)

 城南 ●   8   - 14   徳島市立
 城南 ○  11     -    5   徳島市立

6月10日(土)

 城南 △     1   -  1   阿南光
 城南 ○   5   -  4   阿南光

6月11日(日)

 城南    (雨天のため中止) 加古川北(兵庫)
6月17日(土)

 城南 △   8   -    8   尾道商(広島)
 城南 ●   3   -    4     今治西(愛媛)

6月18日(日)

 城南 ○  15   -      9   高松商(香川)
 城南   ●   6    -   10   小松(愛媛)

6月24日(土)

 城南 ●  5  -  6   観音寺第一(香川)

   城南 ●  5  - 10   観音寺第一(香川)

6月25日(日)

 城南 ○  7  -  0   高松西(香川)

 城南 ●  5  -  6   松山北(愛媛)

7月   1日(土)

 城南    (雨天のため中止) 高松北(香川)

7月  2日(日)

 城南 ●  3   -  8   玉野光南(岡山)

   城南 ●  2  - 11   玉野光南

 

今年の梅雨はエルニーニョ現象の影響もあり、長くなることが見込まれていますが、この期間に2つのカードが中止となりました。梅雨のごとく攻守にすっきりしない試合もあれば、全国に名前を轟かせてきた強豪校とも対等に戦う試合もあり、自分たちの力でコントロールできない結果をいかに良い方向にコントロールするかはチームの課題です。

6月最終週は今日こそ練習ができる、と意欲を高めながらも6,7時間目の授業中に一気にグラウンドが使用不能となる大雨に見舞われるといった日が続くなど、すっきりしない天候の中、条件は各校とも同じです。そうであれば、イレギュラーな状況には強ければ強いほど、勝てる確率は高まります。

このチームは部員、スタッフともグラウンドに出たくて仕方のない者の集まりではありますが、どんな状況でも「勝つための準備」を常に心がけています。

野球における試合の目的は公認野球規則の「1.05」に記載されているとおり「相手より多くの得点を記録して、勝つこと」です。

特に3年生にとっては、選手権での負けは引退を意味するもので、この仲間とともに一日でも長く野球をする方法は勝利以外にありません。雨であろうが、コンディション調整が難しかろうがすべては勝利をつかむため、日々の練習でしっかり力を付け、選手権では実力発揮の舞台となるよう取り組んでいく覚悟です。

いよいよ、この3学年での練習試合も全日程を終了し、選手権を残すのみとなりました。あとはけがや病気に気をつけて、ベストコンディションで1回戦から戦い抜くのみです。

城南高校硬式野球部125年の思いが実を結ぶ戦いとなるよう、これまで私たちと対戦していただいたチーム、支えてくださるすべての方への感謝の思いを持って戦い抜きますので、応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形

第105回全国高等学校野球選手権徳島大会 組み合わせについて

~ さあ行こう、城南高校硬式野球部125年の夢へ!!  ~

6月26日(月)、鳴門市のアミノバリューホールで第105回全国高等学校野球選手権徳島大会の組み合わせ抽選会が行われました。抽選結果は以下の通りです。

第105回全国高等学校野球選手権徳島大会やぐら.pdf

城南高校の初戦は7月10日(月)16:00から行われます大会3日目の第2試合で、阿波高校と対戦します。

今大会の会場はすべて鳴門オロナミンC球場です。

抽選会ではくじを引く順番を決める予備抽選で25番。大会参加校の中で最後にくじを引くことが決まり、対戦相手が最後まで分からないという緊張感のある今まで経験したことのない重圧を大会前に経験することができました。

「残り物には福がある」という格言を、現実のものにするためには一戦必勝を積み重ねるのみです。本校の入ったブロックには初戦で戦う学校創立・野球部創部100周年のビッグウェイブに乗ろうと意気込む赤い軍団・阿波、勝ち進めば2回戦で対戦する、好投手を擁し春季大会を制覇した第3シードの阿南光高校、「やまびこ打線」で一世を風靡した強豪・池田高校など実力校が揃い、気の抜けない戦いが続きます。

私たちは、徳島県の野球文化を築き上げた先輩方から受け継いだ125年の思いを持って戦い、悲願の「夏の甲子園初出場」を達成すべく「一球一心 ~心はひとつ~ 」のチームスローガンのもと、一球一打に魂を込めて戦います。

皆様、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形

2023(令和5)年度 徳島県高等学校総合体育大会協賛野球ブロック大会

~ 勝負は、グラウンドの中だけで決まるものではない ~

6月2日(金)から徳島県高等学校総合体育大会が開幕しました。野球は協賛競技として中央A、B、西部、南部に別れてブロック大会が行われました。

6月3日(土) 徳島北高校グランド(1回戦)

《バッテリー》

 (城北)飯田、田中-向井

 (城南)馬詰-上原

《試合の概要》2回表、城北は先頭の5番打者が四球で出塁し、三塁への内野安打と送りバントで一死二・三塁から8番打者の二塁ゴロの間に1点を先制されます。さらに5回表には、先頭の9番打者に安打を許し、盗塁と送りバントで一死三塁から2番打者の放った一塁寄りの投ゴロ間に1点を追加し、リードを2点に広げられます。対する城南は5回に馬詰の内野安打が出るまで無安打に抑えられ、走者を出しても併殺やあと1本が出ず、無得点で試合を折り返しました。

 

グラウンド整備を挟んだ6回表。連続失策から無死一・二塁とピンチを迎えますが、相手打者のバント失敗と、次打者を併殺打に打ち取り無失点と、逆転に向けた良い流れで後半最初の守備を終えます。6回裏は一死から4番神戸、5番島の連打でチャンスを広げます。二死一・二塁から7番大野が左前に運び、点差を1点に縮めます。

好投を続けてきた先発の馬詰は8回、9回に連打を浴びますが、3年生が引っ張る堅い守備に救われます。9回表には一死から3連打を浴びますが、その間に捕手上原の盗塁刺殺、二死一・二塁から2番打者の中前安打では中堅大村が懸命のバックホームがダイレクトに捕手のミットに収まり捕殺と見事な守備で後半を無失点に抑え、9回裏を迎えます。

先頭打者に中山を代打に送り、同点の走者が出塁します。ここで代走に松尾を送り、まずは同点を目指して手堅く送りバントで二塁に走者を進めます。その後、内野ゴロと四球、盗塁で二死二・三塁とし、一気にサヨナラ勝ちを狙える場面を迎えますが、最後は投ゴロに打ち取られ試合終了。残念ながら初戦敗退となり、連覇とはなりませんでした。

《総括》この試合の勝敗を分けたのは、野球という角度だけで見れば相手投手を攻略できなかったことやチャンスで一本が出なかったことに見えますが、本当の敗因は準備不足によって試合前ノックの開始が遅れたり、初回の攻撃でバット引きが配置されていない状況からスタートするなど、試合に入る準備やベンチワークの甘さといった野球以外の部分であったように思います。準備と確認の不足は、試合の悪い流れに直結するという典型的な試合展開でした。

もしこれが高校生活のラストゲームであれば、生涯にわたり後悔を残すような内容です。ただし、野球の場合は幸いにして、総体が最後の大会ではありません。このような準備不足、確認不足による不完全燃焼で終われば、入試でも悪い流れを引きずり、ひいては人生にも悪影響を及ぼしかねません。この試合は、まさに準備・確認の徹底の大切さを私たちに教訓として示してくれたといえます。その最悪の状況を直前に経験でき、二度と同じことを繰り返さない、という決意を持つことができたことだけは良かったと考えておりますが、どう活かすかは私たちの意識次第です。

これからの照準は、夏の甲子園への出場権を懸けた7月の選手権徳島大会ですが、ここではしっかり一戦必勝で戦い抜き、125年間の思いが実を結ぶ夏にしたいものです。そのためには、この屈辱的敗戦で地の底に落ちたチームが、そこから得た教訓を活かしてどう這い上がっていくかが大切です。このまま沈みっぱなしで終わるわけにいかない、そして終わるはずがないと信じております。

会場へ応援に来ていただいた皆様、勝ち進んだら応援に来ていただける予定だった皆様におかれましては、不甲斐ない試合になり申し訳ありませんが、応援いただいたことを深くお礼申し上げます。

《文責》尾形

2023(令和5)年5月 硬式野球部活動報告(練習試合)

~ 新快速のごとく、ホームを駆け抜けろ!! ~

 

日頃は、本校硬式野球部の活動にご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。

5月を迎え、2,3年生にとっても上級生としての自覚が芽生え、チームを支える強い責任感が学校生活、野球すべての面において現れようとしています。4月に入部した1年生も、素晴らしい先輩のもと、すっかりチームの一員として馴染んできました。31名の部員が一つになって戦う姿に、強さが伴うことが望まれます。ここからは、5月に行われました練習試合の結果について報告させていただきます。

5月4日(木)

 城南  ●  3 ー  7 ○ 加古川西(兵庫)

 城南  ●  1 ー 12 ○ 加古川西

5月5日(金)

 城南  ○ 11 ー  2 ● 長田(兵庫)

 城南  ○  5 ー  0 ● 神戸(兵庫)

5月20日(土)

 城南  ○  9 ー  8 ● 阿南高専

 城南  ●  3 ー 10 ○ 徳島科学技術

5月21日(日)

 城南  ○  6 ー  5 ● 高松桜井(香川)

 城南  △  5 ー  5  △ 高松桜井

5月28日(日)

 城南  △  6 ー  6 △ 東洋大姫路(兵庫)

 城南  ●  0 ー  4 ○ 京都翔英(京都)

 

ゴールデンウィーク期間中の5月4日(木)、5日(金)は1泊2日の遠征でした。いつも通りの賑わいが日本中の観光地に戻りつつある中、反対車線には長蛇の渋滞が続いておりましたが、逆に渋滞もなくスムーズに相手校に到着しました。しかし、野球ではチャンスがなかなか得点に結びつかず、塁上の大渋滞を引き起こす、悪い流れを4月後半から断ち切れずに初日を終えました。宿舎に到着する直前、そこから近い西明石駅のホームを駆け抜ける新快速の姿を見て、「うちの選手たちもこれくらいホームを駆け抜けてくれたらなあ」と感じずにはいられない、もどかしい展開でした。新快速といえば15分に1本。2時間の試合でいえば8点ですから、野球ではなかなか取れないというのは承知ですが、世界的にも高速安全輸送で有名な日本の鉄道のごとく確実にホームを目指してほしい。確実に勝てるチームを目指すのであれば、決めるべきサインは1回で決め、チャンスは確実にものにする積み重ねが大事です。

翌日以降はその課題を消化しつつあり、得点力も高まりつつあります。ここからは県外校との対戦機会も多く、どこまで自分たちの野球が通用するのかを知ることができる絶好の機会となります。5月の後半には10年以内に甲子園に出場した経験を持つ強豪校相手にも粘り強い試合を展開し、夏に向けての実力発揮を期待できる戦いぶりには頼もしさを感じる反面、まだまだ発展途上であり成長が十分に見込めると感じます。試合に出ている者だけでなく、様々な状況において誰が出場してもチーム力を落とすことなく戦うことができるよう、各部員が自分の武器をしっかり自覚し、そこを十分に発揮できる準備が必要です。そこまで大きな差は見られない分、支配するのは「意識」です。各学年、高い意識を持ってチーム内でレベルの高い競争を展開し、チーム力の向上に努めてほしいと願います。

6月は総体協賛ブロック大会から始まり、ここからも実力校との対戦が多く用意されており、さらなる成長が見込まれます。チーム一同、この夏の躍進を目指して強い信念と意識を持って、日々の活動に取り組んでおりますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形

2023(令和5)年4月 硬式野球部活動報告(練習試合)

~ 城南の野球を、31名全員で展開するために ~

日頃は、本校硬式野球部の活動に対し多大なご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。

チームは4月に1年生の選手10名、マネージャー2名が入部し、2・3年生と合わせ選手25名、マネージャー6名、総勢31名の部員で活動しております。選手数は昨年の春までと比較し2.5倍。部員一人ひとりが自分に与えられた役割を果たし機能することで、チームとして勝利という目標に向かうことができるよう、強い信念を持って日々の活動に取り組んでおります。ここからは、4月に行われました練習試合について報告させていただきます。

4月 2日(日) 

 城南  ●   4 ー 10  城東

4月 8日(土) 

 城南     ○    8 ー    7  小松島西

4月9日(日) 

 城南   ○ 11   ー   10     飾磨(兵庫)

 城南   △      5 ー  5  飾磨

4月16日(日)

 城南  ○   5 ー  2  穴吹

4月23日(日)

 城南  ○   7  ー  5  洲本(兵庫)

 城南  ○   4  ー  3  藤井(香川)

4月29日(土)

 城南  ●  2  ー  4  富岡西

 城南  ○  7  ー  3  富岡西

4月30日(日)

 城南  ●  0  ー  3  鳴門渦潮

 城南  ●  1  ー  8  鳴門渦潮

 

春季大会以降、故障者や体調不良者が相次ぎ、ベストメンバーを組むことができず苦しい状況が続きました。このような状況においてもしっかり戦い抜き、接戦をものにすることのできる強さを発揮した試合もあり、心強さを感じる一面も見られました。

一方で、チームを救う新戦力の出現が求められますが、そのチャンスをもらった選手たちもアピールにはまだまだ不十分、といった状況です。レギュラーにもまだまだ空席もありますので、積極的にチャンスを掴みに行く姿勢が見たいものです。そして、選手数が増えたことから、チーム内競争を勝ち抜かなければ定員20名の全席指定席となっている夏の選手権のベンチ入りは叶いません。1年生も最低5名は入れるので、ここまでのキャリアに関係なく、可能性を信じて挑戦してほしいと思います。

昨年度は10名の選手で春季大会ベスト4に進出したわけですが、当時の2,3年生は部員数が増えてもレギュラーとして圧倒的な存在感を発揮してきました。

現在のメンバーがその境地に達するのはまだまだこれからだな、と感じますが、進学校の生徒は本番に向けて成長し仕上げてくるのがセオリー。生徒たちの、夏にかけての「もうひと伸び」があると信じております。

4月後半は、ゴールデンウィーク渋滞を思わせる残塁の多さや四死球、失策によるピンチの誘発など、随所に課題が見つかる厳しい試合が続きました。5月にしっかり課題をクリアし、悪い流れを早く断ち切り、6月の総体協賛ブロック大会、そして3年生の高校野球の集大成となる7月の選手権での躍進につなげていきたいものです

31名の部員、スタッフ、そして応援してくださるすべての皆様と「一球一心 ~心はひとつ~ 」この思いを共有できる戦いを展開していきますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形

令和5年度 徳島県高等学校総合体育大会協賛野球中央ブロック大会 組み合わせについて

令和5年度徳島県高等学校総合体育大会協賛高校野球中央ブロック大会の組み合わせ抽選会が先日開催され、対戦相手が決定しました。

R5総体組合せ表(改訂版).pdf

夏の選手権に向けての前哨戦。初戦は新人ブロック大会1回戦と同じく、城北高校との対戦となりました。本校の入ったBブロックは、好勝負が展開されるであろう実力拮抗のチームが揃う組み合わせとなりましたが、勝ち上がるごとに成長できるよう、しっかり戦い抜きます。

昨年度は優勝を果たしましたが、2年連続の優勝を目指して「一球一心 ~心はひとつ~ 」。その先の第105回全国高等学校野球選手権徳島大会へとつながる流れを形成できる戦いを展開していきます。皆様、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形

2023(令和5)年3月 硬式野球部活動報告(練習試合)

~ 125年目の球春到来、この時が来るのを待っていた!! ~

日頃は本校硬式野球部の活動にご理解・ご支援いただき、誠にありがとうございます。

更新は少し遅くなりましたが、3月に練習試合が解禁となりました。各試合において冬の成果と、大会を戦うにあたっての課題を見出すことができました。概要は以下の通りです。

 

3月 4日(土)

 城南  〇  3 - 1  高瀬(香川)

 城南  △  2 - 2  高瀬 

3月 5日(日)

 城南  ●   3 - 4  尽誠学園(香川)

 城南  △  6 - 6  尽誠学園

3月11日(土)

 城南  〇  6 - 0  新居浜商(愛媛)

 城南  〇 10 - 0  新居浜商

3月12日(日)

 城南  〇    7 - 6  高松中央(香川)

 城南  〇    6 - 1  高松中央

3月30日(木)

 城南  ●   3 - 5  徳島北

 城南  〇 11   - 0  徳島北

 

県外強豪校との対戦でもしっかりパフォーマンスを発揮できる戦いぶりに、この冬で一回り成長したことを実感します。シーズン開幕とともに、WBC日本代表のごとく打撃面が好調の選手もおり、特に打球の飛距離が大きく伸びた選手が多くなったように思います。練習試合では高校であればサヨナラで勝利をつかむ試合もあり、粘り強さを発揮することもありますが、大会ではそれを発揮し切れずにもどかしい展開となる試合が多く、本物の強さが求められます。

3月の終わりからは新入生が練習に参加しています。昨年の春までは選手が10人しかいなかったわけですが、今は15名、そしてプラスアルファの新入生加入で安泰の者は誰一人おらず、逆に言えばすべての者にレギュラー獲得のチャンスがあります。そのチャンスを逃さない、チーム躍進のために活躍できる戦力は何年生でも良いので、すべての者が自覚を持ってよりレベルの高い各種争奪戦を展開してほしいと思います。特に上級生の実力はまだこんなものではないということを、スタッフは知っています。

125年目の夏を甲子園で迎えるためには、すべての角度からレベルアップすることが望まれます。本気の「共創」を展開し、そこを勝ち抜いた誰もが認める存在の者が出場し、勝利を積み重ねる夏となるよう、不完全燃焼となった春季大会の反省と課題をしっかり踏まえて日々の練習に取り組んでもらいたいと思います。

特に、3年生にとっては、7月に開催される第105回全国高等学校野球選手権徳島大会が甲子園を懸けて戦う最後のチャンスとなります。125年の歴史で、城南高校硬式野球部がまだ見たことのない夏の甲子園の景色を見るために、チーム一同より成長していきたいと思います。皆様、今後とも応援よろしくお願いします。

《文責》尾形