2023(令和5)年6・7月 硬式野球部活動報告(練習試合)

「雨降って地固まる」のごとく ~ イレギュラーへの対応力を高めよ! ~

日頃は本校硬式野球部の活動にご理解・ご協力いただき誠にありがとうございます。

6月は総体協賛ブロック大会からのスタートですが、以前に書いた記事の通り、課題の残る敗戦となりました。練習試合ではその課題克服に向けて取り組んでいます。

今回は梅雨入りした天候同様に不安定なチーム状況の中で苦しみながらも最後まで戦い抜いて勝つ、イレギュラーな状況には必ず対応することで選手権につながるという強い意識を持って戦ってきた、6月と7月の練習試合の結果と概要について、報告します。

6月4日(日)

 城南 ●   8   - 14   徳島市立
 城南 ○  11     -    5   徳島市立

6月10日(土)

 城南 △     1   -  1   阿南光
 城南 ○   5   -  4   阿南光

6月11日(日)

 城南    (雨天のため中止) 加古川北(兵庫)
6月17日(土)

 城南 △   8   -    8   尾道商(広島)
 城南 ●   3   -    4     今治西(愛媛)

6月18日(日)

 城南 ○  15   -      9   高松商(香川)
 城南   ●   6    -   10   小松(愛媛)

6月24日(土)

 城南 ●  5  -  6   観音寺第一(香川)

   城南 ●  5  - 10   観音寺第一(香川)

6月25日(日)

 城南 ○  7  -  0   高松西(香川)

 城南 ●  5  -  6   松山北(愛媛)

7月   1日(土)

 城南    (雨天のため中止) 高松北(香川)

7月  2日(日)

 城南 ●  3   -  8   玉野光南(岡山)

   城南 ●  2  - 11   玉野光南

 

今年の梅雨はエルニーニョ現象の影響もあり、長くなることが見込まれていますが、この期間に2つのカードが中止となりました。梅雨のごとく攻守にすっきりしない試合もあれば、全国に名前を轟かせてきた強豪校とも対等に戦う試合もあり、自分たちの力でコントロールできない結果をいかに良い方向にコントロールするかはチームの課題です。

6月最終週は今日こそ練習ができる、と意欲を高めながらも6,7時間目の授業中に一気にグラウンドが使用不能となる大雨に見舞われるといった日が続くなど、すっきりしない天候の中、条件は各校とも同じです。そうであれば、イレギュラーな状況には強ければ強いほど、勝てる確率は高まります。

このチームは部員、スタッフともグラウンドに出たくて仕方のない者の集まりではありますが、どんな状況でも「勝つための準備」を常に心がけています。

野球における試合の目的は公認野球規則の「1.05」に記載されているとおり「相手より多くの得点を記録して、勝つこと」です。

特に3年生にとっては、選手権での負けは引退を意味するもので、この仲間とともに一日でも長く野球をする方法は勝利以外にありません。雨であろうが、コンディション調整が難しかろうがすべては勝利をつかむため、日々の練習でしっかり力を付け、選手権では実力発揮の舞台となるよう取り組んでいく覚悟です。

いよいよ、この3学年での練習試合も全日程を終了し、選手権を残すのみとなりました。あとはけがや病気に気をつけて、ベストコンディションで1回戦から戦い抜くのみです。

城南高校硬式野球部125年の思いが実を結ぶ戦いとなるよう、これまで私たちと対戦していただいたチーム、支えてくださるすべての方への感謝の思いを持って戦い抜きますので、応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形