2021年9月の記事一覧

第74回徳島県高等学校野球秋季大会 準々決勝

9月26日(日)、鳴門オロナミンC球場で第74回徳島県高等学校野球秋季大会の準々決勝が行われました。

前回優勝した2015(平成27)年以来のベスト4進出を懸け、対戦相手はこの夏25年ぶり2回目の甲子園出場を果たし勢いに乗る阿南光高校と対戦しました。

~ 今こそ 「一球一心」 再確認のとき 夏に向けての大きな宿題 ~

夏の選手権決勝戦のカードは阿南光ー生光学園。両チームともその経験を持つ2年生エースが残り、本校としては2度決勝戦を戦うような組み合わせとなりました。2回戦で選手権準優勝の生光学園を倒したので、勢いそのままに終始攻めの姿勢で優勝校の阿南光も必ず倒す、という強い思いを持って戦いに臨みました。

抜群の安定感と制球力を誇り、リズムの良い投球で試合を作る城南のエース木内と、夏を2年生ながらひとりで投げ抜き、スピードとパワーで相手打者を圧倒する投球が持ち味の阿南光のエース森山投手。この両エースの投げ合いによる投手戦が予想されたこの試合、初回は阿南光が失策の間に1点を先取しました。

対する城南は4回表、先頭の1番大村が内野安打、2番西川壮が四球で出塁した後4番大西がセンターにタイムリーヒットを放ち、同点に追いつきました。

5回裏、1死から9番打者にライト前へ安打を運ばれ、1番打者が三塁線へバント。送球するもセーフになり、次の打者にも三塁側にバントを決められ、その処理で送球のエラー、さらにカバーに入った野手からの送球が遅れたすきに二人目の走者が生還。なおも走者三塁の場面で捕逸により失点と手痛い3点を献上しました。

6回以降は守備も安定し、攻撃面でも走者を出しましたがチャンスが生かせず無得点に終わり、残念ながら1対4で敗れ、6年ぶりのベスト4進出、11年ぶり2回目のセンバツ出場とはなりませんでした。

一夜明け、月曜日の練習から再スタートを切りました。練習開始前のミーティングで確認されたことは、「(勝つために)足りなかったのは積極性」ということでした。守備面でもあと1歩出していれば、攻撃面でもあの場面で次の塁を目指していれば…という後悔と向き合い、次の勝負では同じことを繰り返さず、終始攻めの姿勢を貫く城南高校らしい野球を最後まで貫くことができるよう、これからの練習で鍛え直していきます。まず春の大会では、秋季大会で果たせなかったベスト4以上という成果を挙げ、夏の甲子園初出場へとつながるよう、チーム一同邁進していきます。

皆様、今大会もそれぞれの場所から温かく応援いただき、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

《文責》尾形

第74回徳島県高等学校野球秋季大会2回戦

9月20日(月)、阿南市のJAアグリあなんスタジアムで、第74回徳島県高等学校野球秋季大会の2回戦が行われました。

本校は生光学園と対戦し、新人ブロック大会決勝の再戦となったこの試合も勝利を飾りました。

《バッテリー》(城)木内-大西 (生)奥濱-日下
 ▽三塁打 岸本(生)
 ▽二塁打 西川珠(城)

~ 燃える勝利への執念が導いた2017(平成29)年以来4年ぶりの秋季大会ベスト8 ~

文化祭・体育祭の後始末の名目で、1m四方の焚き火を囲み、若い教師と有志の生徒が歌と踊りに興じたささやかな火祭りを起源とし、徳島県内では城南高校のみが実施している伝統の学校行事・ファイアーストーム。本校の歴史を築いてきた先輩方がここで燃やし続けた伝統の炎の如く、チームの勝利に懸ける熱い執念が産み出した集中攻撃で一気に流れをつかみ、ミスが出たとしても全員でしっかりカバーし合うことで最後まで守り切り、2017(平成29)年以来4年ぶりの秋季大会ベスト8進出を果たしました。

5回までは1人の走者すら出すことのできない厳しい状況でしたが、チャンスが必ず来ると信じ、失点を許すことなく全員で守り抜きました。

迎えた6回表。この回の先頭打者、7番炭谷の安打を起点に犠打野選、四球などで2死満塁としたのち、3番西川珠がセンターオーバー、走者一掃のタイムリー2塁打を放ち3点を先制。7回にも5番坂東の安打を起点に押し出し四球などで2点を追加し、終盤は試合を優位に進めることができました。

安定感抜群のエース木内、巧みなリードで引っ張る捕手大西のバッテリーを中心に相手打線を4安打に抑え完封し、新人ブロック大会のリベンジに燃えるシード校・生光学園を撃破しました。

選手10人という少人数ながら、一人ひとりがやるべきことを理解し、声とプレーで盛り上げ一体感を持って戦う姿は、2011年(平成23)年にセンバツ出場を果たしたチームが持っていた空気と同じです。試合ごとに高まる一体感を武器に、ここからもチーム一同、しっかり戦い抜きます。

次は26日(日)に鳴門オロナミンC球場で行われる準々決勝。

対戦相手はまだ決まっていませんが、ここからの戦いも「 一球一心 ~心はひとつ~ 」

どんなチームが相手であっても私たちは挑戦者。

やるべきことはシンプルに、全力で一球一打にかけて熱い野球を展開し、挑戦していくのみです。

本日もそれぞれの場所から応援いただき、誠にありがとうございました。

次戦も全力で戦い、一戦必勝を積み重ねていきます。皆様、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形

第74回徳島県高等学校野球秋季大会 日程の一部変更について

9月19日付で、第74回徳島県高等学校野球秋季大会の日程変更が発表されています。

本校関係でも当初の日程から一部変更になっておりますので、スタンドでの観戦を希望される関係者の皆様にはトーナメント表をご確認いただいたうえでご来場いただければと思います。

よろしくお願いします。

《文責》尾形

R3_第74回県秋季大会組合せ_0919結果及び日程変更.pdf

第74回徳島県高等学校野球秋季大会1回戦

9月18日(土)、鳴門オロナミンC球場で第74回徳島県高等学校野球秋季大会の1回戦が行われました。

本校はこの日の第一試合で池田高校辻校と対戦しました。

        7回コールドゲーム

《バッテリー》 (城) 木内 - 大西  (池)森上、川田 - 小山、細井

 ▽本塁打 (城)炭谷

 ▽ 三塁打 (城)大西、木内

 ~ 城南の校歌から始まる秋の戦い 3年ぶりに秋の初戦突破 ~

初回は制球に苦しむ相手投手の立ち上がりを攻め、4番大西の三塁打で先取点を取りました。その後も着実に得点を積み重ね、7回表には7番炭谷の左翼スタンドへの本塁打などで8点差とさらに突き放しました。

守っては木内投手、大西捕手のバッテリーを中心にピンチをしのぎました。6回裏には失策等も重なり2失点し完封こそ逃しましたが、最終的には7回コールドゲームで2018(平成30)年以来3年ぶりの秋季大会勝利をマークしました。

新型コロナウィルス感染拡大による練習試合の禁止および練習時間の短縮、さらに前日までの台風に伴う長雨など活動時間に制約があり、厳しい条件が重なった中でコンディションを調整することは極めて難しいものでした。

しかし、新人ブロック大会でも見せた「不測の状況下での実力発揮」が今大会でもしっかりできています。条件が同じであれば最後は集中力の勝負。生活すべての面において鍛えられた力が、ここ一番の勝負で生きています。

今日は初戦特有の固さがみられ、攻守にまだまだ課題も多い戦いぶりではありましたが、最後までよく戦い切ったように思います。

本日は秋と思えない暑さの中、それぞれの形で応援いただいた皆様への感謝を申し上げるとともに、その応援を力に今後もしっかり戦い抜きます。

皆様、今後とも応援よろしくお願いします。

《文責》尾形

第74回徳島県高等学校野球秋季大会 組合せについて

9月2日(木)、徳島県教育会館におきまして第74回徳島県高等学校野球秋季大会の組み合わせ抽選会が開催されました。

本校はシード権獲得を逃したため、一般校としての抽選となりました。

新人ブロック大会で優勝した自信と、新人中央大会で敗れた悔しさを持って臨み、しっかり勝ち抜けるよう限られた時間の中で集中力と課題意識を持って日々の練習に取り組み、秋季大会を万全の状態で迎えるべく勝つための準備を入念に行っていきます。

初戦は9月18日(土)鳴門オロナミンC球場で行われる第1試合、池田高校辻校と対戦します。この試合が秋季大会の開幕試合となります。

まずはこの試合を全力で戦い徳島県で一番に勝利をつかみ、一番に校歌を歌うことから秋が始まります。

同じゾーンには夏の選手権で決勝に進出した阿南光高校、生光学園高校など強豪校が揃う激戦のブロックですが、新人大会同様に相手がどこであろうと自分たちの野球を全開に、終始攻めの姿勢で戦い抜きます。

優勝するまで積み重ねる意識はもちろん「 一球一心 ~心はひとつ~ 」

部活動の時間制限や悪天候、様々な逆境に打ち克ってきたチームの勝利は城南生の総意。

目標とする11年ぶりのセンバツ出場に向けて、一戦必勝で熱い野球を展開していきます。

皆様、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形

R3_第74回県秋季大会組合せ_0902.pdf