2024年7月の記事一覧

第106回全国高等学校野球選手権徳島大会準決勝

~ 城南の夢は後輩に託す!夢に近づく一歩を踏み出した3年生 執念のラストゲーム ~ 

7月27日(土)、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で第106回全国高等学校野球選手権徳島大会準決勝が行われました。対戦相手は鳴門渦潮高校です。 

《バッテリー》(城南)國平,馬詰-島(鳴門渦潮)岡田-藤原 

《長打》▽本塁打 (鳴門渦潮)岡田,森高 ▽二塁打(城南)島(鳴門渦潮)藤原2,岡田,福山

《試合の概要》城南の先発は、今大会非常に安定した投球でベスト4進出の立役者となった先発の國平。しかし、この日は鳴門渦潮は1回表から打線が爆発し、失策なども絡んで4点リードとされます。なおも3回表には3連打を浴びさらに1点を追加され、無死満塁という場面でエース馬詰が登板します。馬詰はこの回を無失点に抑えますが、4回表には4番の岡田選手に本塁打を打たれ前半でリードを6点に広げられます。対する城南はチャンスを作りながらもあと1本が出ず、無得点で前半を終えます。

グラウンド整備後、後半戦開始前の円陣には、準々決勝で死球を受け、骨折で無念の欠場となった大川が立ち、気合いを入れます。6回表、7回表は野手陣の堅実な守備もしっかり盛り立て、無失点に抑えますが、8回表に3番の森高選手に左翼スタンドへ本塁打を打たれ、7点差となります。

この攻撃で、最低でも1点取らなければコールドゲームが成立してしまう8回裏。城南は2年生で唯一、1けた背番号を背負う十川を代打に起用し、右翼線に安打を放ちます。後輩の作ったチャンスを生かすのは、やっぱり先輩の仕事。1番大野も安打で続き、無死一・三塁とします。その後、2者連続三振で二死一・三塁と絶体絶命の局面を迎えますが、4番島が中前に安打を放ち、1点を返します。チームの最後まで諦めない執念でコールドゲームを阻止し、9イニングを戦う権利をつかみます。

9回表は3年間の集大成ともいえる馬詰の力投と堅実な守備で三者凡退の無失点に抑え、9回裏は反撃を期して攻撃しますが、3者凡退で試合終了。9年ぶりとなる決勝進出、城南高校として夏は初めてとなる甲子園出場の夢は、後輩たちに託されました。

《総括》ここまでの3試合と異なり、リードされた展開から始まったこの試合は終始劣勢に立たされ、非常に苦しい戦いを強いられました。一戦必勝の姿勢を崩さず4試合にわたる炎天下での過酷な戦いを展開し、甲子園まであと2勝というところまで迫りましたが、最後は力が及びませんでした。それでも、9回まで戦い切ることができたのは126年の伝統が支える執念と、応援の力によるものであったことは間違いありません。

試合終了後も、たくさんの応援に訪れた皆様が、ミーティングの間も待っていました。結びに、3年生の選手10名、マネージャー2名が一人ずつ、あいさつをしました。「応援の力でベスト4まで来ることができた」「小中高やってきた中で一番楽しかったです」「こんなに多くの人が応援にきてくれて、僕の野球人生の中では一番の日になったと思います」といった応援に対する感謝の思いを言葉にする部員や、「最後の大会は1桁の背番号がもらえませんでしたが、周りの人が声を掛けてくれて、最後まで腐らずできました」「本当にこのメンバーで良かったなと心から思います」「選手のみんなからありがとうって言ってくれて、元気をもらって、城南で、この代でマネジャーができて良かったです」「秋も春も総体も結果が出なくて苦しかったですが、最後の夏、やりきれて良かったです」「みんなと一緒に戦えて野球人生に悔いはないです」といった仲間への感謝の思いを言葉にする部員、「小さい頃からけがばっかりで、お父さん、お母さんにはもっと活躍する姿を見せたかったですが、野球をやらせてくれてありがとうこざいました」と、今まで支えてくれた家族に対する感謝の思いを言葉にする部員など、感謝の思いを伝える相手は様々ですが、このチームで野球ができたことへの感謝をそれぞれの部員が伝えたことに対し、指導者としても万感の思いを持っています。

結びには島主将から「来年もこれだけ応援に来てくれるチームになってほしいと思います」と、後輩へのバトンが託されました。126年目の夏はここで終わりましたが、私たちに勝った鳴門渦潮高校が甲子園の夢舞台に立ちます。城南が立てなかった決勝戦のスタンドには、3年生の主力選手数名が「自分たちに勝った鳴門渦潮に甲子園に行ってほしい」と応援に駆けつけていました。また、1・2年生の新チームも全員で、来年はこの舞台に立つと言う思いで決勝戦を見学しました。決勝戦は徳島県の高校野球の歴史に残るナイスゲームでしたが、悔しい思いをしながらも野球を共にプレーした仲間を応援しようという3年生の姿を見ると、本当にこの3年生と一緒に甲子園に行きたかったな、という悔しさを改めて感じるとともに、これからの人生では野球で身につけた強さを武器に、必ず成功をつかんでほしいと心から願わずにはいられません。

新チームは準決勝の翌日から活動を開始し、8月の新人ブロック大会に向けて練習に励んでおります。大きな成果を残してくれた先輩たちの思いを引き継ぎ、来年で学校創立150周年を迎える城南高校の夢実現を目指して取り組んでいきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

改めて3年生の皆さん、2年半にわたる高校野球生活でたくさんの感動を与えてくれたことに感謝しております!

保護者の皆様におかれましては、今日に至るまで様々な角度からサポートいただき、充実した活動ができたことを心より感謝申し上げます。

《文責》尾形

第106回全国高等学校野球選手権徳島大会準々決勝

~ 攻守に城南らしさ全開の戦いで、9年ぶりのベスト4進出を果たす ~ 

7月25日(木)、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で第106回全国高等学校野球選手権徳島大会準々決勝が行われました。対戦相手は、前年度優勝校の徳島商業高校に勝ち、勢いに乗る実力校、小松島高校です。 

《バッテリー》(城南)國平-島 (小松島)黒川、三原、黒川-松田

《長打》▽二塁打 (城南)蔭山、中山

《試合の概要》城南の先発國平と小松島のエース・黒川投手の投げ合いで、静かな立ち上がりとなったこの試合が動いたのは3回表。城南は先頭打者の9番遠藤が中前への安打で出塁し、1番大野の犠打と2番松尾のバント安打で一死一・三塁。3番中山の遊ゴロで1点を先制します。

4回表も、先頭打者の5番蔭山が中越二塁打で出塁し、6番國平の犠打で一死三塁。7番大川の二ゴロで2点目を挙げます。

5回表には先頭打者の9番遠藤が打った遊ゴロは失策を誘い、続く1番大野の犠打で二塁に進めます。二死となった場面で、3番中山が左中間への二塁打を放ち追加点を挙げると、4番島が中前への適時打を放ちリードを4点に広げます。

先発國平は丁寧に打たせて取る投球で、前半を1安打無失点に抑えます。野手陣も、特に内野手が軽快なフィールディングを見せ、要所をしっかりと締めます。

グラウンド整備後の6回表。円陣の先頭に立ったエースナンバーの馬詰は「みんな輝いとるで!攻めて、攻めて絶対勝つで!!」と気合いを入れます。この回から小松島は投手が交代し、城南もチャンスを作りますが無得点に終わります。

7回表、先頭打者の2番松尾が左翼線へ二塁打を放ち、3番中山の犠打で一死三塁。4番島の適時打でさらに1点を追加し、5点差とします。5番蔭山の安打、6番國平の犠打でさらに繋ぎ、代打に送られた宮本明の右前への適時打で一気に二者生還。リードをついに、7点まで広げます。

この回を守り切ったらコールドゲーム成立となる7回裏も、國平がマウンドに上がります。この回は二死まで取った後に連打を浴びますが、最後はきっちりと抑え試合終了。城南高校としては、決勝に進出した2015(平成27)年以来となるベスト4進出を果たしました。

《総括》試合には勝ち、内容では勝ったとは言い切れない2回戦と違い、すべての面において理想的な戦いができました。攻撃面では低い打球を打つことを徹底し、取るべきところで得点を取り切ることができました。投手の國平は強打の小松島打線を3安打無失点に抑える安定感抜群の投球を展開し、守備面でも無失策で堅実に守り抜く姿勢が光りました。

この試合のように、どんな展開にあっても「一球一心 ~ 心はひとつ ~ 」のチームスローガンを体現すべく、しっかり戦い抜く姿勢を持っていれば、相手に関係なく勝利に近づくことができると確信しています。2回戦の記事で言及したように、グラウンドの内外でしっかり人間力を高める努力を欠かさない、忙しさを言い訳にせず学習も野球も全力で取り組む部員たちですから、ここからの戦いもしっかり実力を発揮してくれるものと確信しております。

ここまでの2試合と異なり、時間を追うごとに気温が上がる厳しい状況の中、また平日であるにもかかわらず、この日もスタンドにはたくさんの方が応援に駆けつけてくださりました。この日の学校は、1・2年生が全員補習、3年生は選択制の補習がありましたが、午後から補習があるにもかかわらず応援に駆けつけてくれた生徒や、補習が終了し急いで駆けつけてくれた生徒の姿もありました。補習中も「野球部の試合が気になる」と言っていた生徒が多くいたそうです。また、保護者やOBの皆様におかれましては、仕事の日程調整も厳しい中、献身的にサポートしていただいたおかげで最高のパフォーマンスを発揮することができました。私たちは改めて応援の力に感謝するとともに、それに応えるべく次の1勝を積み重ね、恩返しすることを決意しています。

準決勝は7月27日(土)13時30分から、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で、鳴門渦潮高校と対戦します。土曜日ということもあり、「準々決勝に勝てば、観戦に行きます」という人も県内外から多く聞いております。この日残念ながら球場での観戦が叶わなかった人にも応援に来てもらえる状況が整いました。チーム一同、この試合同様に城南らしい戦いで勝つ姿を見ていただけるよう、強い執念を持って取り組みます。

ここからの戦いも一戦必勝、謙虚に次の1勝を積み重ねる覚悟です。

皆様、応援よろしくお願い致します!!

《文責》尾形

第106回全国高等学校野球選手権徳島大会2回戦

~ 「本校」のプライドで兄弟対決を制し、5年ぶりのベスト8進出!! ~

7月21日(日)、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で全国高等学校野球選手権徳島大会の2回戦が行われました。

対戦相手は脇町高校。城南高校の前身にあたる徳島県尋常中学校の第一分校として創立された歴史を持ち、野球部自体も1898年創部の本校に続き、県内で2番目に古い1900年創部。また、baseballを「野球」という二文字に訳したことで知られる中馬庚氏が校長を務めたことでも知られる伝統校と、徳島県における野球文化発祥校である城南との試合は、徳島の「伝統の一戦」と呼ぶにふさわしい組み合わせです。

《試合の概要》脇町のエース・三宅投手の速球にタイミングが合わず、攻略の糸口を見いだすことができません。守備においても2回裏の連続失策など精彩を欠き、いつ試合の主導権を握られてもおかしくない状況でしたが、先発國平は粘り強い投球で前半を無失点にしのぎます。

試合が動いたのは3回表。8番松島が四球で出塁し、9番遠藤の犠打で二死二塁。1番大野の二ゴロ失策の間に松島が生還し、ようやく1点を先制します。

グラウンド整備後の6回表。先頭の1番大野が左前にしぶとく落とす安打で出塁し、2番松尾の犠打、3番中山の四球で一死一・二塁。4番島が中前に安打を放ち待望の追加点が入ります。さらに5番蔭山が右翼手の頭上を越える二塁打を放ち走者一掃。リードを4点に広げます。

6回裏、脇町は適時打で1点を返しますが、本塁付近での守備妨害で3アウト目となり、城南は大ピンチを思わぬ形で救われます。

城南は7回表、9回表にも1点ずつ追加点を挙げ、後半戦は優位に試合を展開させます。先発國平は打たせて取る投球で後半にかけてペースをつかみ、7回を投げ1失点の力投を展開します。そして8回裏にはベンチで声を張り上げてチームを鼓舞しつつ、出番を待ち望んできたエース・馬詰が満を持して登板し、2回を無失点に抑えます。最終的には6対1で勝ち、5年ぶりのベスト8進出を果たしました。

《総括》徳島県の野球文化を引っ張ってきただけでなく、学校の歴史においてもゆかりの深い両校の対決。最後は「本校」のプライドが勝利を呼び込みました。

前の試合が延長タイブレーク11回、3時間30分を超える激戦ということで心身のコンディション調整が難しい中、安打数では早いカウントから積極的に振ってくる脇町打線に負けながらも、試合を決めるべき場面で集中打が飛び出し試合には勝つことができました。守備でもミスが目立つなど城南らしさ全開とは程遠く、勝ち切るのはそう甘くない、というのが正直な感想です。これから躍進しようと思えばこのままではあかん、という課題が見つかり、もう一度、次の1勝に向けて1球への意識を高める必要があるといえます。ここからの戦いでは改めて「一球一心 ~ 心はひとつ ~」のチームスローガンのもと、しっかり野球を愉しみ、城南らしさを全開に発揮して戦い抜いてほしいと願っています。

終了は19時30分頃と、高校野球の試合としては非常に遅い時間になりましたが、最後まで残っていただいたスタンドの皆様から部員、スタッフに次々とかけられる祝福の声に、いかにチームが多くの人から愛されているかを実感しました。保護者やOBの皆様はもとより、この日のために進学先から試験の合間を縫って来てくれた大学生のOB、試合開始が遅れたことを知り、部活動が終わって急いで自転車で駆けつけてくれた生徒たち、近い将来、城南のユニフォームを着て戦いたいと夢見る小中学生、さらにはケーブルテレビ・インターネットを通じて応援してくれたすべての方が最後まで全力応援していただいたおかげで勝たせてもらえたことを、チーム一同深く感謝しております。

翌日から夏休みに入り、補習も始まりました。私も3年生(1コマ80分)の午前の講義を担当しましたが、あの長い一日から12時間も経過していないにもかかわらず、その疲れを微塵も感じさせず楽しそうに受ける3年生部員、そして球場に足を運んでくれた生徒の姿が誇らしく、まだまだ一緒に野球やろうな、こんな生徒達に応援してもらえるチームに所属して幸せだな、という気持ちにさせてくれます。

準々決勝7月25日(木)10時から、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で行われる第一試合、小松島高校との対戦が決まっております。小松島高校は前の試合で前年度優勝校の徳島商業高校に勝ち、勢いのあるチームですが、あくまで一戦必勝の姿勢を崩さず謙虚に戦い抜き、次の1勝を積み重ねる覚悟です。3年生とともに野球ができることの喜びを胸に、次戦に向けて練習に取り組んでいますので、ここからも全力応援でよろしくお願い致します。

《文責》尾形

第106回全国高等学校野球選手権徳島大会1回戦

 ~ 伝統の力と新基準の融合で、3年連続となる夏の初戦突破を果たす ~

7月15日(月)、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で第106回全国高等学校野球選手権徳島大会1回戦を戦いました。

対戦相手は1か月前に総体協賛ブロック大会1回戦で対戦した城ノ内中等教育学校です。

 

《バッテリー》(城南)國平-島(城ノ内)板東、市野-佐藤 

《長打》▽三塁打 佐藤(城ノ内) ▽二塁打 國平2、大川、島(城南)

《試合の概要》

先発のマウンドには背番号6の國平。1回表の守備を三者凡退に打ち取った後は、終始城南のペースで展開されました。

1回裏、敵失と四球で無死二塁。3番蔭山が送りバントを決め一死二・三塁から、4番島が適時打を放ち2点を先制し、さらに6番國平の右翼線への二塁打でリードを3点に広げます。

 

2回裏、先頭の8番松島が四球で出塁し、2番松尾が適時打を放ちリードを拡大させます。

3回表には安打3本で1点を取られますが、きっちりと取られたら取り返します。3回裏は6番國平がこの日2本目となる右翼線への二塁打を放ち、7番大川の二塁打で1点を追加し、さらに8番松島の犠飛でリードを5点に広げます。

相手も同じように一球にかける思いを強く持っているため、簡単に勝たせてもらえないのが夏の恐ろしさ。4回表にも城ノ内の先頭打者、4番佐藤選手の左中間を鋭く抜ける三塁打を起点に、死球と安打で1点を取られます。なおもピンチが続きますが、最後は守り切って最少失点でしのぎ、4回裏も失策で出塁した走者を3番蔭山の中前への適時打で再び5点差とします。

降雨も強くなり、とにかく早く試合を展開させたい5回の攻防。5回表を三者凡退に仕留め、5回裏の攻撃で城南は一気に勝負を決めます。先頭の6番國平が四球を選び、7番大川の犠打に失策が重なり無死一・二塁。8番松島の犠打で一死二・三塁となった場面で9番遠藤が左前への安打を放ち、1点を追加します。さらに1番大野、2番松尾も続けて適時打を放ち、リードを8点に広げます。最後は4番島が右翼線への二塁打を放ち、一塁走者の松尾が一気にホームへ突入し10点差となりコールドゲームが成立。夏は3年連続となる初戦突破を果たしました。

《総括》県内で唯一、同じチームメイトと最長5年半程度プレーできる城ノ内の部員たちは結束力が高く、最後まであきらめないという執念を学びました。各チームとも高校野球の集大成となる夏の初戦を勝ち切ることは本当に難しいですが、春季大会1回戦のときと同様に低い打球を心がける「新基準の攻撃」が効率的な得点につながりました。また、無失策の守備で失点を最小限に抑えることができたのも勝利へのカギとなりました。次戦に向けて課題を修正し、さらに熱い野球を展開します。

部員たちの全力プレーはもちろんですが、試合終了後に球場の外へ出ると、応援席にいた多くの方が私達を待っていたことに感動を覚えました。ベンチ入りを逃した選手やマネージャー、さらには部員以外の生徒も声を枯らして応援歌を歌い、保護者やOBをはじめとした関係者も声援を送っていただいたことが間違いなくチームの勝利を後押ししてくれたことに心から感謝しております。悪天候の中にもかかわらず、応援に来ていただき誠にありがとうございました。

次戦は7月21日(日)第3試合、脇町高校との対戦が決まりました。城南の前身にあたる徳島県尋常中学校の第一分校として開校した歴史を持ち、非常に関係性の強い学校同士の対決となりますが、ここからの戦いも「一球一心 ~ 心はひとつ ~ 」のチームスローガンのもと、一戦必勝の意識でしっかり戦い抜きますので、応援よろしくお願い致します。

《文責》尾形

第106回全国高等学校野球選手権徳島大会 開会式

~ 徳島の夏の始まりは、城南の1歩から!! ~

7月13日(土)、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で第106回全国高等学校野球選手権徳島大会の開会式が行われました。

入場行進の先導役は、本校3年生の井元咲良マネージャーが務めました。本校で行われる練習試合の場内アナウンスや部内イベントのMCをこなすなど、明るく社交的な性格でチーム愛に満ちた逸材である彼女は、公募によって選ばれた大役を堂々とこなし、名実ともに城南の一歩から始まる大会としてさわやかな風を巻き起こしました。

先導の井元と国旗、連盟旗、大会旗に続き、前年度優勝校の徳島商業高校を先頭に、抽選番号の大きい順に行進し、チームはプレイヤーズファーストの献身的かつ的確なマネージメントに定評があり選手・指導者からの信頼が厚い松田后那望マネージャーがプラカードガールを務め先頭に立ち、続いて校旗を持ったチームにおける攻守の要・島凜太朗主将を先頭に21名の部員が堂々と行進し、スタンドからベンチ外のメンバーが見守る中、爽やかに夏の始まりを告げました。

いよいよ初戦まであと2日。天気は心配されますが、どんな条件であれ一戦必勝で勝ち上がるのみです。

城南の一歩から始まったこの大会が、閉会式の最後の一歩も城南で結べるよう、チーム全員が勝利をつかむために責任をきっちりと果たし、全力で戦い抜きます。

皆様、今大会も全力応援よろしくお願い致します!!

《文責》尾形