平成29年度

ノート・レポート 第61回日本学生科学賞徳島県審査表彰式

平成29年12月27日徳島県教育会館で第61回日本学生科学賞徳島県審査表彰式が行われました。
最優秀賞(知事賞)は、煎茶の劣化防止を目指して(土居・酒井・盛),優秀賞(教育長賞)は、防波堤の形状による波高減少効果について(吉田・永尾・向井・吉田・竹田)と藍染めによる紫外線強度の測定とその表現(寺山・西浦),入賞(市川・早瀬・平岡・黒崎)(木下・清水・福寿)(冨本・披田・美浦)でした。なお、最優秀賞の研究は全国審査では入選2等(20~30位相当)になりました。応募数は県内は40件の研究から、全国は1万件の研究からということでした。最優秀賞の中学・高校各2件については内容の紹介と講評がありました。早めに着いたので少し準備もお手伝いしました。

ノート・レポート 夢化学21参加

徳島大学で行われた日本化学会の中国・四国地区の行事である夢化学21「一日大学院」に科学部化学班が参加しました。班に分かれて、実験をしたり研究室を案内していただきました。化学の日の記念バッジやニホニウム入りの周期表のファイルも頂きました。

ノート・レポート 第6回気象観測機器コンテスト

行事名 「第6回 高校・高専『気象観測機器コンテスト』」
場  所  元南極観測船SHIRASE5002オーロラホール(千葉県船橋港)
参加者 応用数理科2年 

林・藤井・真木野「レーザー雨量計~MARKⅢ」

小林・四宮・多田・西村「波高観測機の製作」
日  時 平成29年11月18日  

応用数理科2年生で気象に関連する課題研究を行っていた2つの研究班7名が、財団法人WNI気象文化創造センター主催の「第6回高校・高専『気象観測機器コンテスト』」最終審査(ポスターと実機によるプレゼン審査)に、17日金曜夕方から現地入りして参加しました。今年は北海道から鹿児島県まで初参加校も含む17校33チームが最終審査に臨みました。本校は第3回から4年連続で最終審査に進んでいます。
 他校の学校の先生方や生徒たちにポスター発表を行い、専門的な質疑助言から素朴な疑問まで様々な問いが寄せられました。
 今年は残念ながら賞の獲得はなりませんでしたが、生徒にとっては、貴重な経験となりました。また、他校の優れた研究を見ることができたことも生徒にとっては良い刺激となったようで、さらに研究を深めたいという意欲を見せていました。
 WNI気象文化創造センター事務局長の三枝様をはじめ、お世話いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

会議・研修 徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会

第一回研修
日時 2017年11月18日(土)13:00~17:00
場所 徳島大学総合科学部(総合科学部3号館東スタジオ)
 本校SSHではミッションの一つとして「地域における科学の中核校」を掲げており、その一環として徳島県の課題研究のレベル向上を図るべく、徳島大学理工学部の全面的なご協力と、徳島県立総合教育センターや徳島県教育委員会のご助力を得て「徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会」を実施しております。当日は2校66名の生徒参加があり、大学の先生7名、徳大生TA9名、総合教育センター3名、教育委員会2名、引率教員6名が指導に当たりました。
 集まった生徒は学校の枠を超え9班に分かれ、TAの皆さんに各班に付いてご指導いただきながら、自己紹介等のアイスブレーキングの後「研究テーマの選び方と研究のすすめ方」について、ブレインストーミングとKJ法によってアイデアをまとめていくという手法を体験的に学びました。研修は3つのパートに分かれ、①当該科目(数学・物理・化学・生物・地学)で興味があること、②分かっていない解明されていないと思われること、③どのようにしたら調べる(明らかにする)ことができるかいう各テーマについて班ごとに活発な話し合いが行われました。
 なお2月17日(土)午後の第2回研修では、各校各研究班で課題研究テーマ・仮説・研究方法・予想される結果などをまとめ、事前提出レポート1枚と当日10分程度のプレゼンにまとめて発表し、大学の先生方からアドバイスをいただくという内容で行う予定です。第1回に参加できなかった学校も参加可能です。この企画が本校だけでなく、県内高校の課題研究の向上に少しでも役立てば幸いです

会議・研修 108HR高大連携講座(香川大学・笠先生 第2回)

 応用数理科1年生は1学期に引き続き、11月17日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生をお招きして、課題研究に関する高大連携授業を行いました。
 はじめに「あなたはよい科学者か?」をテーマに科学者の倫理について考えるアクティビティを行いました。生徒からは活発な質問や意見も出て、今後課題研究を進めるに当たっての意識付けができました。その後実験ノートについてのレクチャーがあり、実験ノートの必要性や実験ノートに書くべきことについて学びました。
 応用数理科1年生は、笠先生の高大連携講座、そして本校と徳島大学が共同開催する、課題研究のテーマ設定を主要な目的とする徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会で学んだことを活用し、自分たちで研究班を形成し課題研究テーマや実験計画などを決めていき、3学期から課題研究を本格的にスタートさせます。