写真部活動報告

城南桜景色2024

  城南高校の庭にも春が訪れました。この画像は4月7日撮影です。先生が撮影していたものを拝借しました。正門入り口には「蜂須賀桜」が植えられています。自転車置き場の前にもあります。淡い桃色の花が満開でした。校舎と体育館にはさまれた所に校内で最も大きな桜樹があります。ここも満開でした。樹の下に入ると、桜花に包まれたようで何となくホッとします。

 本校もまもなく始業式や入学式を迎えます。令和6年度も張り切って行きましょう!

第42回高文祭写真部門

 11月9日(木)、あわぎんホールにて高文祭の展示会がありました。美術や書道に交じって、私たち写真部もお披露目の時を迎えました。昨年の冬から今年の春、そして暑い夏盛りまでを、その時空を切り取って、わずかな額縁のすき間に描写しました。それらを公開する日が来たのです。

 顧問会議の後、割り当てられた場所に写真を飾っていきます。構図や色合い、果ては額縁のデザインまでを考慮して、白壁に取り付けていきました。1時間くらいで終わらせると、次は生徒相互審査です。これは部員全員で他校の作品を見て、最も好みで上手な物を選んで得票するものです。一通り回ってきて投票を済ませて戻ってくると、自分たちの写真下の箱に票が入っていました。その結果、奨励賞に「ママは安全基地」と「空を泳ぐ」が選ばれました。

 

昼食を挟んで、午後は生徒交流会と講演会です。今年は演出が一風変わっていて、ビンゴゲームをしながらその番号順に写真部紹介が行われました。城南高校の出番は半ば過ぎくらいの時間でした。それよりも部長が引いたビンゴが3位に入り、見事に商品のお菓子を手に入れられたのが印象深いです。これは後日、部員みんなのお腹に消えていきました。

 講演会では、何と本校OBの宮武健仁氏が講師として招かれていました。氏が撮影された写真はナショナルジオグラフィックや地学の教科書にも掲載されており、文書館で個展を開くなど今も精力的に活動されています。説明と共に映し出される画像や映像に思わず見入ってしまいます。夜のスーパー林道で光るツキヨタケやヒメボタルの乱舞にため息が出て、厳冬の北海道のサンピラーに目が釘付けになり、桜島の火山雷の荒々しさに戦慄しました。その後、帰り間際に氏から話しかけられて部員たちはうれしそうでした。

 今年の成績は、2年生の作品「絆」が優良賞をいただき、来年度の近畿高文祭福井大会に出場が決まりました。今後も頑張ります。

かごしま総文祭に参加して

 徳島県総合文化祭写真部門で優秀賞に輝いた生徒は、翌年の全国高等学校総合文化祭に参加できます。(ちなみに、優良賞に輝いた生徒は翌年の近畿高文祭に参加できます。)そこで、7月29日(土)から8月2日(火)の日程で、鹿児島県で行われる「かごしま総文祭」に行ってきました。

 出発当日は徳島駅に集合して特急や新幹線で移動しました。6時間以上かかりましたが無事に鹿児島中央駅に着きました。そこから路面電車でホテルに移動し、荷物を降ろした後に会場の下見です。ちょうど総合開会式が始まり、目抜き通りではパレードが行われていました。2日目は少しゆっくりしてから受付を済ませ、開会式・講演会・交流会がありました。交流会では各自が作ってきた缶バッジや手紙を交換しました。ライン交換をした人もいたそうです。

 3日目は自由行動での撮影会です。鹿児島市内を路面電車で巡って、水族館へ行ったり天文館通りを歩いたりしました。天気が良くなかったので少し雨に濡れましたが、程よく疲れるくらい歩きました。4日目は表彰式・講評・閉会式でした。残念ながら入賞できませんでしたが、鹿児島まで来られたので満足しています。最終日は帰りの途中で太宰府に立ち寄りました。受験生なので合格祈願のお守りを買いました。こうして貴重な体験ができました。

城南雪景色2023

 2022年12月23日の終業式と、2023年1月28日に雪が降りました。特に1月は何十年ぶりかの大雪で、富山では民家の2階まで雪で埋まり、三重では新名神が大渋滞で不通になるなど、大きな被害が出ました。本県でも交通が麻痺して学校に行かれなかった人もいました。でも、そうしたなかでも城南生はたくましく、密かに楽しんでいる人もいます。

 地球温暖化が進んでいても雪が降ります。こういう日も珍しいので、授業の合間に少しだけ童心に返ってしまったようです。この雪も今日で終わりです。明日からもまた頑張る日々が続きます。

 

写真部紅葉狩り

 10月29日(土)、部員を連れて剣山まで紅葉の撮影会に行ってきました。本校の前を通る国道439号線に沿って進みました。佐那河内村・神山町・旧木屋平村を経て見残しへ向かいます。見残しは剣山北麓の標高1450m付近で、中腹までつながるリフトがあります。途中で川井峠を通りました。春には「枝垂れ桜(シダレザクラ)」で有名な場所です。トンネルを抜けると何だか空気がヒンヤリしました。山のふもとの垢離(コリトリ)まで来ると、ここから急に標高が上がります。

 くねくねした道が続きます。まるで日光のいろは坂のようです。目線が高くなるにつれて山々の紅葉がはっきりしてきました。赤や黄色、それらが混じった橙色や黄緑などまさに「織る錦」の世界です。途中で何度も停車しながら撮影しました。おかげで予定を1時間もオーバーしました。これも醍醐味です。

 見残しの駐車場は一杯でした。そこで、東祖谷の方に下りて「奥祖谷の二重かずら橋」へ行きました。ここは西祖谷のかずら橋とは異なり、2つの橋を順に渡ることができます。まだ余り観光化されていないので、ちょっと昔の雰囲気が残っていました。 さっきの山々の紅葉もきれかったですが、この祖谷川周辺も素晴らしいです。休憩を挟みながら存分に紅葉を満喫しました。帰りは旧一宇村からで、土釜のポットホールを見ました。こうして10時間に及ぶ撮影会を無事に終えました。