写真部活動報告

センサ・マイクロマシンと応用システム表彰式

 アスティ徳島を会場として行われた「センサ・マイクロマシンと応用システム」研究発表会に参加しました。とは言っても、大学や企業の研究者の方々に交じって発表したのではなく、マイクロサイズやミリサイズの被写体を対象とする写真展に応募したのです。本校から2点出品して、うち1点が優秀賞を頂きました。そして、当日にその表彰がありました。

 これからも様々なコンテストにチャレンジして行きます。皆さんも城南高校に来て写真部に入りませんか?部員一同待っています。

令和4年徳島県高等学校総合文化祭にて

 11月4日(金)から6日(日)まで、あわぎんホール(郷土文化会館)にて県下の高校文化部による文化祭が行われました。一生懸命作ってきた作品を展示したり、一生懸命練習してきた技能を披露したり、この日のために頑張ってきた成果が現れるときです。体育部の各大会とはまた趣が異なり、館内には閑かな緊張感が漂っていました。

 私たち写真部は2階と3階に展示会場があります。今年もほぼ同じ位置に展示できました。出場者18名全員参加の下で、額に入れた写真を取りだしてレイアウトを決めます。縦横の違い、写真の被写体や色合い、フレームまで考慮して、来館者が見やすいように配置しました。余り悩むことなくスムーズに準備を終え、ほっと一息つきました。

 次は奨励賞を選ぶための選考会です。全ての高校が各ブースを回り、これはと思う作品に一票を投じます。それらを累算して高得点を取った者が入賞です。本校から2名の者が選ばれました。着陸態勢に入った飛行機とファイヤーストームでした。

 午後からは部活紹介です。本校の新しい部長が代表で挨拶しました。ちょっと緊張していましたが、なんとか上手く乗り切れたようです。次は講演会です。徳島新聞で長年勤めておられた方が講師になり、海外で撮った民俗写真を披露されました。内容を熱心に聴いており、後から質問までしていました。

 最終日までに他の入賞者が決まりました。本校から全国大会に行ける優秀賞1名と、近畿大会に行ける優良賞1名が選ばれました。県外の大会への出場が決まったのは一昨年ぶりで、2名も選ばれたのは初めてです。来年には鹿児島県と三重県に行けるでしょう。その日が楽しみです。

城南高校に冬が訪れました

 期末考査が終わったある日の放課後、ほとんどの生徒が帰ってしまっていました。晴れた青空から枯れた木の葉が舞い落ちて、シロツメクサを覆っていました。近くの山にはまだ紅葉が残っていますが、校地内の木々はほとんど落葉しています。実だけになったアオギリや何も残っていないイチョウなど、わびさびの境地というかもの悲しい雰囲気が漂います。

 今の時期、写真部は個人による活動が主になっています。高文祭が終わって気が抜けたこともあるでしょう。しかし、冬には冬の良さがありよく探せば被写体もたくさんあります。次の大会に備えて英気を養うとともに、より一層の技術向上を目指して頑張ります。

第40回徳島県高等学校総合文化祭写真部門に参加して

 11月4日(木)に、あわぎんホール(郷土文化会館)に展示作品を搬入しました。今年も多くの部員から多数の作品が提出されて選考するのに難儀しましたが、そのうち18作品が展示されることになりました。指定されたスペースに作品をピン留めしていきます。縦横の違いや配色などを考慮して配置するため、すべて展示するまでに1時間半くらいかかりました。その後、生徒同士による作品の品評が始まりました。各校の作品を見ながらもっとも良いと思われる作品に票を投じていきます。それにより、今年の奨励賞が決まりました。

 6日(土)は受付をしました。写真部の担当は朝から昼過ぎまでです。3階のEV横に並んで座って、訪れる方々に会場の案内をしました。例年より少ないですが、それでも3時間くらいで100名以上の方がいらっしゃいました。午後はもっと多かったそうです。7日(日)は16時から搬出作業をしました。一斉に作業するので運び出すのにかなり混雑しました。

 こうして今年も無事に高文祭を終えることができました。残念ながら入賞できなかったですが、次こそは頑張ります!

 

全国総文祭写真部門に出場して

 8月2日(月)~4日(水)の日程で、和歌山県で開かれる全国大会に行ってきました。昨年度の県高文祭で優秀賞を頂き、県の代表に選ばれたので今回の出場となりました。初日は徳島港からフェリーで和歌山に渡り、そこから紀ノ川沿いに50km進んだ橋本市の会場に移動しました。開会式・講演会の後に生徒だけの交流会があり、京都や静岡の高校生と距離を少し置いて様々なことを話しました。また、全国から集まった優秀作品を見ながら感想を述べたり、質問したりしました。

 

 

 2日目は各校毎に自由な撮影会です。私たちは和歌山市内を散策することにしました。黒潮市場やポルトヨーロッパのあるマリーナシティは後回しにして、「ネコ駅長」に会いに行きました。わかやま電鉄貴志川線の終点「貴志駅」には有名な駅長さんがいます。種族はヒトでなく本物のネコです。今は二代目の「にたま」と四代目の「よんたま」がいます。おとぎ話のような電車に揺られること50分で終点に着きました。

 駅の周辺や電車の中はすべて被写体です。どれもこれも興味をそそられどこから撮ろうか迷うくらいでした。10時になり駅長さんの出勤時刻となりました。ガラスの窓越しに少し不機嫌そうな駅長さんがいました。すぐに撮影開始です。気分が優れないとどこかに行ってしまうので、あわてていろいろなアングルから撮影しました。ありがとうございました。その後もう1つの目的の「たま電車」を撮りに行って、この日の撮影を充分満喫しました。

 

 

  最終日は閉会式と表彰式がありました。残念ながら入賞できませんでした。また次回に頑張ります。

 帰りのフェリーまで時間があったので高野山へ行きました。深い山の中なのに学園都市のような町並みでした。それでもメインストリートから外れるとそこは幽玄の世界です。100以上の寺社仏閣に樹齢千年を超える杉の大木、広大な敷地を埋め尽くす墓地は圧巻でした。こうして全員が様々な経験を積んで無事に終えることができました。