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第74回徳島県高等学校野球秋季大会2回戦

9月20日(月)、阿南市のJAアグリあなんスタジアムで、第74回徳島県高等学校野球秋季大会の2回戦が行われました。

本校は生光学園と対戦し、新人ブロック大会決勝の再戦となったこの試合も勝利を飾りました。

《バッテリー》(城)木内-大西 (生)奥濱-日下
 ▽三塁打 岸本(生)
 ▽二塁打 西川珠(城)

~ 燃える勝利への執念が導いた2017(平成29)年以来4年ぶりの秋季大会ベスト8 ~

文化祭・体育祭の後始末の名目で、1m四方の焚き火を囲み、若い教師と有志の生徒が歌と踊りに興じたささやかな火祭りを起源とし、徳島県内では城南高校のみが実施している伝統の学校行事・ファイアーストーム。本校の歴史を築いてきた先輩方がここで燃やし続けた伝統の炎の如く、チームの勝利に懸ける熱い執念が産み出した集中攻撃で一気に流れをつかみ、ミスが出たとしても全員でしっかりカバーし合うことで最後まで守り切り、2017(平成29)年以来4年ぶりの秋季大会ベスト8進出を果たしました。

5回までは1人の走者すら出すことのできない厳しい状況でしたが、チャンスが必ず来ると信じ、失点を許すことなく全員で守り抜きました。

迎えた6回表。この回の先頭打者、7番炭谷の安打を起点に犠打野選、四球などで2死満塁としたのち、3番西川珠がセンターオーバー、走者一掃のタイムリー2塁打を放ち3点を先制。7回にも5番坂東の安打を起点に押し出し四球などで2点を追加し、終盤は試合を優位に進めることができました。

安定感抜群のエース木内、巧みなリードで引っ張る捕手大西のバッテリーを中心に相手打線を4安打に抑え完封し、新人ブロック大会のリベンジに燃えるシード校・生光学園を撃破しました。

選手10人という少人数ながら、一人ひとりがやるべきことを理解し、声とプレーで盛り上げ一体感を持って戦う姿は、2011年(平成23)年にセンバツ出場を果たしたチームが持っていた空気と同じです。試合ごとに高まる一体感を武器に、ここからもチーム一同、しっかり戦い抜きます。

次は26日(日)に鳴門オロナミンC球場で行われる準々決勝。

対戦相手はまだ決まっていませんが、ここからの戦いも「 一球一心 ~心はひとつ~ 」

どんなチームが相手であっても私たちは挑戦者。

やるべきことはシンプルに、全力で一球一打にかけて熱い野球を展開し、挑戦していくのみです。

本日もそれぞれの場所から応援いただき、誠にありがとうございました。

次戦も全力で戦い、一戦必勝を積み重ねていきます。皆様、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形