2024年7月の記事一覧
2024(令和6)年7月 硬式野球部活動報告(選手権壮行セレモニー)
~ 最強の応援を受ける私たちは、全力プレーで恩返しするのみだ!! ~
7月6日(土)、第106回全国高等学校野球選手権徳島大会を戦うチームへの壮行セレモニーが開催されました。
このセレモニーでは、マネージャーが硬式野球部OBや部員以外の生徒からの激励メッセージを集めたムービーと3年生保護者による応援動画の上映、マネージャーと保護者会からの千羽鶴贈呈、マネージャーから部員、指導者へのお守りの贈呈が行われました。
マネージャー作成のムービーは3年生が入学時に在籍していた先輩方や多くの生徒が登場し、いかにチームが学校から愛され、応援されているかが伝わる秀逸な作品でした。保護者会による応援動画は、集大成の夏を戦う3年生部員に勇気を与えられる、非常に熱い作品でした。
マネージャーによる千羽鶴の今年のテーマは「笑覇(せいは)」。どんなに苦しい場面でも笑顔で戦い、この夏を制覇してほしいという熱い思いがこの2文字に込められています。マネージャーはこの春に1年生が5名入部し、総勢8名の精鋭たちが力を結集し、この壮大な作品を作り上げました。保護者会から贈られた千羽鶴には、3年生部員12名分のユニフォームをかたどったアクセサリーがついています。部員たちが1日でも長くこのユニフォームを着て戦えるように、との願いを現実にしてほしいと思います。
今年のお守りのデザインはグラブ。各選手、指導者が愛用するグラブをモチーフにしっかり守り抜き、流れをつかんで離さないという願いが込められています。この思いをしっかり受け止め、守備を重視するチームの共通認識をしっかり体現できる夏にしたいものです。
改めて私たちは、たくさんの方に応援していただいていると自覚し、この夏は全力プレーを持って恩返ししたいという思いを強くしました。このセレモニーを主催していただいた保護者会及びマネージャーに、改めて感謝の意を申し上げます。
《文責》尾形
2024(令和6)年7月 硬式野球部活動報告(OB会による激励品贈呈式)
~ バットの基準は変われど、先輩たちの思いのエネルギーは不変! ~
部員たちは1学期期末考査という難敵との戦いを終えた7月4日(木)。
硬式野球部OB会の立石剛会長、海出雄市事務局長が激励のために来校され、第106回全国高等学校野球選手権徳島大会を前にOB会からバット5本とスポーツドリンクが贈呈されました。
今年度からバットは新基準となり、飛距離と打球速度を抑えるための低反発仕様となっておりますが、甲子園の舞台で躍動する後輩たちを見たい、というOB会の皆様の熱いエネルギーは抑えられた反発力を遥かに凌駕するエネルギーとなります。資源価格の上昇等に伴い、バットの価格も値上がりする中、OB会の皆様におかれましては変わらぬご支援をいただき、チーム一同、感謝の意を申し上げます。
あとは先輩方に与えていただいた攻撃力を武器に、この夏を暴れ回るのみです。全力で戦い、一戦必勝で頂点を目指しますので、応援よろしくお願いします。
《文責》尾形
2024(令和6)年6~7月 硬式野球部活動報告(練習試合)
~ 意識の差を、結果の差に結びつけるためのtryを続けよう!! ~
日頃は、本校硬式野球部の活動にご理解・ご協力いただき誠にありがとうございます。
選手権徳島大会の抽選が決まり、3年生にとっては夏の甲子園に出場したとしても残り1か月程度、と高校野球生活もあとわずかとなりました。ここからは、6月と7月に行われた練習試合について、概要を報告させていただきます。
6月15日(土)
城南 〇 11 ー 2 加古川北(兵庫)
6月16日(日)
城南 △ 2 ー 2 東岡山工(岡山)
城南 ● 3 ー 7 済美(愛媛)
7月7日(日)
城南 〇 4 ー 2 玉野光南(岡山)
城南 ● 0 ー 1 玉野光南
「You can do it if you try」
6月16日の練習試合でお世話になった済美高校の室内練習場に書かれているこの文字は、日本語に訳すと「やればできる」という意味です。同校の校歌では「魔法の合言葉」と歌われ、硬式野球部OBのお笑い芸人・ティモンディさんの持ちネタとしても知られていますが、私としては「if you try」こそ本当に大切な要素であると気づかされました。
正直なところ、私自身が「やればできる」という言葉に対しての思考は「you can do it」で止まっていたことに反省すると同時に、一生懸命努力する部員たちと一緒に頑張るのが大好きな私たちスタッフも、前向きな挑戦をサポートすることによって部員たちの可能性をさらに伸ばすことができると信じて取り組んでいます。
特に3年生は、高校野球を引退した直後から受験戦争という新たな戦いが待っています。今後の人生において成功をつかむためには、野球で培ってきたものが活きるよう、日々の練習において前向きな挑戦が求められます。ここまで文武両道を常に意識し、高い次元でそれを両立してきた部員たちは必ず成し遂げると信じています。
意識の差が、結果の差。成功も失敗も本人の意識次第で、より成功に近づけるためには日々の練習により高い意識を持って取り組み、限界を乗り越える挑戦あるのみです。
1本勝負、負けたら終わりの過酷なトーナメントを戦い抜く覚悟を決め、意識を高めるために十分な強豪校との対戦でもしっかりと実力を発揮できるようになりつつあります。どこが相手であっても一戦必勝、取れる点は取り切り、ミスとピンチは最小限に。「チームの勝利のために」自分がやるべきことをやり切る、真の「一球一心 ~心はひとつ~ 」を体現できる夏としたいものです。
《文責》尾形