応用数理科2年生(207HR)課題研究中間発表Ⅰ
2025年6月24日 09時19分6月25日(水)13:00~社会科教室にて、応用数理科2年生が「理数探究」で実施している課題研究の中間発表Ⅰがありました。第一回目の発表であり、まだまだ予備実験等の段階ではありますが、結果のまとめや考察について、担当教員と一緒に考え、発表スライド・発表原稿を作成できました。
今年度は徳島文理大学との連携が始まり、関わり方の大小はありますが、計5グループが指導や分析機器等をお借りしながら進めています。
高大連携の活用により例年と比べ、実験が進んでいるグループが増えたとかんじました。
まだまだ、発表に自信がなく、まとめや考察に関しても十分ではないですが、発表会を経験してくことで、自信を持って発表や質疑応答が行えるようになります。課題研究における一連の経験で論理的思考力が育成され、問題解決能力、プレゼンテーション能力、実験計画能力やコミュニケーション能力が向上されると考えます。我々教員も一生懸命サポートします。ぜひ、応用数理科での経験から課題を見いだし、解決方法を考える力を身に付けて欲しいと思います。
今年度の研究班は11班で、発表テーマは以下の通りです。
生物分野:放線菌における代謝物の成分及び機能について(文理大連携)、トリプタンスリンの抗菌活性効果について(文理大連携)、アオサノリの養殖に向けて(文理大連携)、ミジンコの突起の形成を引き起こす要因、ゴキブリの光走性とその学習効果
地学分野:かんむり座T星の観測徳島における
化学分野:PFASの残存量(文理大連携)、にし阿波の土と野菜のミネラルを調べる(文理大連携)、海部刀研究Ⅲ〜刀剣の成分を調べる〜、匂いと濃度の関係
物理分野:効率の良い集音モデルを考える、かまぼこ板に働く現象
関わりの大小ありながら、文理大連携グループが増えてきました。高大連携を活用した課題研究の推進を進めていきたいと思います。