AdvancedScience 生物専攻 応用数理科 高大連携授業
2025年6月24日 10時43分6月24日(火)13:30から徳島文理大学薬学部を訪問させていただき、AdvancedScience 生物専攻 の授業として、応用数理科3年生を対象に高大連携授業を行いました。
授業は、「血球と生体防御」をテーマに講義と実習行いました。最初は講義していただき、様々な血球の説明や好中球やその他の食細胞の働き、さらに好中球の特徴である分葉核は、血管壁等をすり抜けるためのものであることを説明していただきました。
その後、マイクロピペット等を使い、血液飛沫標本を作製し、メイグリュンワルド・ギムザ染色により血液細胞を染色し、顕微鏡で観察しました。さらに、細菌感染させたマウスの筋組織の切片を作成し、細菌感染により変形した筋組織や細菌を排除しようとして好中球が集まっているところを観察しました。
血液飛沫標本を作製しています 顕微鏡で観察しています
生徒たちは、実際にマウスの血球を見て、好中球を見つけるのに一生懸命でした。実際に手を動かし、考え、学ぶ、大学の本格的な学びに少し触れることが出来たでしょうか。高校での学びと大学での学びをつなげることで、生徒の主体的な学びを推進し、科学的な見方考え方を育成していきたいです。
マウスの病気の筋肉に好中球(紫の細胞)が集まっています 血球のほとんどは核を持たない赤血球ですが・・・