平成30年度

J-Linkツアーin関西(応用数理科2年生)

 応用数理科2年生は8月10日(金)に、午前中は高輝度光科学研究センター、午後は神戸大学で研修を行いました。
 高輝度光科学研究センター(SPring-8&SACLA)では、はじめにX線自由電子レーザー施設であるSACLA(SPring-8 Angstrom Compact free electron LAser)の実験研究棟で、技術者の方から施設の概要をDVDと講義で学び、実験ブースを見学しながらレクチャーを受けました。その後、この日は施設が休止中だったため、普段は入れない放射線管理区域内の実験ホールを見学させていただきました。今回初めてSAKURAの加速器棟に入ることができ、400mのビームラインに沿って歩くことができました。次にSPring-8(Super Photon ring 8 GeV)に移動し、一周1400m超の実験ホールを約1/4周しました。光合成触媒タンパク質構造を世界で初めて解析したビームライン(BL)、小惑星イトカワの微粒子分析を行ったBL、和歌山毒物カレー事件のヒ素解析が行われたBLなど最先端の研究の一端を体感することができました。
 神戸大学では、生徒各自の進路志望等により、工学部・農学部・法学部のオープンキャンパスに参加したり、各研究室の催し物を見学しました。