お知らせ

本校では、2022年より普通科において、1年生のカリキュラムに「理数探究基礎」を導入しました。また、2023年にSSH推進課を新設し、21年間培ってきたSSHの探究活動の手法を普通科に展開しています。「理数探究基礎」では様々な事象に対し,数学的な見方・考え方や理科の見方・考え方を組み合わせるなどして働かせ、探究の過程を通して、課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を育成しています。

1学期「ミニ課題研究①(課題に対し知識から仮説を設定し、検証していく理科的探究活動)【理科的数学的見方考え方を育成する探究活動】」

2年生では「ミニ課題研究②(データを用いて論理的思考し、地域課題を解決する提案を行う)【地域創生をテーマにデータサイエンスを活用した探究活動】」

3学期では「課題研究へのアプローチ【探究とは・・・探究するための種を作ろう】」

を実施しています。

2年生では、1年生で培った課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を生かし、それぞれが持つ疑問や興味関心からスタートする課題研究・探究活動を「総合的な探究の時間」で実施しています。地域施設や大学との連携を行い、様々な事象に対し、課題を見いだし、解決する活動を行っています。

本年度、徳島文理大学と連携協定を結び、高大連携による課題研究・探究活動を進めていく計画を立てております。生徒の自由な発想から学問に発展させる課題研究・探究活動が行えるようなシステムを現在構築しております。

https://jonan-hs.tokushima-ec.ed.jp/bbses/bbs_articles/view/14/b8e3f64c2b6e953554a17cafd7fbfcfa?frame_id=25

理数探究基礎・未来探Q

1学期理数探究基礎「徳島県における地方創生・政策提言~リーサス・Estat・RAIDAの活用~」

2025年7月22日 11時33分 [教員23]

本校1年生 普通科では総合的な探究の時間の代わり理科的な見方考え方生かした探究活動を行う「理数探究基礎」を実施しています。1学期は、「徳島県における地方創生・政策提言~リーサス・Estat・RAIDAの活用~」をテーマとしたミニ課題研究を実施しました。リーサスやEstat等のデータを収集・整理・分析するデータサイエンスの手法を身につけ、データを用いて論理的に問題点を提示し、問題解決についての政策提言を行い、地方創生☆アイディアコンテストへの出品を目指すことを目標にしました。

さて、前半はオリエンテーションとリーサスの活用です。合わせてグーグルアプリの使い方も指導しました。さすがはデジタルネイティブ!理解が早く、どんどんと進めていけます。先生方も一緒に理解を進めながら行います。

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   習得が速く、RESASを使いこなします。AI Geminiを活用します。

いよいよ、自分たちで、人口、地理、産業・観光、教育、医療などの分野を決め、分野における問題点をデータ分析から見つけます。少し難しいミッションですが、さすが城南生。教員のサポートもありながら、問題点を見つけ、その要因をデータから分析し(焦点化することです)、解決アイディアを考えていきました。どの班も一生懸命に取り組んでいました。時間の壁もありましたが、どの班も、データ分析から問題点を見つけ解決アイディアを導いていました。

最終発表では、多くの班ではリーサス等のデータを活用し、論理的に述べていました。徳島県地域連携課の人に発表スライドを見ていただきましたが、「短い時間でこんなにまとめられているのはすごい」との意見をいただきました。引き続き、私たち教員は生徒達の主体的学びのきっかけ作りとなる教材開発を行きたいです。

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データ分析の手法をしっかり身に付けることができました。2学期は実験による検証を行いますよ。

クラスで優秀だったスライドを載せておきます。

観光3.pdf

観光.pdf

産業.pdf

観光2.pdf