2015年1月の記事一覧

高大連携講座(数学)の開催

 鳴門教育大学の成川公昭先生,松岡隆先生が講師として来校してくださり,数学の高大連携講座を開催しました。
 応用数理科2年生は成川先生による「極値問題」と題し,身近に起こる現象について数学的に考察し,数学の良さである一般化や抽象化について理解を深めました。「シャボン玉はなぜ球体なのか?」といった何気ない日常の事象について考えたり,ベルヌーイの最速降下問題と2次曲線の関係について成川先生の発問により意見を交換していくといった活動をしました。
 また,応用数理科1年生は松岡先生による「図形の対称性と立体万華鏡」と題し,正多面体が見える立体万華鏡作りに挑戦しました。数学というと,何か難しい話なのかと構えていた生徒たちも講義が始まると,製作活動から考えを深めるアプローチに好奇心をかき立てられたようでした。
 
 生徒からは,「おもしろく数学に興味を持った」「身のまわりで起こる現象を数学を用いて証明できるようになりたい」「想像以上に美しく,感動した」といった感想が多数寄せられました。
 成川先生,松岡先生,そしてお手伝いいただいた鳴門教育大学の院生の方,本当にありがとうございました。

「図形の対称性と立体万華鏡」

「極値問題」

会議・研修 Science Dialogueの開催

 サイエンス・ダイアログとは、(独)日本学術振興会JSPSのフェローシップ制度により来日している外国人研究者(JSPSフェロー)有志が、近隣の高等学校等において、英語で研究に関するレクチャーを行う機会を提供するプログラムです。
 今年のサイエンスダイアログは、高知大学医学部の菅沼成文先生の研究室から、Muzenbo Andre博士(コンゴ民主共和国ご出身)が講師としてご来校くださり、応用数理科2年生に対して講義をしていただきました。
 Muzenbo先生はコンゴ民主共和国では数少ない肺疾患の専門家で、レクチャー内容はご自分の研究内容はもちろん、コンゴ民主共和国のことや、ご自分の夢など、様々なことをお話しくださいました。
 現在研究されている“じん肺”全般、そして、まだ発症メカニズムが完全に解明されていない“インジウム肺(Indium Lung Disease)”については、事前に詳しいAbstractやkey words をお送りいただいていたので、英語科及びWood,Travis両先生のご指導をいただき、Science English Ⅱの時間を用いて、グループワークによる事前学習を行いました。
 生徒にとって、専門分野の内容はやや難解でしたが、事前学習のおかげでかなり理解できたようです。また基本的にはAll English でしたが、途中で日本語を交えてくださったので、それも理解の一助になったようです。
 講義の途中では、気分転換にみんなでJAMBO Dance を踊ったり、“Are you married?”という質問にお子様の写真を示して家族の話をしてくださるなど気さくな雰囲気でのレクチャーでした。英語の勉強法の質問には、とにかく一生懸命勉強したし、今も毎日勉強している(先生の母国の公用語はフランス語)とのことでした。
 生徒からは「難しいところもあったが面白かった」「科学や研究に対する関心が高まった」「DanceやSmileが良かった」といった旨の感想が多数寄せられました。
 Musenbo先生、菅沼先生、そして機会を与えてくださったJSPSに感謝いたします。
☆事前学習

☆Science Dialogue