2015年3月の記事一覧
第4回科学の甲子園(全国大会)報告
平成27年3月20日(金)~23日(月)茨城県つくば市で第4回科学の甲子園全国大会~集え!ハイスクールサイエンティスト!~に本校7名(応用数理科2年6名、普通科2年1名)が参加してきました。予選を勝ち抜いた47都道府県の代表が2日間にわたり筆記競技、実技競技を競いました。甲子園ということもあり各県の代表はハイレベル。最初は生徒たちも緊張の面持ちでしたが、時がたつにつれて高い志を持った仲間たちと協力し強豪に向かっていこうと頑張りました。
1日目(3月20日) 開会式、スワップミート
各県代表と顔合わせ。次第に緊張もほぐれ、交流を図ることができました。
2日目(3月21日) 筆記競技、実技競技①つくばの名水、実技競技②THE 地学
いよいよ競技開始。昨日とは違い、各校気合い十分。全力を出し切りました。
競技の合間に、移動プラネタリウム、ロボットスーツHALまたセグウェイ試乗体験に参加し、終日科学にふれあいました。
3日目(3月22日) 実技競技③登れ!筑波山、特別シンポジウム、フェアウェルパーティー
競技2日目。事前公開競技ということもあり各校試行錯誤の製作が行われました。
競技途中、Ustreamの実況中継に本校2名が参加させていただきました。
競技終了後の特別シンポジウム「キミが世界を変える!」には、ノーベル物理学賞受賞の天野浩・名古屋大学教授がパネリストとして参加され、高校生と交流を図りました。最後には、フェアウェルパーティで仲間との健闘をたたえ合いました。
4日目(3月23日) エクスカーション
最終日は研究都市つくばの産業技術総合研究センターを訪問しました。
刺激を受け続けた4日間でした。サイエンスというものをいろいろな角度から見ることができる柔軟性や多様性・価値観に触れたことで言葉では表せないくらい貴重なものを手に入れたように思います。今回ご支援をいただいたJSTの関係者をはじめ、多くの大会関係者の皆様、本当にありがとうございました。
第8回希少糖甲子園で準優勝しました!
参加者 応用数理科2年 倉良 詩夢 ・ 平間 太雅 ・ 高橋 恵里
課題名 希少糖がプラナリアの再生に及ぼす影響
3月14日から15日にかけて、希少糖を用いた課題研究を競う「第8回希少糖甲子園」が香川県で開催され、本校から応用数理科2年3名からなる1チームが参加しました。
JRさぬき高松うどん駅から送迎で約1時間余り南下し、山奥の集落にある三木町希少糖研究センターへ向かいました。
大会会場到着後すぐ、口頭発表のリハーサルを行い、その後出場8チームが口頭発表12分と審査員の先生方による質疑応答に臨みました。夕食後は大会参加者の交流会があり、大会を主催された香川大学特任教授の何森先生にちなんだゲーム「第5回Izumoring game 選手権大会」に参加しました。2014年に開催された世界大会の優勝記録には及びませんでしたが、1名が準優勝することができ表彰されました。何森先生からは、センターにある希少糖分離装置をわかりやすく説明するために、自ら大晦日に考案・作成された模型をみせて頂き、その完成度の高さに会場から拍手が沸き起こりました。また、News Weekの取材をうけた際の裏話などをお聞きし、先生の記事が載った冊子を全ての参加者にプレゼントして下さいました。
翌日は、研究討論会として各口頭発表に対する審査員のさらなる質疑とアドバイスなどが行われました。生徒は勉強になったようで、休み時間にさらにそれについて先生方に質問にいき、ご指導を受けました。またこの日は瀬戸内テレビの取材があり、生徒達も希少糖研究について答えていました。討論会の後は、希少糖研究の最前線の3人の先生方から「希少糖研究の夢」と題して講義をして頂きました。その後の表彰式では、審査の結果準優勝をすることができました。
「SSHにおける『国際化』の取組についての発表会」参加
主催/会場 金光学園中学・高等学校(岡山県浅口市)
参加生徒 応用数理科2年 倉良 平間
3月8日に岡山県の金光学園中学・高等学校で開催されたSSH交流会支援事業「SSHにおける『国際化』の取組についての発表会」の英語課題研究ポスター発表会に、本校生徒2名が課題研究「Rare sugar and Planarian's regeneration speed」で参加しました。この発表会は一言で言うと「校内に外国を再現する」というコンセプトで、20名を超える全国各地の大学や企業の研究者・有識者に加えて、70名を超える外国人留学生が助言者として招かれ、ポスターや生徒の口頭説明はもちろん、生徒の司会進行、学校長挨拶、講評なども含めてAll English で行われました。参加校は東京から熊本までの13校で、72本の発表がありました。
参加生徒は理科教員だけでなく、Wood先生やTravis先生からも指導を受け、ポスターや発表原稿、配布用要約を作成し、棒読みにならないようできるだけ発表内容を覚えて発表に臨みました。30分×2コマで70名以上の皆さんにEnglish presentation をお聞きいただき、質疑応答や様々なアドバイスをいただきました。後日発表のevaluationが送られてくるそうです。