令和5年度活動内容

小学生対象理科実験教室

10月14日(土)に小学生対象理科実験教室を開催しました。今年度はコロナ対応で3年間中止をしてきたため、大勢の来場者に対応できない恐れがあり、広報を控えていました。予想より来場者は少なかったですが、来ていただいた方は全てのブースをゆっくり体験できたようで満足しているようでした。普通科・応用数理科のサポート生徒も教えることの難しさや楽しさを体験して満足していました。

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「第67 回日本学生科学賞」の県審査の結果について

科学研究の成果を競う 「第67 回日本学生科学賞」の県審査が 1日板野町の県立総合教育センターでありました。本校からは応用数理科2・3年生計11グループが出品し、1グループが最優秀(県知事賞)、2グループが優秀賞、3グループが入賞となりました。検証実験や考察に今まで一生懸命に取り組んできた成果だと思います。なお、最優秀(県知事賞)のグループは、県代表として 、11月11日と12日に東京で開かれる中央予備審査に出品されます。 

最優秀(県知事賞) 

ウズムシの摂食行動に必要な器官の研究 上野 佳那子  池田 あやみ

優秀賞(教育長賞)  

甲虫目を主とした跗節による分類~並びに跗節腹面に生える毛の生態的意義~ 立石 桃 林 心羽  藤原 由望 堀北 明李
豆苗に有効なLED環境についての研究 阪東 歩華 武富 心雪 宮本 和果

入賞

ストリングラフィの波の特性 新居 千鈴 相原 悠汰 奥田 陽介
みずがめ座CY星の測光観測 江淵仁尊 中岸 奏登 村上 裕紀
海部等の原料の砂鉄はどこからきたかⅡ 加藤 開成 友成 亨太 登佐古 翔也  小泉 千宗

 

 なお、この内容は11月2日(木)の読売新聞朝刊に掲載されています。

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令和5年度科学経験発表会について

11月3日(金)徳島県教育会館において、科学経験発表会が行われました。本校からは、2年生応用数理科「理数探究」で実施している課題研究の5グループが参加しました。初めての校外の発表会であり、先日11月1日(水)の課題研究中間発表Ⅱでいただいた意見を発表に入れるなど、どのグループも短い時間の中、十分準備して臨みました。結果は、以下の通りです。

特選(最優秀) 

ばね振り子  入山 志乃介  長尾 光一朗  前田 大貴

特選

魚類の消化管内に存在するマ イクロプラスチックの検出方法とその結果  山本 真綺  日野 桧実 市川 花音   大家 百葉

電磁誘導を用いた波高観測装置の開発   後藤 梨玖  永峰 帆ノ香  橋本 愛美   西口  舞

入選

空気砲で輪を遠くまで飛ばすためには  妹尾 俊輝  森村 莉玖

SEMを用いた元素分析が刀剣の原料となる砂鉄産地の特定につながる可能性について 

加藤 開成   友成 亨太   登佐古 翔也   小泉 千宗

特選5点のうち城南高校のグループが最優秀含む3点に選ばれました。まだまだ検証は途中です。今回いただいた意見を参考にし、2月の最終発表に向け、研究を加速していって欲しいと思います。

 

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科学の祭典にてブース開設!

 10月28日(土)と29日(日)、実に4年ぶりに阿南市科学センターで開催された「科学の祭典」に参加しました。前日から準備に入り、ブース会場の設営やグッズの搬入を行いました。いつも展示や工作がメインですが、今回はペリドットのストラップです。小さなガラス小瓶に好きなだけペリドットを採って、ストラップを付けて簡単な飾りを作るものです。

 朝10時の開場とともに多くの来館者が訪れました。私たちのブースは2階にあるので、最初のお客さんが来るには時間がかかります。ところが、すぐに何人か来られて採集会が始まりました。今回用意したのは鹿児島県の黒砂です。溶岩が海に入り細かく砕かれて分離されます。それが潮流により再び海岸に戻ってきたところを採取した物でした。石言葉は「陽気」だそうです。次々にお客さんが来られます。他のブースより座席は多めでしたが、それでもすぐに埋まってしまいました。特に時間制限は設けていませんが、2時間も粘った方もいました。同時に設けた砂鉄の取り放題コーナーも盛況でした。

 2日目も活況を呈していました。生徒たちも受付や説明、容器の交換と多忙を極めていました。その合間で他のブースを覗くこともできました。また、おいしい弁当も頂きました。こうして、延べ500人を超える方がブースを訪れました。生徒の感想は、忙しかったけれど楽しかったそうです。また来年も参加しようと思います。今回来場された方々、ありがとうございました。

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本校SSH活動 徳島新聞への掲載

10月27日(金)徳島新聞朝刊に本校SSH(科学部)の活動が「自由に実験 知識深める」というタイトルで掲載されました。本校科学部の活動はSSH活動の1つを担い、物理・化学・生物・地学と分けはあるものの、それぞれが興味のある分野について自由に実験を行うことができます。また、フィールドワークや小中理科実験教室、科学験ツアーなども活動の一つです。今回は、活動の一つであるミャンマーとのオンライン理科実験教室の際に取材がありました。

記事には

部長の笹川善正さん(18)=応用数理科3年=は「先生に相談すれば自由に実験をさせてくれる。失敗から学び、自分から調べることで知識が身につく」

とあり、SSH活動の目標である主体的学びの実現ができていると感じました。

多くのSSH活動を通じて、科学の知識はもちろん、スクールポリシーである探究(好奇心を持つきっかけ)・協働(自分の強みを理解し、活動で周囲と力を合わせる)・創造(探究・協働を通じて、よりよい手法を生み出す)する力を育成していきたいです。

なお、徳島新聞web版にも、詳しい内容が掲載されています。

https://www.topics.or.jp/articles/-/975053

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