2022年10月の記事一覧

令和4年度城南祭体育祭5(着せ替えパフォーマンス~閉会式)

 9月9日の午後です。午前中の競技日程を終えて昼食を取り、ちょっと一息ついたところです。しかし、熱き城南魂はまだまだ燃え尽きることはありません。クラスの力を結集して挑む最大の競技が待っているからです。

 まだ集合には少し早いのに、待ちきれなくなった生徒たちが校舎南側に集まり出しました。この日のために作った衣装に身を包み、早くも派手なパフォーマンスを繰り広げています。和風・洋風・中華風・アラビア系など、そのカラフルな光景に絶句しました。そして、本当に皆これを待っていたんだとしみじみ思いました。

  持ち時間たった2分ですが、大変濃密な時間でした。特に、クラスの中心になって選曲や振り付けを担当した者にとって、自分たちの全てをかけて臨んだ最後のイベントでした。本当にお疲れ様でした。

 閉会式では賞状の授与があり、クラス代表が前に立ってうれしそうに且つ誇らしく受け取りました。周りから盛大な拍手をもらいました。最後の挨拶が終わったとき、生徒どうしが肩を組み合って音頭を取って身体を揺らしました。コロナのせいでできなくなっていた城南高校の伝統が今よみがえったのです。さすがに校歌の詠唱はできませんが、我ら城南の意気込みを感じさせました。

 さて、今日はまだ終わりませんよ。

 

令和4年度城南祭体育祭4(長縄跳び~クラス対抗混合リレー)

 9月9日です。雨がときどき降ってきました。さっきの綱引きを頑張ったので、地面がかなりぬかるんでいます。飛び跳ねるにせよ走るにせよコンディションは良くないです。しかし、それは競技者全員に言えることで、天から与えられたこの試練をいかに乗り越えるかが勝負の分かれめになりました。

 縄跳びは長めのロープを用いて、選手全員が何回飛べたかを競います。着地で滑って転んだり悪戦苦闘していました。リレーは予選と本選が行われました。今日のこの状況では駆け引きなどというものは成り立たず、泥に足を取られながらどれだけ走れるかで決まりました。何日も待っていた鬱憤を晴らすような熱き戦いでした。

令和4年度城南祭体育祭3(ラジオ体操~綱引き)

 9月9日(金)は重陽の節句でした。最大の陽数である9が2つ重なるので、そう呼ばれます。そのせいか、私たちの気持ちも陽の方に傾いてきました。

 開会式の後はラジオ体操です。残念ながら競技をしぼって午前中のみ行うことになりましたが、種目が減った分だけそれに集中できる、後のことを考えず一気に全力を出せることになります。適度に身体をほぐして、今後の活動に備えます。用具係がトラックの白線を塗り直していました。

 綱引きは予選と本選が行われました。足下がとてもぬかるんで滑ります。また、ロープも泥だらけでこちらも滑ります。何とか足下を地面に付けてロープをつかんで準備が整いました。「パーン!」という音とともに両クラスが引き合います。1分間でどちらがどれだけ自陣に引き込めるかにかかっています。泥が付くのがいやで重心を落とせていないチームや、汚れようが濡れようがお構いなしで引いているチームもいました。どちらが勝ったかは言うまでもないでしょう。おそらくこのような体験は二度とないでしょうね。戦いが終わってテントに帰った後は、グラウンドに広い干潟ができあがっていました。

 

令和4年度城南祭体育祭1(準備~開会式)

 文化祭が終わった翌日から雨になりました。降っても降ってもまだ降り止まない。校舎内から鉛色の空をうらめしく見ているだけでした。そして、9月9日金曜日の運命の日を迎えました。

 この日の前日から雨模様でした。そして、当日の朝になっても小雨がぱらついていました。しかし、もうこれ以上の順延はできません。朝早くからグラウンドに生徒・教職員有志が大勢集まり、ぞうきんやスポンジを手に取り水たまりを吸い出しました。せめてトラックだけでも乾かしたいという願いもあり、奮闘すること2時間でようやく競技ができる状態になりました。

 他の生徒も登校した者から準備に入りました。テントを立ち上げたり、ブルーシートを敷き詰めたり、クラスの応援合戦について最終打ち合わせをしたり・・・。最後はクラスカラーのはちまきを締めて、これで準備完了です!だんだんと気合いが入ってきました。城南魂が熱く燃え上がってきました!