令和5年度活動内容

SSH台湾海外研修4日目

SSH台湾海外研修4日目です。本日は午前中に国立故宮博物院で研修、午後から金瓜石周辺のフィールドワーク並びに黄金博物館での研修です。

故宮博物院では中国4000年の歴史を感じることができる歴代皇帝の至宝が収蔵されています。歴史を体感すると共に、象牙や翡翠を用いて詳細な加工がなされている作品を見ると、物作りにおける技術の素晴らしさを感じることができます。また、身近に利用されていた青銅器や釉薬により装飾を施された陶磁器の美しさに見惚れてしまいます。音声ガイドの解説のもと、研修を行いました。

午後からは場所を移し、金瓜石周辺にやってきました。金瓜石周辺は北東からの強い季節風と開鉱、土壌の性質変化の影響により一部植生が破壊されておりながら、亜熱帯性多雨林とともに温帯の植生を持つ特徴的な場所になります。また、台湾はフィリピン海プレートとユーラシアプレートが複雑に衝突するところに位置し、多くの鉱床が存在し、金や銅の採掘が盛んであった場所です。初めに、植生が破壊された場合、どのような植生になるのかや、亜熱帯多雨林に特徴的な着生植物の説明を行いました。その後、黄金博物館で台湾の特徴的な地形や鉱床や鉱石の説明を行いました。

 

その後、夕食は九份周辺でとり、幻想的な夜の雰囲気を楽しみながら本日の研修を終えました。研修は本日にて終了です。無事に4日間の研修を終え、体調不良者もなく無事に研修を進めることができてホッとしています。何事もなく、無事に明日帰りたいと思います。

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