写真部紅葉狩り

 10月29日(土)、部員を連れて剣山まで紅葉の撮影会に行ってきました。本校の前を通る国道439号線に沿って進みました。佐那河内村・神山町・旧木屋平村を経て見残しへ向かいます。見残しは剣山北麓の標高1450m付近で、中腹までつながるリフトがあります。途中で川井峠を通りました。春には「枝垂れ桜(シダレザクラ)」で有名な場所です。トンネルを抜けると何だか空気がヒンヤリしました。山のふもとの垢離(コリトリ)まで来ると、ここから急に標高が上がります。

 くねくねした道が続きます。まるで日光のいろは坂のようです。目線が高くなるにつれて山々の紅葉がはっきりしてきました。赤や黄色、それらが混じった橙色や黄緑などまさに「織る錦」の世界です。途中で何度も停車しながら撮影しました。おかげで予定を1時間もオーバーしました。これも醍醐味です。

 見残しの駐車場は一杯でした。そこで、東祖谷の方に下りて「奥祖谷の二重かずら橋」へ行きました。ここは西祖谷のかずら橋とは異なり、2つの橋を順に渡ることができます。まだ余り観光化されていないので、ちょっと昔の雰囲気が残っていました。 さっきの山々の紅葉もきれかったですが、この祖谷川周辺も素晴らしいです。休憩を挟みながら存分に紅葉を満喫しました。帰りは旧一宇村からで、土釜のポットホールを見ました。こうして10時間に及ぶ撮影会を無事に終えました。