第108回全国高等学校野球選手権徳島大会1回戦
2026年7月16日 08時51分 [教員25]~ 愉しかったが、負けという結果は悔しい最後の決戦 ~
7月15日(水)、徳島市のむつみスタジアム(蔵本球場)で行われた第108回全国高等学校野球選手権徳島大会1回戦について、概要をお伝えします。
《バッテリー》 (城南)久米、岡本、河端-宮本崚(徳島北)上田-中尾
《長打》▽三塁打 (徳島北)撫養、鈴木 ▽二塁打 (徳島北)鈴木
《試合の概要》1回表、徳島北は2本の安打と失策で2点を失います。3回表に4本の安打と押し出し死球で3点を失い、リードを5点に広げられますが、この回は最後の打者を遊ゴロ併殺打に抑え、苦しい展開ながらも野手陣が練習の成果を発揮して盛り上げます。3回裏一死から1番橋本歩がチーム初安打を放ち、盗塁で二塁へ進んだところで2番坂本が左翼へ安打を放ち1点を返します。4回表は先頭打者を四球で出した後、犠打と2本の安打で2点を追加されますが、一死一・二塁から捕手前に転がったバントの打球を三塁に転送、さらに三塁から一塁に送球し併殺に取るなど攻めの姿勢を前面に出した守備が光りました。4回裏は一死から5番宮本良が中前に安打を放ち反撃を期するも、この回も無得点に終わります。
5回表からは、ここまで苦しみながらも力投を続けてきたエース久米に代わり、2年生左腕の岡本に交代します。交代直後のイニングは2点を失いますが、これ以降の失点を許さない粘り強い投球を見せます。
投手陣の力投と、野手陣の奮起になんとか応えたい5回裏。先頭打者には代打に起用された福島が左翼へ安打を放ち、代走に武市を送って勝負に出ます。なおも四球で一死満塁と反撃のチャンスをつかみますが、併殺打に打ち取られ無得点に終わり、前半は最後まで徳島北優位のゲーム展開となります。6回裏にも一死から2者連続の四球でチャンスをつかみ、代打に和泉を起用するなど勝負に出ますがあと1本が出ず、この回も無得点に終わります。7回表一死、ここまで伝令役を務めていた3年生左腕の河端がマウンドに上がり、残る2者を打ち取って反撃を待ちます。2点を取らなければコールドゲーム成立という局面、やはりチャンスをつかめず試合終了。5年連続の初戦突破は叶わず、夏の甲子園初出場の夢は後輩に託すことになりました。
《試合の総括》試合内容で言えば、初回の攻防が勝敗を分ける大きな要因となりました。1点で抑えるべきところを抑えきれない、走者が出ても得点に結びつかない。ここまでの徳島北との対戦とは全く異なる、終始劣勢の展開になったことが悔やまれます。その苦しい展開においても、最後までムード良く戦うことができたので野球を愉しむことはできたが、やはり結果は負けという結果は悔しい。この一言に尽きるように思います。
残る1、2年生は翌日から活動を再開しています。この夏、一度も校歌を流すことができなかった悔しい思いを胸に、ここからの戦いを勝ち抜けるように、先輩方の思いを引き継ぎ酷暑の中、基礎からやり直す覚悟です。
3年生部員はここで引退となりますが、それぞれの目標が実現するよう、受験生モードへの切り替えを早く行い、受験という負けられない人生の大勝負を戦うために、しっかり準備を進めてほしいと思います。今日の試合の結果は負けですが、ここまでの2年3ヶ月、部活動を通じ野球だけでなく、一人の高校生、人間として大切なことを学んできた3年生の取り組みは、人生の成功に必ずつながります。ぜひ、これからの人生を生き抜くための自信にしてもらいたいものです。3年生8名は、困難を乗り越える力と「チームが1番、自分は2番」という意識で、仲間のために自分の持ち味を活かして貢献する、という思いはどこの誰にも負けないものを持っていると確信しています。ここからは自分も大切にしつつ、平和な社会の形成者として生き抜くため、360度どの角度からも勝負できる、優れた人間性を武器にしてほしいと願っております。
皆様、今年度もそれぞれの場所から応援いただきありがとうございました。
新チームも応援よろしくお願い致します。
《文責》尾形