第79回徳島県高等学校野球春季大会準々決勝
2026年3月31日 13時23分 [教員25]~ 完敗だが、夏はこのまま黙っていられない! ~
3月28日(土)、阿南市のアグリあなんスタジアムで第79回徳島県高等学校野球春季大会準々決勝が行われました。対戦相手は第2シード・海部高校です。
《バッテリー》 (城南)久米、岡本、河端-宮本良 (海部)西宮-大﨑
《長打》二塁打 (海部)黒川
《試合の概要》海部は1回表から猛攻を繰り広げます。先頭打者を四球で出塁させ、犠打で進塁した後、3連続安打と押し出し四球で3点を献上します。さらに2回表も先頭打者を四球で出し、犠打と四球、2連続安打で3点を与えたところで、投手を今大会好投してきた久米から岡本に交代します。四死球を与え、失策も絡みさらに3点を追加され0対9となりますが、安打を許さず流れを落ち着かせます。5回表は安打と四球で無死一・二塁のピンチ。2番打者を2ストライクまで追い込んだところで投手を河端に交代しますが、安打と押し出し四球、犠飛で4点を与え13点差となります。
この回で4点取らなければコールド負けとなる5回裏。先頭の6番北島が四球で出塁しますが、最後の打者が併殺に打ち取られ試合終了。残念ながら4年ぶりのベスト4進出を逃しました。
《試合の総括》この試合を戦うにあたり、「今日は3月28日だが、7月28日、夏の準々決勝と想定して戦う」というテーマが与えられました。夏であれば、負けたらここで終わり。3年生であれば、本当にこの試合が高校野球のラストゲームであったら後悔しないのか。2年生にとっても、先輩がここで引退となったら、やるべきことはできたのだろうか。そうであれば当然、まだやれたことはあるはずであり、後悔が残るはずです。
しかし、試合終了後、もう一度カレンダーを元に戻してみよう。夏までは3ヶ月ちょっとあるのです。今日で引退を覚悟して戦ったなら、余命が3ヶ月延長されたのと同義です。確かに、すべての面において海部は強力なチームであり、悔しいですが完敗と認めざるを得ません。さらに実力の差だけではなく、意識の差も勝敗を分けました。タッチプレーの甘さや声掛けの不足によるフライの処理ミスなど、守備では記録に表れないミスも見られ、ここを確実にアウトに取っておけば大量失点はなかった、という細かい部分も課題です。相手や試合展開に関係なく、練習でうまくできることを、いかに大会のパフォーマンスにつなげるか。練習や練習試合だけでなく、一発勝負のトーナメントで発揮してこそ練習の成果といえます。
このままやられっぱなしで終わって良いのか?相手が強かったから仕方ない、そんな気持ちで良いのか?
この状況に遭遇したとき、落ち込むことも、この悔しさをバネにもう一度頑張ることも、どちらでも選択できますが、部員たちはもちろん、黙ってはいられないはずです。
次の150年に向けた春の戦いは、ここで終戦となりました。新3年生にとっては甲子園出場を懸けて戦う最後のチャンスとなる夏に向けて、もう一度鍛え直しです。週明けには新入生も入り、さらに活発な競争が展開されることになりますが、夏の背番号、ベンチ入り、スタメンは本当に強くなり信頼されるものにのみ与えられます。部員一人ひとりがそういう存在となれるよう、日々の生活および練習でより成長するものと信じております。今大会、選手たちも冬の成果が現れた者、様々な課題が残り悔しい思いをした者、背番号をもらいながら故障の治療のため途中からベンチ入りが叶わなかった者、背番号をもらえなかった者と様々ですが、今日で終戦を迎えたことに満足している者はチームに誰一人いません。私たちは、チームの今後の成長に期待し、夏はもっと高いところからの景色を全員で見たいと思います。
皆様、今大会もそれぞれの場所から応援いただき、誠にありがとうございました。
《文責》尾形