お知らせ

本校では、2022年より普通科において、1年生のカリキュラムに「理数探究基礎」を導入しました。また、2023年にSSH推進課を新設し、21年間培ってきたSSHの探究活動の手法を普通科に展開しています。「理数探究基礎」では様々な事象に対し,数学的な見方・考え方や理科の見方・考え方を組み合わせるなどして働かせ、探究の過程を通して、課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を育成しています。

1学期「ミニ課題研究①(課題に対し知識から仮説を設定し、検証していく理科的探究活動)【理科的数学的見方考え方を育成する探究活動】」

2年生では「ミニ課題研究②(データを用いて論理的思考し、地域課題を解決する提案を行う)【地域創生をテーマにデータサイエンスを活用した探究活動】」

3学期では「課題研究へのアプローチ【探究とは・・・探究するための種を作ろう】」

を実施しています。

2年生では、1年生で培った課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を生かし、それぞれが持つ疑問や興味関心からスタートする課題研究・探究活動を「総合的な探究の時間」で実施しています。地域施設や大学との連携を行い、様々な事象に対し、課題を見いだし、解決する活動を行っています。

本年度、徳島文理大学と連携協定を結び、高大連携による課題研究・探究活動を進めていく計画を立てております。生徒の自由な発想から学問に発展させる課題研究・探究活動が行えるようなシステムを現在構築しております。

https://jonan-hs.tokushima-ec.ed.jp/bbses/bbs_articles/view/14/b8e3f64c2b6e953554a17cafd7fbfcfa?frame_id=25

理数探究基礎・未来探Q

1年生 理数探究基礎「ミニ課題研究②」徳島県における地方創生☆政策提言~リーサス、Estat等のデータ活用」発表会・相互評価・講評

2025年1月24日 00時00分 [管理者]

 1年生 理数探究基礎では、2学期末に「ミニ課題研究②」の発表会と生徒による相互評価、教員による講評を終えました。

 1学期の「ミニ課題研究①」での学びが活かされ、グループでの協議や作業分担、プレゼン発表等においてスキルアップした印象でした。データから課題を読み取り、課題の要因を探る、それを解決するアイデアを生み出す作業・・・そこに難しさを感じるグループは多かったようです。しかし、他地域や他分野の事例を参考にしたり、班員のアイデアを組み合わせたりといった、アイデアを生み出す過程そのものが大変有意義なものでした。ぜひ、来年度の探究活動につなげていってほしいです。

★発表の様子★

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★評価★

次の観点で、Microsoft Forms のアンケートフォームで生徒・教員が評価しました。

①問題提起(問題提起がデータに基づき、解決の必要性・緊急性が高い。)

②問題要因(問題の要因が複数データから多角的に分析できている。)

③課題解決(問題解決のアイデアが問題の要因とデータに結びつき現実可能である。)

④政策実施後の予想(他地域のデータやインタビュー等が参考とされ、アイデアの有効性が説明できている。)

⑤スライド作成(図・写真・グラフ等を効果的に使用している。)

⑥発表態度(原稿を見ず、アイコンタクト等の聞き手に伝わる配慮をしている。)

以上(  )内は3段階評価の最高点

★講評★

クラス内発表後、「理数探究基礎」担当教員より全クラス生徒に向けて講評がありました。

探究活動で身に付けてほしい力、生徒発表へのコメント、今後の活動についてお話しされました。

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