お知らせ

本校では、2022年より普通科において、1年生のカリキュラムに「理数探究基礎」を導入しました。また、2023年にSSH推進課を新設し、21年間培ってきたSSHの探究活動の手法を普通科に展開しています。「理数探究基礎」では様々な事象に対し,数学的な見方・考え方や理科の見方・考え方を組み合わせるなどして働かせ、探究の過程を通して、課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を育成しています。

1学期「ミニ課題研究①(課題に対し知識から仮説を設定し、検証していく理科的探究活動)【理科的数学的見方考え方を育成する探究活動】」

2年生では「ミニ課題研究②(データを用いて論理的思考し、地域課題を解決する提案を行う)【地域創生をテーマにデータサイエンスを活用した探究活動】」

3学期では「課題研究へのアプローチ【探究とは・・・探究するための種を作ろう】」

を実施しています。

2年生では、1年生で培った課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を生かし、それぞれが持つ疑問や興味関心からスタートする課題研究・探究活動を「総合的な探究の時間」で実施しています。地域施設や大学との連携を行い、様々な事象に対し、課題を見いだし、解決する活動を行っています。

本年度、徳島文理大学と連携協定を結び、高大連携による課題研究・探究活動を進めていく計画を立てております。生徒の自由な発想から学問に発展させる課題研究・探究活動が行えるようなシステムを現在構築しております。

https://jonan-hs.tokushima-ec.ed.jp/bbses/bbs_articles/view/14/b8e3f64c2b6e953554a17cafd7fbfcfa?frame_id=25

理数探究基礎・未来探Q

1年生 理数探究基礎「ミニ課題研究① Flight Timeコンテスト」発表会

2024年7月4日 00時00分 [管理者]

 1学期のミニ課題研究①では、「変数」についてレクチャーを受けた後、4人グループに分かれ、5週にわたって研究を進めました。どうやって滞空時間を延ばすか?4人で助け合い、話し合い、アイディアを出し合って検証実験を行ううちにだんだんとグループがまとまっていきました。変数を何にするか、どうB4用紙を加工し、どうデータを取るか等、試行錯誤の連続です。あっという間に時間は過ぎ、今回はいよいよクラス内発表でした。みんな予想以上に堂々と発表していました。また、鋭い質問も飛び出し、苦労や悩みを吐露しながらも、なんとか応答する様子は共感を得ていました。突っ込みあり、笑いあり、共感ありで、充実した発表会でした! 

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発表後は「評価ルーブリック」に従って、生徒と教員が評価をしました。

6つの観点で評価します。

①科学的根拠をもとに仮説設定できているか ②仮説をもとに実験計画ができているか

③実験データのとり方 ④実験データの考察の的確さ、説得力 ⑤発表パワーポイントの内容 ⑥発表態度

これらの体験を経て、生徒自身にどんな反省点や感想がでてくるのか楽しみです。

皆さんのさらなるパワーアップを期待しています!