お知らせ

本校では、2022年より普通科において、1年生のカリキュラムに「理数探究基礎」を導入しました。また、2023年にSSH推進課を新設し、21年間培ってきたSSHの探究活動の手法を普通科に展開しています。「理数探究基礎」では様々な事象に対し,数学的な見方・考え方や理科の見方・考え方を組み合わせるなどして働かせ、探究の過程を通して、課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を育成しています。

1学期「ミニ課題研究①(課題に対し知識から仮説を設定し、検証していく理科的探究活動)【理科的数学的見方考え方を育成する探究活動】」

2年生では「ミニ課題研究②(データを用いて論理的思考し、地域課題を解決する提案を行う)【地域創生をテーマにデータサイエンスを活用した探究活動】」

3学期では「課題研究へのアプローチ【探究とは・・・探究するための種を作ろう】」

を実施しています。

2年生では、1年生で培った課題を解決するために必要な基本的な資質・能力を生かし、それぞれが持つ疑問や興味関心からスタートする課題研究・探究活動を「総合的な探究の時間」で実施しています。地域施設や大学との連携を行い、様々な事象に対し、課題を見いだし、解決する活動を行っています。

本年度、徳島文理大学と連携協定を結び、高大連携による課題研究・探究活動を進めていく計画を立てております。生徒の自由な発想から学問に発展させる課題研究・探究活動が行えるようなシステムを現在構築しております。

https://jonan-hs.tokushima-ec.ed.jp/bbses/bbs_articles/view/14/b8e3f64c2b6e953554a17cafd7fbfcfa?frame_id=25

理数探究基礎・未来探Q

i-GIP(inochi Gakusei Innovators' Program)への挑戦について

2024年6月27日 00時00分 [管理者]

本校、未来探Qのあるグループが医療に興味を持ち、医療をテーマに探究活動を行っています。そこで、i-GIP(inochi Gakusei Innovators' Program)への挑戦を決め、この度、1次選考に合格し、2次選考に挑戦しました。

i-GIPとは、約5カ月間にわたって2∼4名から成る中高・高専生のチームが医療・ヘルスケア課題解決のプランを創出・実行し、競い合うプログラムです。この課外活動プログラムはinochi WAKAZO Projectが運営しており、次世代のアントレプレナーを育成することで、これからの「いのちを守る未来社会」の実現が目標です。今回のテーマはロコモティブシンドロームについてです。二次選考ではヒアリング、問題点の洗い出し、課題の抽出、課題解決策の提案を行い、プレゼンテーションまでを行う非常に深い内容になっています。ヒアリング先として、10か所以上に連絡を取り、結果、3か所のデイサービスセンターと徳島文理大学理学療法学科を訪問することができました。4か所のヒアリング内容から問題点を洗い出し、大学生メンターとの3回のミーティングを行い、課題を抽出、課題解決策の提案を行い、発表動画を送りました。修学旅行中が締め切りであり、時間がない中、必死で取り組みました。残念ながら、2次選考は不採用となりましたが、現状から課題を抽出する手法を学ぶ非常に良い経験になったと感じました。ヒアリングを行い、課題を抽出でき、非常によいテーマになってきています。i-GIPの取り組みは終わりですが、このまま、引き続き探究活動を進めていってほしいと思います。また他のグループにもよい影響を与えてくれることを期待します。今後も引き続き、取り組んでください。

発表スライドを載せておきます。

i-GIP2次選考用プレゼン.pdf

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光の園デイサービスセンターへのヒアリングの様子です