第74回徳島県高等学校野球秋季大会 日程の一部変更について
2021年9月20日 00時00分 [管理者]9月19日付で、第74回徳島県高等学校野球秋季大会の日程変更が発表されています。
本校関係でも当初の日程から一部変更になっておりますので、スタンドでの観戦を希望される関係者の皆様にはトーナメント表をご確認いただいたうえでご来場いただければと思います。
よろしくお願いします。
《文責》尾形
「一球一心 ~心はひとつ~」
本校は徳島県における野球発祥校です。
1887(明治20)年に、本校の前身である旧制徳島中学校の学生が、体操伝習所で新式体操として野球を教わったとされる旧制徳島中学校教師の森萬吉氏、岩佐直氏により野球の手ほどきを受けたと伝えられています。このことが、徳島県における野球の始まりであると云われています。
それから10年あまり経った1898(明治31)年。徳島中学校に徳島県内初となる野球部が創設されたことをきっかけに、徳島県に野球の文化が広まりました。
その後、校名は徳島第一高校、城南高校と変遷し、強豪として名を馳せた時期もあれば低迷期もありましたが、たったボール3個から徳島県における野球文化の発展に尽力した先輩方の熱い思いは、現在に至るまで引き継がれています。
その思いが実を結び、ついに2011(平成23)年の第83回選抜高等学校野球大会では21世紀枠で選出され、創部113年目にして初の甲子園出場を果たしました。1回戦では兵庫県の強豪・報徳学園高校に8-5で勝利し、100年を超える甲子園の歴史に名を刻んだことでも知られています。
徳島県内で最も長い歴史と伝統を誇る城南高校硬式野球部の生徒たちは、徳島県における野球文化の先駆者としての責任と常に自覚した行動を心がけて、日々の生活に有意義に取り組んでおります。
本校の「自主自立」という校風のもと、創部以来の伝統である「文武両道」の精神を大切にし、学校生活においても生徒会長をはじめ、各種委員会やクラス委員長などのリーダーを務める者が多く、名実ともに学校を牽引する存在としてグラウンド以外の場面でも活躍しております。
部活動、学習のどちらにも全力で取り組む部員たちは、受験においても実力を発揮し、各個人が理想とする最善の進路を獲得しております。卒業後は城南高校での生活、硬式野球部での経験を活かし、良き社会の形成者として実力を発揮し、世界や地域の幅広い分野において活躍しております。
日々の練習では、限られた時間の中で自らの課題に真摯に向き合いながら、効率よく工夫された多彩な練習メニューをこなすだけでなく、自主練習にも主体的に取り組むことにより、お互いを高め合っています。
チームは2021年度の秋季大会以降、春夏秋すべての主要大会において初戦を突破しており、昨年夏の選手権では9年ぶりとなるベスト4進出を果たしております。今年度のチームも秋季大会ベスト8といった実績を挙げておりますが、さらに上位進出を目指すことのできる潜在能力を持っており、今後の躍進が期待されます。
「一球一心 ~心はひとつ~」のチームスローガンのもと、部員一人ひとりが城南高校硬式野球部の一員であることに誇りとプライドを持ち、野球が出来ることの喜びと感謝、応援してくださる方々の熱い想いを胸に全力で戦い抜きます。
チーム、卒業生はもとより、城南高校硬式野球部に関わるすべての方の悲願である次の甲子園出場、そして甲子園での2勝目を達成し、次の世代においても徳島県の野球文化の発展に貢献する存在であり続けたいと思います。
城南高校硬式野球部の活動に対する皆様のご支援、誠にありがとうございます。今後とも応援よろしくお願いします。
9月19日付で、第74回徳島県高等学校野球秋季大会の日程変更が発表されています。
本校関係でも当初の日程から一部変更になっておりますので、スタンドでの観戦を希望される関係者の皆様にはトーナメント表をご確認いただいたうえでご来場いただければと思います。
よろしくお願いします。
《文責》尾形
9月18日(土)、鳴門オロナミンC球場で第74回徳島県高等学校野球秋季大会の1回戦が行われました。
本校はこの日の第一試合で池田高校辻校と対戦しました。
7回コールドゲーム
《バッテリー》 (城) 木内 - 大西 (池)森上、川田 - 小山、細井
▽本塁打 (城)炭谷
▽ 三塁打 (城)大西、木内
~ 城南の校歌から始まる秋の戦い 3年ぶりに秋の初戦突破 ~
初回は制球に苦しむ相手投手の立ち上がりを攻め、4番大西の三塁打で先取点を取りました。その後も着実に得点を積み重ね、7回表には7番炭谷の左翼スタンドへの本塁打などで8点差とさらに突き放しました。
守っては木内投手、大西捕手のバッテリーを中心にピンチをしのぎました。6回裏には失策等も重なり2失点し完封こそ逃しましたが、最終的には7回コールドゲームで2018(平成30)年以来3年ぶりの秋季大会勝利をマークしました。
新型コロナウィルス感染拡大による練習試合の禁止および練習時間の短縮、さらに前日までの台風に伴う長雨など活動時間に制約があり、厳しい条件が重なった中でコンディションを調整することは極めて難しいものでした。
しかし、新人ブロック大会でも見せた「不測の状況下での実力発揮」が今大会でもしっかりできています。条件が同じであれば最後は集中力の勝負。生活すべての面において鍛えられた力が、ここ一番の勝負で生きています。
今日は初戦特有の固さがみられ、攻守にまだまだ課題も多い戦いぶりではありましたが、最後までよく戦い切ったように思います。
本日は秋と思えない暑さの中、それぞれの形で応援いただいた皆様への感謝を申し上げるとともに、その応援を力に今後もしっかり戦い抜きます。
皆様、今後とも応援よろしくお願いします。
《文責》尾形
9月2日(木)、徳島県教育会館におきまして第74回徳島県高等学校野球秋季大会の組み合わせ抽選会が開催されました。
本校はシード権獲得を逃したため、一般校としての抽選となりました。
新人ブロック大会で優勝した自信と、新人中央大会で敗れた悔しさを持って臨み、しっかり勝ち抜けるよう限られた時間の中で集中力と課題意識を持って日々の練習に取り組み、秋季大会を万全の状態で迎えるべく勝つための準備を入念に行っていきます。
初戦は9月18日(土)鳴門オロナミンC球場で行われる第1試合、池田高校辻校と対戦します。この試合が秋季大会の開幕試合となります。
まずはこの試合を全力で戦い徳島県で一番に勝利をつかみ、一番に校歌を歌うことから秋が始まります。
同じゾーンには夏の選手権で決勝に進出した阿南光高校、生光学園高校など強豪校が揃う激戦のブロックですが、新人大会同様に相手がどこであろうと自分たちの野球を全開に、終始攻めの姿勢で戦い抜きます。
優勝するまで積み重ねる意識はもちろん「 一球一心 ~心はひとつ~ 」
部活動の時間制限や悪天候、様々な逆境に打ち克ってきたチームの勝利は城南生の総意。
目標とする11年ぶりのセンバツ出場に向けて、一戦必勝で熱い野球を展開していきます。
皆様、応援よろしくお願いします。
《文責》尾形
日頃は本校硬式野球部の活動にご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
新チームに移行し、新人ブロック大会では優勝し、新人中央大会を果たしました。惜しくも秋季大会のシード権は獲得できませんでしたが、硬式野球部はガイドラインを守り、限られた時間の中で充実した練習に取り組むことで日々、実力を伸ばしてきております。
ここでは、8月に行われました練習試合の結果について報告します。
8月 1日(日) 城南 ○ 10 - 0 ● 小松島
8月 4日(水) 城南 ● 5 - 6 ○ 鳴 門
8月 6日(金) 城南 ● 1 - 2 ○ 小松島西
8月11日(水) 城南 ○ 7 - 2 ● 徳島北
8月後半は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、徳島県の高校は県内外を問わず対外練習試合が禁止となりました。人数が少ない私たちにとって、実戦の機会が失われることは非常に厳しいですが、そのぶん新人大会を勝ち上がることで実戦の機会を増やすしかありませんでした。その執念でブロック大会を勝ち抜き、8月中に最大限、試合を行うことができ、前半にできた練習試合の課題を確認することもできました。
秋季大会に向けて、いまだ厳しい状況は続いていますが、日々の練習では一球一心、心はひとつの意識でチーム、個人とも力を伸ばしています。
全国の城南高校を応援してくださる皆様、そしてこれから城南高校生になり、私たちの仲間になろうと考えている子どもたちの模範となるべく、熱い野球を展開していきますので、今後とも熱い応援をよろしくお願いします。
《文責》尾形
8月27日(金)、鳴門オロナミンC球場で徳島県高等学校野球新人中央大会が行われました。
本校は中央Aブロックで優勝し、秋季大会のシードがかかるこの大会に1位校としての出場を果たしました。
※ 10回はタイブレーク
バッテリー (城)木内、神戸-大西 (徳)安藝、中原-幸坂
徳島県の高校野球史によると、かつて城南高校の前身にあたる旧制徳島中学校と徳島商業の試合は「徳島の早慶戦」と呼ばれ、県民でも人気を二分するほどの人気対決だったそうです。その先輩方が築いてきた歴史をつなぐことは本校硬式野球部の使命ですが、迫ることはできたでしょうか。
この試合ではブロック大会までの打撃戦とは違い、両校エースの力投による投手戦が展開されました。
先制を許した後はバッテリーを中心に再三にわたるピンチを守り切り、最少得点差0対1で迎えた9回表に相手のエラーから出塁した走者をタイムリーヒットで返し同点に追いつき、その裏にも一打サヨナラ負けのピンチを迎えましたが好守によりタイブレークに持ち込みました。
10回には1点を取りこの試合初めてのリードを奪いますが、裏の攻撃で逆転され惜しくも敗れました。
結果でいえばシード権を逃した非常に悔しい敗戦ではありますが、それ以上にどこが相手でも対等に戦うことができるという自信と、今度は絶対に勝ち切ってやる、という勝利へのより強い執念がチームの財産となりました。
秋季大会は9月2日(木)に組み合わせ抽選会が行われ、18日(土)に開幕予定です。
夢の甲子園を目指して、日々の練習から意識は「一球一心 ~ 心はひとつ ~」
一戦必勝の姿勢でこの大会を勝ち抜き、秋季四国大会出場、さらに来年春に11年ぶりのセンバツ出場へとつながるよう、練習をするのも厳しい状況の中で戦い切った新人大会を通じて得た自信と課題を糧に、今後の練習に取り組んでいきたいと思います。
新型コロナウィルスの感染拡大が日増しに厳しさを増す厳しい情勢の中、皆様にはマナーを守って応援いただいたことに深く感謝を申し上げます。
これからも熱い野球を展開できるよう取り組んで参りますので、今後とも応援よろしくお願いします。
《文責》尾形