2024(令和6)年12月 硬式野球部活動報告(OB戦)
2024年12月19日 00時00分 [管理者]~ 後輩たちの躍進を願い 時代を超えて 一球一心 心はひとつ ~
12月15日(日)、城南高校グラウンドでOB戦が開催されました。
毎年恒例となっているこの試合は、進路が決定した3年生部員と「マスターズ甲子園」出場を目指して取り組んでいる歴代OBから成るOBチームと、現役チームが対戦するものです。今年も先輩方のさまざまな持ち味を活かしたプレーに、大変盛り上がりました。試合結果は以下の通りです。
第一試合 現役 5 ー 7 OB
第二試合 現役 15 ー 4 OB
今年の夏の選手権開会式で先導役を務め、むつみスタジアム(蔵本球場)に最初の一歩を踏み出したことで知られる3年生マネージャー・井元 咲良さんの始球式から、この1日がスタートしました。
毎年、第一試合は3年生をはじめとした若手OBが出場し、現役チームもレギュラー主体で対戦しますが、この試合における現役生の敗戦は12年ぶりとのことです。今年のOBチームはバッテリーをはじめとした夏の選手権ベスト4の主力メンバーが多数を占めるだけでなく、昨年度は受験勉強のために参戦できなかった大学1年生の現役選手や上位進出当時の主力メンバーが、次のカテゴリーで磨いたレベルの高さを発揮する好プレーを攻守に連発するなど、強豪校と遜色ない強力なチームでした。OBチームの皆様は、現役生に対して冬に大きくなって出直してこい、甲子園の夢を叶えるためにもっと強くなれよ、という強烈な激励を、プレーで示してくれたように思います。
第二試合では、城南高校硬式野球部を長年にわたり支えていただいている、ベテランOBの皆様が主体となるチーム構成でした。現役チームの1巡目の攻撃では、昨年度に引き続き参戦していただいた硬式野球部OBの人気お笑い芸人・中山女子短期大学さんが「R-1ぐらんぷり」ファイナリストの実力を十分に発揮した打者紹介のマイクパフォーマンスを自主的に行ってくださり、場内は大いに盛り上がりました。試合結果としては大差がつきましたが、出場したOBの皆様やスタッフが、現役時代を彷彿とさせる持ち味を十分に発揮したことにより、城南高校硬式野球部の伝統と誇りを出場者全員が共感できる戦いとなりました。
結びになりますが、チーム一同、学校創立150周年の記念すべき1年となる来年の甲子園出場、という夢の実現を目指し、まずはこの冬に一回り成長し、春季大会での躍進を懸けて戦います。この日参加していただきましたOBの皆様におかれましては、年末でご多忙の折、大変お世話になりました。今後ともご支援、ご指導よろしくお願い致します。
《文責》尾形