理数探究基礎・未来探Q

1年生 理数探究基礎「徳島の研究者からの声を聴く」

1年 理数探究基礎では、3学期には「課題研究へのアプローチ」を行っていきます。

 1月16日(木)5~6時間目、大学や博物館等で研究をされている徳島の研究者から講義を受けました。

先生方が研究者になられたきっかけや研究へ取り組む方法、研究の面白さ、取り組まれている研究などについてお話を伺うことで、研究とはどのようなものであるか理解すると共に、今後の探究活動・課題研究への動機付けとすることが目的です。

生徒は興味・関心に従って事前に選択した2講座に参加し、真剣な面持ちで講義に耳を傾けていました。

 

 

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1年生 理数探究基礎「ミニ課題研究②」徳島県における地方創生☆政策提言~リーサス、Estat等のデータ活用」発表会・相互評価・講評

 1年生 理数探究基礎では、2学期末に「ミニ課題研究②」の発表会と生徒による相互評価、教員による講評を終えました。

 1学期の「ミニ課題研究①」での学びが活かされ、グループでの協議や作業分担、プレゼン発表等においてスキルアップした印象でした。データから課題を読み取り、課題の要因を探る、それを解決するアイデアを生み出す作業・・・そこに難しさを感じるグループは多かったようです。しかし、他地域や他分野の事例を参考にしたり、班員のアイデアを組み合わせたりといった、アイデアを生み出す過程そのものが大変有意義なものでした。ぜひ、来年度の探究活動につなげていってほしいです。

★発表の様子★

★評価★

次の観点で、Microsoft Forms のアンケートフォームで生徒・教員が評価しました。

①問題提起(問題提起がデータに基づき、解決の必要性・緊急性が高い。)

②問題要因(問題の要因が複数データから多角的に分析できている。)

③課題解決(問題解決のアイデアが問題の要因とデータに結びつき現実可能である。)

④政策実施後の予想(他地域のデータやインタビュー等が参考とされ、アイデアの有効性が説明できている。)

⑤スライド作成(図・写真・グラフ等を効果的に使用している。)

⑥発表態度(原稿を見ず、アイコンタクト等の聞き手に伝わる配慮をしている。)

以上(  )内は3段階評価の最高点

★講評★

クラス内発表後、「理数探究基礎」担当教員より全クラス生徒に向けて講評がありました。

探究活動で身に付けてほしい力、生徒発表へのコメント、今後の活動についてお話しされました。

 

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1年生 理数探究基礎「ミニ課題研究②徳島県における地方創生☆政策提言 ~リーサス、Estat等のデータ活用~」

 1年生 理数探究基礎での探究活動は、2学期も順調に進んでいます。

 今回の「ミニ課題研究②」では、ビックデータを用いた課題発見、考察、分析、検証(PPDAサイクル)を通して論理的思考を身に付けると共に、グループで活動しながらチームワークやコミュニケーション力も身に付けることを目標としています。身近な課題である地方創生について、様々な観点から捉え「自分事」として考えていきましょう。

 最終的には、政策提言を行うプレゼン資料を作り、クラス内発表をへて「未来創造アップデートコンテスト」への出品を目指します。未来へ向けていい提言ができるよう皆さんの健闘を期待しています!

 

RESAS地域経済分析システムを使ってみよう・・・データを分析してみよう・・・

  

テーマに対する理想を考え、それに対する問題点をあげる・・・

   

問題点の要因とそれを解決するアイデアをあげる・・・

  

  

教員と一緒に考えたり・・アイディアマッピングしたり・・一歩ずつ!

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1年生 理数探究基礎「ミニ課題研究① Flight Timeコンテスト」発表会

 1学期のミニ課題研究①では、「変数」についてレクチャーを受けた後、4人グループに分かれ、5週にわたって研究を進めました。どうやって滞空時間を延ばすか?4人で助け合い、話し合い、アイディアを出し合って検証実験を行ううちにだんだんとグループがまとまっていきました。変数を何にするか、どうB4用紙を加工し、どうデータを取るか等、試行錯誤の連続です。あっという間に時間は過ぎ、今回はいよいよクラス内発表でした。みんな予想以上に堂々と発表していました。また、鋭い質問も飛び出し、苦労や悩みを吐露しながらも、なんとか応答する様子は共感を得ていました。突っ込みあり、笑いあり、共感ありで、充実した発表会でした! 

発表後は「評価ルーブリック」に従って、生徒と教員が評価をしました。

6つの観点で評価します。

①科学的根拠をもとに仮説設定できているか ②仮説をもとに実験計画ができているか

③実験データのとり方 ④実験データの考察の的確さ、説得力 ⑤発表パワーポイントの内容 ⑥発表態度

これらの体験を経て、生徒自身にどんな反省点や感想がでてくるのか楽しみです。

皆さんのさらなるパワーアップを期待しています!

 

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i-GIP(inochi Gakusei Innovators' Program)への挑戦について

本校、未来探Qのあるグループが医療に興味を持ち、医療をテーマに探究活動を行っています。そこで、i-GIP(inochi Gakusei Innovators' Program)への挑戦を決め、この度、1次選考に合格し、2次選考に挑戦しました。

i-GIPとは、約5カ月間にわたって2∼4名から成る中高・高専生のチームが医療・ヘルスケア課題解決のプランを創出・実行し、競い合うプログラムです。この課外活動プログラムはinochi WAKAZO Projectが運営しており、次世代のアントレプレナーを育成することで、これからの「いのちを守る未来社会」の実現が目標です。今回のテーマはロコモティブシンドロームについてです。二次選考ではヒアリング、問題点の洗い出し、課題の抽出、課題解決策の提案を行い、プレゼンテーションまでを行う非常に深い内容になっています。ヒアリング先として、10か所以上に連絡を取り、結果、3か所のデイサービスセンターと徳島文理大学理学療法学科を訪問することができました。4か所のヒアリング内容から問題点を洗い出し、大学生メンターとの3回のミーティングを行い、課題を抽出、課題解決策の提案を行い、発表動画を送りました。修学旅行中が締め切りであり、時間がない中、必死で取り組みました。残念ながら、2次選考は不採用となりましたが、現状から課題を抽出する手法を学ぶ非常に良い経験になったと感じました。ヒアリングを行い、課題を抽出でき、非常によいテーマになってきています。i-GIPの取り組みは終わりですが、このまま、引き続き探究活動を進めていってほしいと思います。また他のグループにもよい影響を与えてくれることを期待します。今後も引き続き、取り組んでください。

発表スライドを載せておきます。

i-GIP2次選考用プレゼン.pdf

光の園デイサービスセンターへのヒアリングの様子です

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