2025(令和7)年度 徳島県高等学校野球新人中央ブロック大会
2025年8月27日 10時20分 [教員25]~ ジョウナンらしい秋の躍進を目指し、まだ発展途上!新戦力も絶賛募集中! ~
8月8日(金)から、県内各地で徳島県高等学校野球新人ブロック大会が開幕しました。本校は中央Bブロック大会に出場しました。結果および概要は以下のとおりです。
8月11日(月) 1回戦 城南 8 ー 6 徳島北
| 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 | |
| 城 南 | 3 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
| 徳島北 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 |
《バッテリー》(城南)挟谷、岡本、河端、福島-宮本良 (徳島北)撫養、鈴木、大八木-中尾
《長打》▽三塁打(徳島北)鈴木 ▽二塁打 (城南)福島、和泉、宮本良、河端(徳島北)撫養
《試合の概要》城南は1回表、四死球で一死満塁の場面に5番福島の安打と6番久米のスクイズで3点をリードします。2回表は9番和泉の二塁打で1点を追加し、4回表も和泉の安打、5回表には橋本、岡本、挾谷、久米の安打などで3点を追加しました。守っては挾谷、岡本、河端、福島の4名の継投で最後までリードを許すことなく、この大会では2年ぶりの初戦突破を果たしました。
8月12日(火) 準決勝 城南 3 ー 9 鳴門渦潮
| 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 | |
| 城 南 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 鳴門渦潮 | 1 | 2 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | × | 9 |
《バッテリー》(城南)挟谷、河端、福島-宮本良 (鳴門渦潮)西村、有馬-西岡
《長打》▽三塁打 (鳴門渦潮)濱
《試合の概要》城南は初回から苦しい展開を強いられました。1回裏に2本の安打で先制を許し、2回裏には4つの四死球と安打で2点を献上します。追う城南は3回表、先頭の8番臼井と1番橋本が安打で出塁し、3番岡本の四球で二死満塁の場面、4番挾谷の押し出し四球と5番福島の安打で同点に追いつきます。しかし4回裏、先頭打者の四球と3本の安打で3点を追加され、再び追う展開となります。さらに6回裏には3本の安打と失策でさらに3点を献上し、リードを6点に広げられます。この回途中から登板した福島が、残りのイニングを無失点に抑えますが、反撃も及ばず敗退となりました。
《大会の所感》新チーム結成以降に高めてきた「最後までやり切る」という意識を発揮できた反面、上位進出のためには攻守にまだまだ磨きをかけなければ通用しないということを実感しました。さらに、各ポジションにおいて新戦力募集中といった様子が見られ、誰にでもチャンスがある以上、本気で甲子園、勝利を願うならそのチャンスを全力でつかみ取ってほしいと強く願っております。勝負を決めたい場面、また誰かがケガや病気でダメになったときに「俺がやる」という気概をあまり感じられないことが課題です。学年に関係なく、「チームのために」俺がやる、といった人財の登場を、心から待っております。レギュラーも安泰ではありませんし、背番号が二桁だから終わりではありません。もっと言えば、選手は23名ですから、3名はベンチから外れる残酷な事実があります。今回外れた3名も大きな声を出しチームを後押ししましたが、特に控え選手が陥ってはいけないのは「補欠に成り下がる」という負の意識です。
チームの強化には、意識の向上と戦力の底上げが不可欠です。各ポジションにおいて、ここからより厳しい競争を展開することにより、秋季大会では充実した戦力で上位進出を成し遂げることができるよう練習に取り組んでおります。よくやったとも、不甲斐ないとも言えるこの結果をどう反映させるのか。私は、このチームの実力はこの程度ではない、と思っています。すべてのメンバーの成長が真の実力発揮への絶対条件、部員たちの可能性に注目です。
今大会は雨天順延や会場変更もあった上、平日も含む厳しい日程ではありましたが、たくさんの方に応援いただき深く感謝しております。チームの今後の成長と躍進に期待し、これからも全力応援よろしくお願い致します。
《文責》尾形