応用数理科3年 AdvancedScience生命科学 徳島大学での高大連携授業徳島大学
2026年7月12日 18時57分6月16日(火)午後、応用数理科3年生の「Advanced Science」で、徳島大学教養教育院の渡部稔教授による高大連携授業を行いました。毎年継続して、行っており、高校の学習内容に合わせた形にご準備していただきました。
今回のテーマは「DNAの制限酵素地図の作成」です。制限酵素によるDNAの切断、電気泳動法によるDNA断片の解析と、高校生物で学ぶ内容を実際に体験できる盛りだくさんの実験です。
まずは、制限酵素やPCR法、電気泳動法について講義を受けました。高校で学んだ内容を振り返りながら、大学での研究とのつながりについても分かりやすく説明していただき、生徒たちは興味深そうに話を聞いていました。
講義の後はいよいよ実験です。まずはマイクロピペットの操作練習からスタートしました。応用数理科の生徒たちは日頃から実験に取り組んでいることもあり、慣れた手つきで正確に操作していました。その後、DNAを制限酵素で切断し、PCR法で増幅、さらに電気泳動によってDNA断片の長さを確認し、制限酵素地図の作成に挑戦しました。
| 分かりやすく講義をしていただきました | 制限酵素でDNAを切断します | 切断したDNAを電気泳動法で分析します |
電気泳動の待ち時間には、プラナリアの再生実験も行いました。プラナリアは非常に高い再生能力を持つ生物で、切断しても体の位置情報を作り直しながら再生すると考えられています。また、昆虫の脚の再生を例に、「もしここで切断したら、どのように再生するのだろう?」という思考実験にも取り組みました。生徒たちは友達と意見を交わしながら予想し、生命の不思議さについて考えを深めていました。最後には実際にプラナリアを切断し、今後どのように再生するのかを観察する準備を行いました。
| 再生の仕組みについて考えます | 実際に切断し観察します | DNAの切断した結果について分析します |
今回の授業では、高校で学んだ内容を大学レベルの実験で確かめることができ、生徒たちは生命科学の面白さや奥深さを実感していました。大学の先生から直接指導を受け、最先端の実験技術に触れることができたことは、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。
今後も大学との連携を深めながら、大学の知を学びに取り入れ、生徒たちの探究心や科学への興味をさらに育んでいきたいと思います。