応用数理科107HR 高大連携授業【徳島大学pLEDフォトニクス研究所】
2025年6月27日 10時13分6月27日(金)6、7限目に応用数理科107HRにおいて、ScienceIntroductionの授業で、徳島大学pLEDフォトニクス研究所から、時実 悠 先生をお招きして高大連携授業を実施しました。
最初は研究者になった経緯と現在の研究、そのやりがいについて自己紹介と合わせて、説明していただきました。研究者になった経緯では、大学見学に行った際、「大人が一生懸命取り組んでいることに面白い」と感じ、研究者を目指されたそうです。、また、研究と学習について「答えが分かっている問いかどうか」「分かってないことを分かることが面白い」というお話しをしていただきました。
ご自身が行っている研究は「光りを使った計測」だそうです。例を上げ、分かりやすく説明していただきました。
最後は、実際にレンズの公式を使った実験を行いました。高校受験にも良く出題される、光源、レンズ、スクリーンを使い、はっきりと像を結ぶ位置を測定し、蛍光灯の明かりでは、どうなるのか考えました。
光源からの距離が遠くなると、レンズからスクリーンまでの距離がとても短くなることが分かり、小学生の頃、太陽を虫眼鏡で光りを集めていた現象は、「太陽そのものを写していた(向きは上下左右逆です)」ことを説明していただきました。身近な現象が科学的に分析されることは、とても面白いことだと感じました。
本物と出会うことで、自然現象が科学的な見方から見る力が養われる。ぜひ、よい気付きを生む機会をどんどん提供していきたいです。