令和7年度活動一覧

【応用数理科3年生課題研究全国発表】全国SSH生徒研究発表会

2025年8月6日 17時52分

8月5日(火)~7日(水)全国のSSH校238校の代表研究グループが神戸に集い、研究発表を行う「全国SSH生徒研究発表会」が神戸国際展示場で行われました。本校からは「アオサノリの生育と河川水の生育について」の研究グループが参加しました。

このグループは、徳島文理大学での山本博文の研究においてアオサノリの完全陸上養殖が実現したことを受け(以下リンク)、山本先生の指導を受けながら、河川水と生育の関係を見てきました。

https://www.bunri-u.ac.jp/faculty/pharmacy/info/2021110200027/

1年間に観察を続け、元素と生育についての関係について一定の結果を得ることができました。粘り強く実験に取り組んだ結果です。

さて、8月5日(火)は国際展示場での準備日です。ポスターを貼ってから、事前発表練習です。しっかり発表できるよう会場が閉館する16時まで行いました。

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発表会場に到着しました          最後まで発表内容を確認します

8月6日(水)は午前・午後にまたがるポスター発表です。会場には評価委員の方以外にも一般観覧の方もたくさんいて、会場は熱気溢れる発表が行われていました。何度も発表と質疑応答を行い、プレゼンテーション能力の向上だけでなく、自分たちの研究を改めて考える深める機会になったと思いました。全体で8校が選ばれる代表発表には選出されませんでしたが、JSTの研究指導員から「非常に良い研究である」とのお褒めの言葉をいただくことができました。

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 発表と質疑応答を繰り返します      会場はすごい熱気です

8月7日(木)は代表校8校による口頭発表です。さすがは、全国のSSH校238校の代表。テーマは高校生ながら社会実装できそうなアイディア並びにその検証がなされていたり、ツバメが好きで追い続け、数学的データ処理からの検証がなされていたりと、どの研究も面白く、興味を惹かれるものばかりでした。

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最後に科学技術振興機構から「皆さんの好きを全力で応援します」との言葉が、SSHの本質を表していると思いました。是非、知識を覚える向こう側にある知識を使う探究学習を進めていければと感じました。

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