平成28年度活動報告

防災炊き出し訓練の様子

 12月22日(木),終業式の日の午後,防災炊き出し訓練を行いました。あいにくの雨でいつもの場所(食堂の南側)で行えず,アババイ像の前での実施となりました。今年はアルファー米の白飯と炊き込みごはん,豚汁を提供しました。
 最近,熊本をはじめ各地で地震が多く発生し,アルファ米は品薄状態が続いているそうです。本校でも実施前日にやっと届くという状況でした。業者からは,訓練のために購入するのではなく,毎年一定量購入して備蓄しておくことを勧められました。
 また,250食を予定していた豚汁が130食分しか提供できなかったことや,苦労して手に入れたアルファ米だったにもかかわらす,「豚汁は食べたいけどアルファ米はいらない」という生徒が多く,余ってしまったことなど実施後様々な反省点がありました。毎年のことですが訓練の大切さをひしひしと感じるとともにこれらの経験を今後に生かしていかなければならないと強く思っています。

第67回 祖父母の会の様子

 10月1日(土),家庭クラブ・松柏会家庭教育研修部 共催 第67回「祖父母の会」を本校4階多目的ホールで開催しました。この行事は67年間ものあいだ続いている家庭クラブの伝統行事で,今年も58名のおじいちゃんやおばあちゃん方が参加してくださり盛大に開催することができました。
 レクリエーションでは,まず家庭クラブ委員による肩たたきゲームや「自己紹介ゲーム」などで打ち解けていただき,その後は,吹奏楽部の演奏や茶道部の抹茶サービス,家庭教育研修部の「七福神音頭」など歌や踊りで賑やかな会となりました。また,伝言ゲームや○×クイズなども行い,楽しいひとときを過ごしていただけたのではないかと思います。
 最後に,家庭クラブからはクラブ員手作りの「非常用持出袋」,家庭教育研修部からは鉢花の記念品が贈呈され,参加者全員で記念撮影をして終了となりました。おもてなしをさせていただいた私たちもとても楽しい充実した一日となりました。ありがとうございました。これからもどうぞ皆様お元気でお過ごしください。

家庭クラブ主催「熊本支援不用品バザー」について

9月3日(土)に行われた城南祭において,家庭クラブでは「熊本支援不用品バザー」を開催しました。夏季休業中に保護者の方々からご提供いただいた品は200点を超え,バザー当日も売上げにご協力いただき,47,931円の収益となりました。本当にありがとうございました。
この収益金はすべて「熊本地震災害義援金」として日本赤十字社に振り込ませていただきましたこともご報告させていただきます。

徳島県家庭クラブ連盟総会ならびにリーダー研修会の様子

徳島県家庭クラブ連盟の総会およびリーダー研修会が18日(木)13:00からとくぎんトモニプラザで行われ,会長・副会長が参加しました。開会式では前年度県連盟会長であった本校3年東浦瑞歩さんが感謝状と記念品を贈呈されました。

続いて総会があり,前年度事務局であった本校が行事報告と決算報告を行いました。
その後の,リーダー研修会生徒の部では,「楽しいカード作り」というテーマで研修が行われ,マスキングテープを使ったカードやうちわ作りを教えていただきました。これは簡単に楽しくできるので今後の家庭クラブ活動に取り入れて行きたいと思います。

中学生体験入学の様子(家庭科)

8月17日(水)中学生体験入学が実施され,家庭科の授業では徳島の郷土料理の一つである「やきもち」を作りました。
「やきもち」は江戸時代に蜂須賀公に献上したところ非常に喜ばれたと言われている焼き菓子で家庭でも簡単に作れます。

参加した中学生にj授業後,郷土料理についてのアンケートを行いました。集計結果は次の通りです。

郷土料理については知っているが今回作った「やきもち」については知らない人が多くいたこと,小学校や中学校では郷土料理の実習をしていない学校が多いこともわかりました。また,徳島の郷土料理ではそば米汁,たらいうどん,そうめんのふしのしる等がよく知られていることもわかりました。
生徒の感想としては,「もちの中にあんこを包むという作業が難しかった」「簡単そうで意外と難しかったが,おいしくできた。」などもあり,普段あまりしない「あんこを包む」という作業に苦戦していたようでした。

家庭クラブ四国大会参加

7月26日(火)四国地区高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会があわぎんホールで行われ,本校からは家庭クラブ委員14名で参加しました。四国四県の代表者がそれぞれホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動の研究発表を行い,どの学校も家庭や地域の生活をよりよいものにしたいという熱意が感じられました。今日の内容は今後の活動に生かせると思います。

家庭クラブ 保育園夏祭りボランティアの様子

7月24日行われた「とくしま健祥会保育園」の夏祭りボランティアに家庭クラブ員15名が参加しました。「たからつり」や「くじびき」「とんでったヤシのみ」など各ブースでの販売のお手伝いをしながらたくさんの子どもたちと触れあうことができました。

家庭クラブ 食育講演会の様子

 7月22日(金)食育講演会を実施しました。これは本校が昨年から取り組んでいる「生活改善プロジェクト」の一環で行ったもので,受験勉強が本格化する高校3年生の2学期以降から食生活が乱れる生徒が多くなるので,今回は「受験期の食事」というテーマで調理実習を交えた講演会を企画しました。保護者の方9名,家庭クラブ委員の生徒16名の計25名が参加し,講師の森本和子先生のご指導で4品の料理を作って試食しました。
 先生からは,夜遅く食事をとるときは食事の間隔をあけすぎず、消化の良いものを食べること,絶食の時間が長いと体に脂肪をため込みやすいので「分食」がよいことなどを教えていただきました。
※「分食」とは・・・午後7時頃までにおにぎりなど食べやすいものを先にとって帰宅後は野菜中心の温かいもの、汁物など低エネルギーで消化の良いものを食べること

 

<献立>
ごはんのぺっこん焼き
とろーりライスピザ
コーンスープ
すだちゼリー の4品です。
<感想>
ごはんのぺっこん焼きはご飯,卵,キャベツなどの野菜を
混ぜて焼くのですが,野菜が多く摂れてあっさりとしたお夜食
向きの一品だと思いました。
とろーりライスピザは,お茶碗の1/3くらいの少ないご飯を
ラップに包んで平たく伸ばし,上にチーズやソーセージなどを
たっぷりのせてボリュームたっぷりの一品になりました。
すだちゼリーもさわやかな仕上がりでとてもおいしかったと思います