本校応用数理科2年の菊山結衣・疊谷綾乃・山西美華の3名が、「アオサノリの生育と金属イオンの影響について」をテーマに、2026年2月18日(水)~19日(木)鹿児島県宝山ホールで開催された第11回高校生国際シンポジウムにおいて、約2倍の倍率となった一次選考を通過し、ポスター発表を行いました。
本シンポジウムは、「人類の英知の上に立ち、未来を創る」をテーマに開催され、全国および海外から集まった高校生が研究成果を発表するとともに、第一線で活躍する研究者・企業人の講演や議論に触れる貴重な機会となりました。



研究では、徳島県の特産であったアオサノリの養殖衰退という課題に着目し、金属イオンが生育や形態に与える影響について実験的に検証しました。ポスター発表では、専門家からの意見をいただき研究内容をさらに深めるとともに、地域資源を活用した持続可能な養殖技術の確立に向けた基礎的知見として、高い評価を得ました。



発表以外にも、基調講演「脳の性差と多様性」において、東北大学大学院教授・大隅典子氏が講演を行い、脳科学の観点から多様性を尊重する社会の重要性について理解を深めました。
また、パネルディスカッションでは「社会の変化と求められる力」をテーマに、各分野の第一線で活躍する方々による議論が行われ、主体的に学び続ける姿勢や多様な価値観を受け入れる力、社会課題に向き合う探究力の重要性が示されました。
さらに、生徒交流会を通して他校の生徒と交流を深めるとともに、進路座談会では大学生や研究者、企業で活躍する若手の方々から進路選択やキャリア形成に関する実体験を聞くことができ、生徒たちにとって将来を考える貴重な機会となりました。
本シンポジウムへの参加を通して、生徒たちは自らの研究を発信する力を高めるとともに、国内外の高校生や専門家との交流を通して視野を大きく広げることができました。今後も本校では、探究活動を通じて科学的思考力と国際的な視野の育成に取り組んでいきます。