2023年8月の記事一覧

第47回全国総合文化祭2023かごしま総文自然科学部門への参加について

7月29日(土)~31日(月)鹿児島大学郡元キャンパスと谷山サザンホール行われました第47回全国総合文化祭2023かごしま総文自然科学部門に応用数理科3年生3名が参加しました。7月29日(土)には、口頭発表が行われ、「跗節による分類と跗節裏の毛の生態的意義」の発表を行いました。堂々とした発表で、審査員の方から観点が非常に細部であるとの評価でした。7月30日(日)も引き続き、口頭発表が行われ、見学しました。2日目は秋篠宮様並びに悠仁様が見学においでになり、目の前の席でしたので、緊張すると共に、すごい場所で発表しているのだと改めて思いました。2日間にわたり行われた発表は、さすが全国発表、どの発表も的を得た検証実験と鋭い考察が行われていました。午後からは巡検研修が実施され、私たちは桜島に渡ってのフィールドワークを行いました。桜島の自然や噴火の歴史を体感することができました。総文祭自然科学部門に参加して、鹿児島の方々、特に錦江湾高校の方々のおもてなしに感動しました。そして、全国の方々と一緒になって課題研究を頑張っていこうと思いました。

 

               研究発表は2日間にわたって行われました

2日目の午後からはフェリーで桜島に渡り、巡検研修を行いました。大正の噴火により火山灰で鳥居が埋まっています。

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徳島大学 高校生向けの遺伝子組換え実験講習会への参加について

7月25日と26日の2日間、徳島大学蔵本キャンパス先端酵素学研究所で、高校生向けの遺伝子組換え実験講習会に普通科2年生 1名が参加しました。

まず、参加生徒同士この講習会に参加した動機を発表しました。その後、徳島大学の先生から、遺伝子組換え安全講習会並びに2日間で行う実験の説明をしていただきました。

2日間で行う実験は、「①大腸菌の形質転換実験」「②DNAからお酒に強い遺伝子を持つか調べよう」です。

「①大腸菌の形質転換実験」はよく生物の試験にも出る実験で、抗生物質耐性遺伝子とGFPタンパク質を持つプラスミドを大腸菌に入れ、大腸菌を形質転換させる実験です。

「②DNAからお酒に強い遺伝子を持つか調べよう」では、髪の毛から自分のDNAを取得し、PCRで増幅、その後制限酵素で処理すると、お酒に強い遺伝子を持つ場合は切断され、そうでない遺伝子の場合は切断されないことを利用し、その後電気泳動すると、自分がどちらの遺伝子を持つか分かるというものです。

どちらも少し難しい内容ですが、実際に実験を行うことで、理解が深まったと思います。今後も、高大連携等も利用しながら、体験的な学びを積極的に行っていき、科学技術人材の育成のために努めていきたいです。

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園瀬川総合調査の実施について

7月12日(水)の午後に応用数理科1年生によって園瀬川総合科学調査を実施しました。園瀬川総合科学調査はSSHに指定された平成15年度より実施されており、「上流」「中流」「下流」に分かれて調査が継続されています。主な調査内容は「流速」「透明度調査」「パックテスト」「水生昆虫の採集」です。前日の7月11日(火)に事前学習を行い、パックテストの手法や水生生物の採取方法、園瀬川に生息する水生生物の説明等をおこないました。事前研修をしている生徒達の顔を見ていると、川の調査に対して楽しみにしているようでした。当日、園瀬川総合調査に出発しましたがゲリラ豪雨により、中流と上流は調査が十分にできませんでしたが、下流は豪雨で動けずに橋の下で待機していると、天候が回復してきて、生物調査まで十分に行うことができました。事前研修の効果もあり、生物採集を上手に行うことができました。採集した生物について、指標生物と園瀬川に多く生息するクロトンボのヤゴなどの生物の確認を行い、指標生物による調査と化学的調査を合わせ、総合的に水質を調べることができました。やはり実際の環境で生物などを観察することは大切だと感じました。「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる。」これからも、生徒達の身になる経験を与えられるように取り組んでいきたいです。

前日の事前研修では生息する生物など  調査域に入っていきます【下流】   パックテストを実施しています 

も合わせて学習しました

           色見本と合わせています

上手に水生生物を採集しています     採集した生物を集めて     指標生物等の確認を行い、記録しました

 

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