園瀬川総合調査の実施について

7月12日(水)の午後に応用数理科1年生によって園瀬川総合科学調査を実施しました。園瀬川総合科学調査はSSHに指定された平成15年度より実施されており、「上流」「中流」「下流」に分かれて調査が継続されています。主な調査内容は「流速」「透明度調査」「パックテスト」「水生昆虫の採集」です。前日の7月11日(火)に事前学習を行い、パックテストの手法や水生生物の採取方法、園瀬川に生息する水生生物の説明等をおこないました。事前研修をしている生徒達の顔を見ていると、川の調査に対して楽しみにしているようでした。当日、園瀬川総合調査に出発しましたがゲリラ豪雨により、中流と上流は調査が十分にできませんでしたが、下流は豪雨で動けずに橋の下で待機していると、天候が回復してきて、生物調査まで十分に行うことができました。事前研修の効果もあり、生物採集を上手に行うことができました。採集した生物について、指標生物と園瀬川に多く生息するクロトンボのヤゴなどの生物の確認を行い、指標生物による調査と化学的調査を合わせ、総合的に水質を調べることができました。やはり実際の環境で生物などを観察することは大切だと感じました。「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる。」これからも、生徒達の身になる経験を与えられるように取り組んでいきたいです。

前日の事前研修では生息する生物など  調査域に入っていきます【下流】   パックテストを実施しています 

も合わせて学習しました

           色見本と合わせています

上手に水生生物を採集しています     採集した生物を集めて     指標生物等の確認を行い、記録しました