図書企画課より

1年生理数探究基礎 講演会「ファッションから考えるサステナブルな未来」

 10月6日の理数探究基礎では、一般社団法人 unisteps 共同代表 鎌田 安里紗(かまだ ありさ)さんをお迎えし、ファッションの観点から社会の問題や消費者として意識すること、取り組めることなどについてお話をうかがいました。鎌田さんは、モデルや渋谷109のショップ店員をするなか、ファストファッションや大量消費の裏にある問題に気づき、これまで数々の啓発的な取り組みを実践されています。途上国の劣悪な労働環境や大量生産が環境に与える負荷を、わかりやすくインパクト大の例で説明してくださり、私たちが毎日何気なく着ている服が、さまざまな国のさまざまな立場の人と関わっていることを実感させられました。また、今日から私たちにできる5つのことを教えてくださいました。さっそく今日の洗濯から考えたいものです。講演後も、みなさんのいろんな質問にていねいに答えてくださいました。

 来年のFashion Revolution に参加する人がいるといいですね。

1人が100%をめざすよりも・・・今回で3回目の来校ですが、聞くたびに新しい内容が加えられています。 昼休みも個別に対応していただきました!

   

1年生 理数探究基礎 2030SDGsカードゲームの2日間

7月13・14日の二日間、2030SDGsカードゲームを通してSDGsについて勉強しました。国連をはじめ、いろんなところで実施されている人気のゲーム、講師はファシリテーターの渡邉さんです。

自分たちの目標を達成すべく、せっせとプロジェクト実現にいそしんだ結果、前半終了段階で環境ボロボロの世界を作り出してしまったクラスが続出しました。でも環境や社会を意識して知恵を出し合った後半、終わってみれば経済も環境も社会もWell Balancedな世界に。10グループすべてがゴールを達成したクラスも複数、すばらしい切り替えでした。経済を取れば環境が劣化する、緑を増やそうとすると自分のゴール達成から遠のく、など、実社会のようなジレンマを感じることができ、大変勉強になりました。またプロジェクトは、こんな貢献したいなと感じるものから、良心の痛むようなものまでさまざま。ランダムに与えられたゴールも、人それぞれの価値観の違いを表しているみたいで、社会の縮図のようなものを感じました。

2日間丁寧に準備していただき、私たちの意識と社会のつながりを体験させてくれた渡邉さん、ありがとうございました。

真剣に聞いています!考えてます忙しくなってきましたみどりが・・・回復の兆しゴール達成したのは・・・