令和3年度活動内容

J-Linkツアーin関西2年ぶりの開催

 昨年度のJ-Linkツアーはコロナ禍のため直前で中止となりました。今年度はオミクロン株感染拡大による第6波が心配される状況でありましたが、1月6日(木)に普通科・応用数理科の1・2年41名が参加し、なんとか2年ぶりの開催となりました。訪問先は、兵庫県佐用町の理科学研究所放射光科学研究センターと姫路市科学館です。放射光科学研究センターでは、放射光普及棟にてSPring8及びSACLAの説明を受け、その後3班に分かれて施設内の案内・説明をしていただきました。当日は数少ない運用休止中の時期であり、SACLAのビームライン700mに沿って見学することもできました。最後にSACLAの研究員である犬伏雄一先生より「研究者とはなんぞや」とのご講演をいただき、課題研究や探究にもつながる貴重な体験ができました。午後には姫路市科学館を訪問し、プラネタリウムでブラックホールが発見される経緯を学んだり、学芸員の方から常設展示の説明を受けました。この経験を機に最先端の科学技術に興味を持ち、研究者や技術者として活躍できる人材が育ってくれることを期待します。