令和6年度活動内容

第二回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会の実施について

2025年2月28日 00時00分 [管理者]

2月8日(土)の午後、第二回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会が徳島大学総合科学部3号館で開催されました。この会は第一回の課題研究のテーマ決めの研修会の後、大学の先生に研究計画書を送り、コメントをいただき、そのコメントを受けて、各校で実際決めてきた課題研究のテーマ並びにその検証方法についてポスターセッションの形で実施し、大学の先生や高校の先生に意見をいただくと共に、生徒同士でお互いの内容を確認・意見交換をする会となっています。今回は、本校含め4校(城南・富岡西・海部・徳島市立)の参加があり、発表数は26グループ、76名が参加・発表しました。発表は3交代で4回発表を行い、発表4分、質疑9分で議論の時間を多くとりました。大学の先生9名と高校教員12名はそれぞれのポスター発表を見学し、それぞれの研究計画に対して、活発な議論を行っていました。閉会に際しての講評は、よくできていたという評価をいただいた一方で、よい研究をまとめるには、関連する研究について過去の論文等をきちんと検証し、自らでしっかりと実験計画を立て、検証実験を行い、議論することが大切であると、重要なご助言をいただきました。また、前回と比べ、レベルが上がってるとの意見もいただきました。終了後,希望するグループには個別相談の時間を設定しました。例年、質問に行くグループは本校の生徒がほとんどでしたが、今年度は、他校生徒も多く質問に行くなど課題研究に取り組む姿勢が高まっていると思いました。本県の課題研究への取り組む姿勢は毎年向上していると感じます。また、今回の振り返りをカリキュラムの中に取り入れていただいている学校もあり、この研修会が定着してきて、研修会の効果が上がっているとも感じました。今後も本校は大学や他校とのつながりを大切にしながら本県の課題研究を進める仕組みを確立していきたいと思います。

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