台湾国立羅東高級中学来校
2025年2月28日 00時00分 [管理者]2月20日(木)、台湾の国立羅東高級中学から教員4名、生徒25名が日本への研修旅行で本校を訪れました。台湾国立羅東高級中学は全校生徒約1300人で、応用科学クラスや科学実験クラスがあり、特に理科に興味を持つ生徒たち25名が本校に来校しました。
初めは多目的ホールで歓迎会を行いました。城南高校校長と羅東高級中学主任先生があいさつをした後、生徒代表あいさつや両校のパフォーマンス等が行われました。司会は本校生徒が日本語と中国語、英語で行いました。
応用数理科1年 代表生徒が英語と中国語であいさつをしました 羅東高校と本校応用数理科1年生との記念写真です
その後、2 グループに分かれ、本校応用数理科1年生の生徒と羅等高級中学の生徒で、英語での実験教室を実施しました。生物分野と地学分野で実施し、生物分野では、テーマは「Let’s understand the green color of plants」として、直視分光器(spectrograph)を用い、抽出した光合成色素(photosynthesis pigments)を通した光を見るとどうなるか確認しました。その後TLCを用い、光合成色素を分離し、最後に光合成色素に紫外線を当て、クロロフィル蛍光を確認しました。地学分野では、「漣痕(れんこん)」という規則的な地形を水槽に水と砂を入れて再現しました。
光合成色素を抽出しています 地形モデルを形成しています
午後は応用数理科2年生と一緒に課題研究の発表を行いました。本校応用数理科2年生はSEⅡで行ってきた課題研究の英語発表を羅東高級中学は台湾東部の地理的特徴や現住民族などの紹介を英語で行いました。
SEⅡで行ってきた課題研究の英語発表を行います 台湾のプレートなど地理的特徴について英語発表してくれました
最後は多目的ホールに戻り、送別会を行いました。サイエンスと英語のたっぷり詰まった交流であったと思います。この経験をもとに、国際的に活躍できるグローバル人材として活躍してほしいと思います。
本校校長が挨拶をしました 応用数理科2年生代表が英語であいさつしました 全員で記念撮影です
なお、羅東高級中学校の本校への訪問は2月21日 徳島新聞朝刊に取り上げられました。