【応用数理科全国研究発表。快挙!】第28回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(沖縄大会)でポスター生物部門で最優秀賞(1位)・優秀賞(2位)をダブル受賞!
2026年8月29日 18時32分応用数理科3年生が、8月20日(木)~8月21日(金)に沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催された「第28回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(沖縄大会)」に参加してきました。
「とくしま生徒まんなか探究活動推進事業」における「課題研究を発表する」「全国で研究内容を共有する」活動として参加した今大会にて、本校から出場した2グループがポスター発表生物部門(全16演題)で最優秀賞(第1位)と第2位を獲得し、見事ワンツーフィニッシュを飾る快挙を達成しました!
【発表テーマ・受賞結果】
■ ユリ花弁創傷時に見られる蛍光の正体
【ポスター発表部門 最優秀賞(1位 / 16演題中)】
研究者:松尾 紗花
埼玉大学の豊田正嗣教授、京都大学の飛松裕基教授、徳島文理大学の久保美和教授のご協力(サイエンスメンタープログラム採択)のもと、中学校の時に興味を持った傷ついたユリ花弁に生じる蛍光現象を分析しました。アルカリ抽出やLC/MS分析を行った結果、蛍光物質が傷口を病原菌や紫外線から保護する「フェルラ酸の異性体」である可能性を突き止めました。
■ ヒト腸内由来放線菌の生育とその代謝物について ~食品パウダーの効果~
【ポスター発表部門 優秀賞 第2位(2位 / 16演題中)・ステージ口頭発表 優良賞】
・研究者:杖谷 樹音、松尾 理佐、安原 陽奈
徳島文理大学薬学部の阪口義彦准教授・松本可奈子先生のご指導のもと、薬剤耐性菌問題の解決を目指して「ヒト腸内由来放線菌」の研究に取り組みました。ココアやお茶などのカフェインを含む食材や、徳島県特産のレンコンパウダーを添加することで菌の増殖が促進されることや、特異的な代謝物が生成されることをHPLC分析にて確認しました。ポスター発表での第2位受賞に加え、ステージでの口頭発表も堂々と行いました。
【大会の様子】
■ 1日目:8月20日(木)ポスター発表・審査
会場である沖縄科学技術大学院大学(OIST)に到着後、OISTポスター発表の審査に臨みました。沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、世界最高水準の科学技術に関する教育研究を行うため、2011年に沖縄県恩納村に設立された5年一貫制の博士課程のみを持つ大学院大学です。会場の雰囲気が非常に良く、主体的に研究に取り組む雰囲気を肌で感じることができました。
| OISTにやってきました | OISTは衣食住が備わった素晴らしい環境です | 世界トップレベルの研究設備です |
さて、ポスター発表ですが、生物分野では全16演題がひしめく中、本校のブースには多くの参加者や審査員が訪れ、審査員の先生からの鋭い質問や他校の理数科生との熱のこもった質疑応答が1時間半にわたり活発に行われました。
| 一生懸命に説明します | 質問にもしっかり答えます | 審査員の質問にも的確に答えることができました |
■ 2日目:8月21日(金)ステージ口頭発表・生徒交流会・表彰式
2日目の午前中は、講堂にてステージでの口頭発表を行いました。大舞台での発表となりましたが、これまでの研究成果を分かりやすく堂々とプレゼンテーションすることができました。午後からの生徒交流会で各県理数科の仲間と親睦を深めた後、表彰式が行われ、本校2チームのワンツーフィニッシュが発表されました。
| 口頭発表では大勢の前で堂々とした発表ができました | ポスター交流会では、理数科の生徒と研究を通じて交流を深めました | 非常に良い雰囲気で仲間を作ることができました |
世界屈指の研究環境を備えたOISTという素晴らしい舞台で、1位・2位という結果を残せたことは、生徒たちにとって大きな自信となりました。特に放線菌のチームは一緒に考察を一生懸命に考え、徐々に思考力を伸ばしてきた粘り強い取り組みが実を結んだ結果です。
| 松尾 紗花さん 最優秀賞の受賞です | 城南高校最優秀賞、優秀賞のワンツーフィニッシュです |
ご指導・ご協力いただきました大学の先生方ならびに関係者の皆様に心より感謝申し上げます。これからも生徒の伴走者として、生徒の主体的学びを支え続けていきたいと思います。