第30回全国高等学校文化連盟小倉百人一首かるた四国地区大会(2025年6月7日)
2025年6月10日 14時21分 [教員50]6月7日(土)に愛媛県生活文化センターで「第30回全国高等学校文化連盟小倉百人一首かるた四国地区大会」が開催されました。徳島県チームは、城東高校、城南高校、城北高校、城ノ内中等教育学校で参加しました。本校からは石川さんが出場し、主将としてチームを引っ張ってくれました。この大会で優勝すると3月に東京で開催される全国グランプリの出場権を得ることができます。抽選の結果、愛媛県、香川県、高知県の順で対戦することとなりました。
第1試合愛媛県戦。本県は主将・副将・六将・七将・八将で臨みました。対戦相手は、それぞれ八将・副将・五将・主将・七将と当たることとなりました。まず愛媛県七将が序盤から攻め続け本県八将に14枚差で勝ち、愛媛県が1勝。対して本県は主将、六将が優勢に試合を進め、主将が13枚差、六将が10枚差で勝ち2勝。副将・七将は拮抗し、最終盤2組とも2-1(残り1枚の方が徳島県)までもつれ込みました。後2勝が欲しい愛媛県は主将・副将が自陣の札が同じになるように送り札を考え、札合わせを完成させていました。2勝という優勢な状況でしたが、最後までどちらが勝つかわからない展開となってしまいました。最後、自陣の札が読まれ、副将・七将が2枚差で勝ち、結果4対1で徳島県が勝利しました。高知県対香川県も熱戦が繰り広げられ、各県2勝ずつ取り、最後の1組にゆだねられました。1対1の運命戦まで試合は続き、最後は香川県が運命戦を制し、3対2で香川県が勝利しました。
第2試合香川県戦。本県は主将・副将・三将・六将・七将で臨みました。対戦相手は、それぞれ三将・七将・主将・副将・六将と当たることとなりました。どの試合も序盤から試合が動きました。香川県の主将・副将が19枚差・18枚差で2勝を取り、後がなくなった徳島県でしたが、主将・副将・六将が落ち着いて試合を進め、それぞれ14枚差・12枚差・15枚差で勝ち、結果3対2で徳島県が勝利しました。愛媛県対高知県は5対0で愛媛県が勝利しました。
第3試合高知県戦。本県は主将・副将・四将・五将・六将で臨みました。対戦相手は、それぞれ七将・主将・三将・副将・五将と当たることとなりました。序盤から徳島県がペースをつかみ、まず六将が21枚差で勝ち、それに続いて主将が18枚差、五将が16枚差、四将が12枚差、副将が10枚差で勝ち、結果5対0で徳島県が勝利しました。香川県対愛媛県は最後の一組が運命戦まで試合がもつれました。結果3対2で愛媛県が勝利しました。
リーグ戦の結果、徳島県が優勝することができました。特に、主将・六将は自分の試合がしっかりできており、安定した戦いができていました。しかし、四国全体で有段者が増え、高度なレベルの試合が展開されており、試合内容を見ると相手チームの戦術にはまり、ひやっとする場面もありました。香川の全総文まで日はあまり残されていませんが、今日の経験を成長の糧につなげて、全国の舞台で活躍してほしいです。